【AFP=時事】タイ北部の村で13日、インターネット検索最大手グーグル(Google)が提供するサービス「ストリートビュー(Street View)」の撮影スタッフが「政府のスパイ」と勘違いされ、尋問されるという騒動が起きた──。翌日、村の住民らは勘違いしたことを認め、謝罪している。 「ストリートビュー」でエベレストを体験 タイ人の撮影スタッフは13日、屋根にカメラ載せ、グーグルのロゴが付いた車両を運転していたところ、この村の住民らに停車させられた。住民らは、地元で反対され議論の渦中にあるダム建設のためのスパイを送り込んだものと勘違いしたという。取り囲まれたグーグルのスタッフは詰問された後、地元の寺に閉じ込められ、政府のために働いているのではないと仏像の前で誓わされた。敬虔な村人たちは、もし仏像の前で嘘をついたならば1週間以内に凶運に襲われるだろうと話していたという。 住民らは14日、