New York Timesが"The Coder and the Dictator"という、ベネズエラ政府による仮想通貨ペトロの開発を担当したベネズエラ国内の仮想通貨ベンチャーの社長視点で語られる、ペトロ開発の経緯に関する非常にスリリングで小説のような記事があったので、翻訳してみました。 主役の若者が、仮想通貨をベネズエラ政府のような圧制に対する切り札として捉えつつ、ペトロの開発を依頼され、「最終的に国民が政府の管理を逃れる方法になれば」と専門性を活かして政府の意図しないものができるようプロジェクトの舵を取ろうとするも、マフィアのようなベネズエラ政府にプロジェクトが乗っ取られていき、最終的には政権に協力してしまった形になるというドラマです。 大変長いですが、お暇なときに読み進めていただければ幸いです。 ガブリエル・ヒメネスはベネズエラのトップに居座るニコラス・マドゥロを毛嫌いしていた。そ
はじめに 去年の話となってしまうが、2019年11月30日を持って仮想通貨取引所Cを退職した。 2018年の3月入社なので1年と8ヶ月の在籍だった。 なぜ入社したのか 元々会社自体に興味はなく、2017年10月のビットコインバブル期にCMで流れてきて名前を知ったのと、翌年1月のNEM盗難事件で「へー、大変そうだな」という対岸の火事くらいの認識だった。 当時転職活動中で仮想通貨業界はまったく眼中になかったが、前職で関わりのあった方が事件後の立て直しで仮想通貨取引所Cに出入りしており、そこから声をかけられたのがキッカケだった。社内IT担当と面談し話を聞き、これはもうやることしかないと思った。 入社の決め手の話をすると大抵の人に不思議な顔をされますが… 面談の中で、社内IT管理部門が発足して間もないこと、人数も自分を含め3人ということ、事件後全てを一から立て直しを行わなければならないこと、等から
仮想通貨交換所「Zaif」を運営するテックビューロは、フィスコ仮想通貨取引所にZaifの事業を譲渡する。 巨額の仮想通貨が流出した仮想通貨交換所「Zaif」を運営するテックビューロは10月10日、フィスコ仮想通貨取引所にZaifの事業を譲渡すると発表した。顧客資産の保護のため、当初はフィスコが50億円の金融支援を行う方針だったが、協議の結果、事業譲渡に至ったという。テックビューロは事業譲渡を完了した後、仮想通貨交換業の登録を廃止した上で解散の手続きを行うとしている。 Zaifでは9月中旬、入出金用のホットウォレットを管理するサーバがハッキングを受け、サーバで管理していた「ビットコイン」「モナコイン」「ビットコインキャッシュ」(約70億円相当、うち顧客資産は約45億円)が流出した。これを受け、テックビューロは、顧客資産の財源確保のため、フィスコとの間で金融支援などを検討する基本契約を結んでい
仮想通貨交換業者16社は、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会を3月29日に設立し、4月23日に設立後初の臨時社員総会および理事会を開催したと発表した。 改正資金決済法による仮想通貨交換業登録を受けた16社は、3月1日に代表者会議で同法第87条の認定団体となることを目指した新団体について、1カ月をめどに設立することを合意。マネーパートナーズおよびbitFlyerの2社を設立時社員として、3月29日に同協会を設立した。 臨時社員総会では、マネーパートナーズ代表取締役社長の奥山泰全氏、bitFlyer代表取締役の加納裕三氏、ビットバンク代表取締役社長の廣末紀之氏、SBIバーチャル・カレンシーズ代表取締役執行役員社長の北尾吉孝氏、GMOコイン代表取締役社長の石村富隆氏の5名を理事に選任。会長には奥山氏、副会長には加納氏と廣末氏を選任している。 奥山氏は、団体設立に向けて「ようやく16社がまとまった
何かと話題の仮想通貨ビットコインだが、仮想じゃないのがいっぱいあった。それを知った私はついにビットコインに手を出したのだ。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:冬の桑畑がかっこいい! > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー
2017年7月から8月にかけて、ビットコインの分裂騒動が世間を騒がせた。ブロックチェーンの本家本元を襲った容易ならざる出来事だけに、技術の応用を検討する関係者にとって見過ごせない事案である。利害の異なる勢力は、どのような意図から、どのような手段を繰り出したのか。一連の出来事が残した教訓は何か。いまだに残る対立関係は、さらなる騒動を引き起こすのか。仮想通貨の技術動向に詳しいITジャーナリストの星暁雄氏が、わかりにくい事態の経緯を解きほぐし、事件の根底にある本質に迫る。(日経テクノロジーオンライン編集部) ビットコインの歴史にとって、2017年8月24日は大きな節目となった。数年間にわたる開発者コミュニティの努力の結果である新たな技術仕様「SegWit†」がビットコインに取り入れられたのである。SegWitをめぐり思惑が違う複数のグループがそれぞれ動いたことから、2017年に入ってから「分裂」
The Protocol The technology that allows Counterparty nodes to communicate with each other via the Bitcoin blockchain. Assets Create your own digital tokens in a matter of seconds, which can represent anything and are easily exchanged peer-to-peer. XCP The native currency of Counterparty, used for advanced features and representing stake in the protocol. The Protocol The technology that allows Coun
機能改善 イベント資料の投稿において、SlideShareやSpeakerDeckと同様に、Docswellの資料を埋め込みスライド表示できるように対応いたしました。資料の投稿機能は、資料URLを指定するだけで、URLから取得した情報を、適した形でconnpass上で表示・共有できる機能です 9月 30 オルトプラスラボTechセミナー2016 Fall 「ブロックチェーンは万能なのか?」 - 少し落ち着いてブロックチェーンを見極めよう -
「ブロックチェーン」という概念を生み出した暗号通貨ビットコインは、最も大規模かつ長期に運用されているブロックチェーンでもある。 現在、金融機関などを中心にブロックチェーンのアーキテクチャーへの関心が高まっているのは、ビットコインが実際に膨大な額の取引を仲介し、実用に耐えることを世に示したためだ。その意味で、全てのブロックチェーン実装は、何らかの形でビットコインの影響を受けている。 なぜブロックチェーンが非中央集権を目指し、proof of workなどの仕組みを採用し、エコシステムを形成しているのか。それを理解するためには、ブロックチェーンの元祖であるビットコインに立ち返る必要がある。本稿では、ビットコインの歴史や成果を振り返りながら、現在のブロックチェーンに対する誤解や期待の正体について考察したい。 ビットコインは何を成し遂げたのか もともとビットコインは、国家権力による裁定や裏付け資産
先日、分散システムをいろいろやっているメンバーで集まって、話題のブロックチェーンとかビットコインやらの勉強会をやってので、まとめておく。 いろいろ意見はあると思うけど、勉強会では問題意識は大体、共有できたと思う。まずは、キーノートやってもらったS社のMさんに感謝申し上げます。すごくわかりやすかった。やはり分散系をやっている人からの解説は、視点とか問題意識が同じなので参考になる。 以下、自分の個人的見解。合っているかどうかはシラン。 1. 現状の「ブロックチェーンとビットコイン」(以下オリジナルとする)は、そのままでは分散合意とは関係ない。 これはクリアだと思う。端的にいうとビザンチン将軍問題とは「まったく関係ない。」 だから「ブロックチェーンとビットコイン」がビザンチン将軍問題の解決になっているという話は、まずは「まとはずれ」だと思う。現状の「ブロックチェーンとビットコイン」は、分散合意は
私のオビ=ワン・ケノービこと大石哲之さんがTwitterでシェアしていたMike Hearnのビットコインお別れブログ。 ビットコインのコアデベロッパーのマイクハーンが、ビットコインは失敗したとしてコア開発者を離脱。「コミニティが失敗している」と書いてます。とはいえ、XTの提唱者でありまして、その失敗時点で離脱は予想の範囲内ではないかとおもいます。https://t.co/rounwOY0yv — 佐藤ヒロシ(※旧大石哲之) (@tyk97) 2016, 1月 15 マイク・ハーンのブログ長いな。しかし、完全に失望したように見えるし、全部のビットコインを売ったとある。信念は堅いようだ。ビットコインは実験的なものであり、そして失敗したと。 おもにスケーラビリティや、チャイナのマイナーの問題を取り上げていて、オープンソースとして失敗だと — 佐藤ヒロシ(※旧大石哲之) (@tyk97) 201
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