ユーザーインターフェイスにこだわり、開発はデザイナー主導で行う 編集部:まずは、Sleipnirというブラウザの名称の由来について教えてください。 金内:Sleipnirというのは、北欧神話に出てくる8本足の馬の名前で、社名のフェンリルも、同じく北欧神話に出てくる巨大なオオカミの名前です。いずれも社長の柏木が命名しました。発音は「スレイプニール」と伸ばす感じです。ユーザーの間では「プニル」の愛称でも呼ばれていて、ちょっと変わった名前のブラウザとして憶えていただいています。 編集部:国産ブラウザではシェアナンバーワンとされていますが、具体的な数字は? 坪内:いくつかある統計を参照した結果、2~3%ぐらいだと認識しています。国産ブラウザとしては、携帯電話や組み込みなどに特化している以外で一般ユーザー向けに継続的に開発を行っているのは、当社の他はLunascapeさんぐらいでしょうか。 編集部: