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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (26)

  • 昭和史の決定的瞬間 : 池田信夫 blog

    2016年06月12日08:14 カテゴリ 昭和史の決定的瞬間 民進党の江田憲司氏がこう書いている。国債は、子や孫たちへの「借金のつけ回し」、ってよく言われますよね。我々世代は将来の世代に借金を残しちゃいけないんだと。でも、ちょっと考えれば、これっておかしいって思いません? あなたが国債を買えば、それは「財産」でしょ。1935年に高橋是清が赤字国債の発行を減らそうとしたとき、陸軍も「国債は国民の債務なると共にその債権なるを以て何ら恐るるに足らず」と反対し、高橋は暗殺された。江田氏は、二・二六事件の青年将校の同志らしい。 しかし1930年代を軍部独裁の「暗い谷間の時代」と思うのは間違いだ。30年代前半には、民政党の斉藤隆夫が「粛軍演説」で軍を批判し、普通選挙で無産政党などの「民主勢力」が躍進した。日戦争に引きずり込んでいったのは、「国家改造」のために陸軍に協力した無産政党だった。資

    昭和史の決定的瞬間 : 池田信夫 blog
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    paravola 2022/08/19
    1935年に高橋是清が赤字国債の発行を減らそうとしたとき、陸軍も、「国債は国民の債務なると共にその債権なるを以て何ら恐るるに足らず」と反対し、高橋は暗殺された
  • ESG投資というモラルハザード : 池田信夫 blog

    2020年01月21日16:37 カテゴリ経済 ESG投資というモラルハザード ESG活動のコストや効果は投資評価に含めるべきで、これは当然です。投資は長期も当たり前。しかし、ESGでポートフォリオに制約を加えるのは、論理的に非最適になるので止めた方がいいし、ESGに掛かるコストにも注意が必要(向こうは商売だしね)。「主流」とか「CFA」とかに無関係の論理的結論。— Hajime Yamazaki /山崎元 (@yamagen_jp) January 19, 2020 きのうこういう論争が、水野弘道氏(GPIF最高投資責任者)と山崎元氏(国家公務員共済組合連合会資産運用委員)の間で繰り広げられた。水野氏のいうようにESG(Environment, Social, Governance)投資が流行していることは事実だろう。 しかしそれが投資理論として成り立たないことは、山崎氏のいう通りである

    ESG投資というモラルハザード : 池田信夫 blog
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    paravola 2021/01/22
    (よき)水野氏によると、ESG投資は「長期の収益を重視する投資」だというが...これは長期の収益を基準にしてポートフォリオを組んでいるのであって、ESGはそれを正当化する飾りにすぎない
  • 検閲するGoogleはやめてBingを使おう : 池田信夫 blog

    2020年12月19日17:05 カテゴリIT 検閲するGoogleはやめてBingを使おう グーグルが司法省に提訴され、フェイスブックがFTCに提訴されるなど、最近GAFAに風当たりが強まっている。無料で提供されるサービスに独禁法を適用するのはむずかしいが、情報のバイアスという点ではプラットフォーム独占の弊害は大きい。 グーグルはこのごろ検索結果のバイアスが強くなり、システム管理者を悩ませている。たとえば「感染症 アゴラ」で検索すると、図の左のように「サイエンスアゴラ」が3件も出てきて、「こまばアゴラ劇場」、「アゴラ内科クリニック」が2件、ホルモン焼き「アゴラ」が出てくるが、最初のページに言論プラットフォーム「アゴラ」の記事は1も出てこない。 これに対してマイクロソフトのBingで検索すると、右のように最初のページの10中7はアゴラの記事である。来のグーグルのアルゴリズムのように

    検閲するGoogleはやめてBingを使おう : 池田信夫 blog
    paravola
    paravola 2020/12/19
    (あひるのやつがいちばんいいかと)感染リスクを誇張しないサイトの順位を意図的に下げていると思われる/政府が脅威をあおっているときは、それに迎合するサイトを上位に表示し、それを疑うサイトを排除するのだ
  • 西浦モデルに欠けている「自然免疫」 : 池田信夫 blog

    2020年06月02日23:01 カテゴリ科学/文化 西浦モデルに欠けている「自然免疫」 ニューズウィーク日版の特集で、西浦博氏が基再生産数Roを2.5と想定した理由を率直に語っている。彼は「SIRモデルによるシミュレーション」と明言した上で、次のように説明する。 日では北イタリアのように全く制御できないような大規模流行が十分な期間、観察されていないため、流行対策に影響されていない、流行を丸腰で受けた場合の基再生産数Roが定量化できていない。 他方で一人当たりの感染者が生み出す2次感染者数の平均値、つまり実効再生産数を経時的に推定している際、3月中旬以降に全国で2を少し超える程度で安定な挙動を示したことから、流行対策の行われない状況下では2を超える安定的な値を取るものと考えられる。 そのため、3月中旬までの欧州諸国の推定値が2から3の間にあることに基づき、便宜的にドイツにおける流行

    西浦モデルに欠けている「自然免疫」 : 池田信夫 blog
    paravola
    paravola 2020/06/12
    しかしS(0)は本当に100%なのだろうか。これが6割減ったら接触削減と同じ効果があり、対策なしでもRt<1になる可能性がある。それは西浦氏の念頭にはまったくないようだが、宮坂昌之氏が彼を批判したのはこの点だった
  • ロックダウンは「巨大な誤り」 : 池田信夫 blog

    2020年05月04日09:06 カテゴリ科学/文化 ロックダウンは「巨大な誤り」 ハーバード大学のマイケル・レヴィットが、先進国で行われている「ロックダウン」を批判している。まず前半を自動翻訳でざっと訳してみよう。 この病気の発生後の発生では、政府の介入に関係なく、同様の数学的パターンが観察できます。約2週間の指数関数的なケースの増加(およびその後の死亡)の後、ある種のブレークが始まり、成長が鈍化し始めます。 インペリアルカレッジによってモデル化され、世界中の政府を劇的な行動に傾けた「何もしない」シナリオは、感染爆発が起こるという推定に依存していました。非常に迅速に人口の大多数が感染し、膨大な数の死者が記録されるはずでした。しかしそんな現象は、実際にはどこにも起こっていません。 いま私は中国を見ていて、単調に増え続ける指数関数的成長を見たことがありません。私たちが慣れている説明は、社会的

    ロックダウンは「巨大な誤り」 : 池田信夫 blog
    paravola
    paravola 2020/05/27
    マイケル・レヴィット/私たちが慣れている説明は、社会的距離とロックダウンで曲線が鈍化したということですが、そういう現象は見られません
  • タレブ、福島事故を語る : 池田信夫 blog

    2011年09月19日13:00 カテゴリエネルギー タレブ、福島事故を語る NHKのブログにタレブのインタビューのトランスクリプトが出ている。おもしろいので、例によって適当に訳して紹介しておこう。質問:福島の原発事故は、ブラック・スワン的な事象ですか? ブラック・スワンか否かは立場によって違う。七面鳥にとってのブラック・スワンは肉屋にとってはそうではない。福島事故は、人間にとってはブラック・スワンだが、自然の中では周期的な出来事だ。しかしこのように非常にまれな出来事を想定するとき、人はその確率を過小評価しがちだ。 資主義は、リターンを受け取るものがリスクも負うときはうまく機能するが、高い防波堤を建てることによる利益がはっきりしないと、津波の確率を低く見積もるインセンティブが生じる。事故が起きたら、会社が確実につぶれるというペナルティが重要だ。 質問:リスクは測ることはできますか? 非常

    タレブ、福島事故を語る : 池田信夫 blog
    paravola
    paravola 2020/01/04
    (2011年)七面鳥にとってのブラック・スワンは肉屋にとってはそうではない/事故が起きたら、会社が確実につぶれるというペナルティが重要だ/ボラティリティを恐れないで、破滅を恐れるべきだ
  • 子供を使って再エネ投資でもうける環境NGO : 池田信夫 blog

    2019年09月24日19:18 カテゴリエネルギー 子供を使って再エネ投資でもうける環境NGO 国連温暖化サミットで、小泉環境相の「セクシー」発言と並んで話題になったのが、スウェーデンの16歳の女の子、グレタ・トゥーンベリの演説だ。その動画を見るとわかるが、彼女の表情は大げさで芝居がかっているが、原稿を読んでいるだけで、記者会見にも応じない。その内容はこんな感じだ。人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。なのに、あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね。ありふれた活動家の演説で、16歳でなければ、だれも相手にしないだろう。彼女がよく引用するIPCCの報告書も、実は読んでいない。IPCCは人類が「大量絶滅」するなどとは書いていない。IPCCが予想しているのは

    子供を使って再エネ投資でもうける環境NGO : 池田信夫 blog
    paravola
    paravola 2019/09/26
    (補助金を取り合ってるのか)その目的はヨーロッパ全体で原発と火力発電を止め、彼らの投資している再エネに政府の補助金を出させることだ
  • フリードマンの提案した「累進消費税」 : 池田信夫 blog

    2017年06月26日20:16 カテゴリ経済 フリードマンの提案した「累進消費税」 アメリカ議会では国境調整税が成立する可能性が出てきたようだが、法人税の廃止にはいつも「金持ち優遇だ」という類の批判が出る。これは誤りで、高い法人税を避けるために企業が海外移転すると雇用が失われ、その損失は労働者が負担するのだ。 こういうバイアスは、グローバル化で生産要素が流動化すればするほど大きくなる。それを減らすには、場所の動かしにくい消費国で課税することが合理的だ。それがキャッシュフロー課税の発想で、ロバート・フランクなどのリベラル派の提案する累進消費税も、中身はほとんど同じだ。それはフリードマンが提案したことでもわかる。 そう。あのミルトン・フリードマンである。彼はフランクが1997年に累進消費税の論文を発表したとき、封筒を送ってきたという。手紙には「政府がもっと金を集めてもっと使うべきだというあな

    フリードマンの提案した「累進消費税」 : 池田信夫 blog
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    paravola 2017/07/06
    ロバート・フランクなどのリベラル派の提案する累進消費税も、中身はほとんど同じだ...そう。あのミルトン・フリードマンである/そこには「戦費調達の方法として最適なのは消費税だ」と書かれていたのだ
  • アメリカという特殊な連邦国家 : 池田信夫 blog

    2012年11月06日11:05 カテゴリ アメリカという特殊な連邦国家 アメリカ大統領選挙はきょう投票だが、ちょっとおもしろいのは最終盤になって両候補ともオハイオ州に入っていることだ。勝敗は大統領選挙人の数で決まるので、ブッシュ対ゴアのときのように得票数で上回っても負けることがある。これは不合理だというので、今まで何度も選挙法の改正が提案されたが、まったく問題にならない。それは書も指摘するように、アメリカが連邦国家だからである。 イギリスから独立するとき、13の国(state)が共同で戦ったことが連邦政府をつくるきっかけになったが、各国は独立の軍と通貨と徴税権をもつ主権国家だった。1789年に成立した合衆国は、今のEUよりゆるやかな連邦だった。連邦政府には予算がなく、各国からの拠出金でまかなわれ、各国間の通商には関税がかかり、それを規制する権限は連邦政府にはなかった。 各国の長は統治

    アメリカという特殊な連邦国家 : 池田信夫 blog
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    paravola 2016/11/13
    (オバマケアへの拒否反応とも関連)各国(州)の長は統治者(governor)と呼ばれるが、連邦政府の長は座長(president)と呼ばれる/権限を分散し、民主主義を抑制する
  • 原発・正力・CIA : 池田信夫 blog

    2008年02月26日14:44 カテゴリ 原発・正力・CIA 河野太郎氏の電波利用料の記事には、多くの怒りの声が集まっているようだ。しかし電波利用料の基準額は公表されているので、約35億円というのは、私が6年前のコラムに書いた通り、計算すればわかる数字だ。それにしても、なぜこんな巨大利権が半世紀以上にわたって維持されてきたのかを考える手がかりとして、書を紹介しておこう。 書では原発が中心になっているが、著者の前著『日テレビとCIA』とあわせて読むと、冷戦の中でメディアとエネルギーを最大限に政治利用した正力松太郎という怪物が、現在の日にも大きな影響を残していることがわかる(これは『電波利権』にも書いた)。正力は暗号名「ポダム」というCIAのエージェントで、米軍のマイクロ回線を全国に張りめぐらし、それを使って通信・放送を支配下に収めるという恐るべき構想を進めていた。 この「正力構想

    原発・正力・CIA : 池田信夫 blog
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    paravola 2016/09/18
    .正力は暗号名「ポダム」というCIAのエージェントで...同じくCIAのエージェントだった岸信介とあわせて、自民党の長期政権はCIAの工作資金で支えられていた
  • 北一輝 : 池田信夫 blog

    2007年12月20日16:59 カテゴリ 北一輝 北一輝といえば、一般には二・二六事件を煽動した狂信的なファシストぐらいにしか思われていないだろう。しかし私は、彼は近代日のもっとも重要な思想家の一人であり、現代にも深い影響を与えているという点では、ほとんど福沢諭吉に匹敵すると思う。彼の伝記の決定版は、松健一『評伝北一輝』だが、書もコンパクトな入門書としてよくまとまっている(1985年初版のの文庫による再刊)。 著者も指摘するように、北の基思想は昭和期の右翼のような超国家主義ではなく、むしろマルクスに近い社会主義である。それが国体に反するがゆえに、彼は天皇を前面に出したが、実質的には天皇機関説に近い立場をとっている。彼は明治維新を、天皇という傀儡を立てた「社会主義革命」だと規定し、来るべき革命はそれを完成させる第二の革命だと考えていた。 彼が1920年に書いた革命構想、『日

    北一輝 : 池田信夫 blog
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    paravola 2016/07/17
    北の基本思想は、今風にいえば...グローバルな市場原理主義を「道義を忘れ利潤を追求する資本家のエゴイズム」として否定し、さらに高次の個人と社会を止揚した共同体国家を建設しようとするものだった
  • スティグリッツ症候群 : 池田信夫 blog

    2013年06月10日00:12 カテゴリ経済 スティグリッツ症候群 さっき出したメルマガに、書き忘れた話があったのでメモ。第2部では、タレブのAntifragileをテキストにしているのだが、今回はエージェンシー問題。これはよく情報の非対称性で起こるといわれるが、質的な問題はペイオフの非対称性である。 その例としてタレブがあげているのは、巨額のもうけを出したくせに金融危機で政府に助けてもらった巨大金融機関で、彼らのモラルハザードを助長したのがスティグリッツだ。彼は2002年の論文でファニーメイとフレディーマックに対する政府の出資は貧しい人々が住宅を得るための援助であり、財政的なリスクもないとお墨付きを与えた。2008年に両社は破産し、米政府は彼らの不良債権7500億ドルを引き受けたが、スティグリッツは今に至るも自分の責任を認めていない。 このように研究者もジャーナリストも結果に責任を負

    スティグリッツ症候群 : 池田信夫 blog
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    paravola 2016/02/27
    (原発)2002年の論文で、ファニーメイとフレディーマックへの政府出資にお墨付きを与えた。2008年に両社は破産し、米政府は彼らの不良債権7500億ドルを引き受けたが、今に至るも自分の責任を認めていない
  • 社会学者はなぜ反原発派になるのか : 池田信夫 blog

    2015年11月01日00:05 カテゴリエネルギー 社会学者はなぜ反原発派になるのか 先週の「言論アリーナ」で、相馬中央病院の越智小枝さんが「もう福島は危険ではないのに、まだ多くの人が帰宅できない。これは医学というより心理学や社会学の領域だが、彼らが助けてくれない。むしろ不安をあおっている」と語っていたのが印象的だった、 たしかに客観的に福島の現状を調査している社会学者は開沼博氏ぐらいで、小熊英二氏や宮台真司氏などは反原発デモの先頭に立ち、「福島は危険だ」というキャンペーンを続け、甲状腺癌や白血病など小さな問題を誇大に騒いでいる。 理由は簡単である。彼らは3・11の直後に「原発事故は人類を破滅させる文明的な災害だ」と主張したので、福島が地獄でないと困るのだ。これは慰安婦キャンペーンを張った朝日新聞が、「強制連行」が嘘だとわかると「広義の強制」に問題をすり替えてキャンペーンを続けたのと同じ

    社会学者はなぜ反原発派になるのか : 池田信夫 blog
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    paravola 2015/11/01
    先週の「言論アリーナ」で、相馬中央病院の越智小枝さんが「もう福島は危険ではないのに、まだ多くの人が帰宅できない。これは医学というより心理学や社会学の領域だが...
  • 地球温暖化と原子力 : 池田信夫 blog

    2013年09月04日09:30 カテゴリエネルギー 地球温暖化と原子力 きのうの言論アリーナは、IPCCの5次報告書の執筆者である江守正多氏をゲストに迎えて、その内容と日の対応を考えた。守秘義務があってくわしい内容は話せないが、図のように第4次報告書に比べると地球温暖化は過去の予想の下限に近いとの予測らしい。ただ原因が人間の排出する温室効果ガスであることは「確実性が高い」そうだ。 もう忘れている人も多いと思うが、日は2009年に鳩山首相が国連の気候変動サミットで、温室効果ガスを1990年比で25%削減するという国際公約を行ない、そのために菅政権で原子力の構成比を50%にするエネルギー基計画を立て、どちらもいまだに有効である。さすがに25%削減は安倍首相も撤回する意向を示し、エネルギー基計画は民主党政権が「原発ゼロ」に変更しようとしたが、経産省が反対してそのままだ。 そろそろ状況も

    地球温暖化と原子力 : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/10/08
    (2013年)気候変動のリスクも原子力のリスクもゼロではないし、ゼロにする必要もない。どのようなリスクレベルで国際的な合意が得られ、快適な生活が送れるのか、という全体設計をまず考え...
  • 左翼の最後の砦 : 池田信夫 blog

    2007年04月06日22:05 カテゴリ経済 左翼の最後の砦 今日は、大阪のよみうりテレビで「たかじんのそこまで言って委員会」という番組に出演した(放送は日曜)。例の「あるある」をめぐって「テレビの何が問題か」というテーマだったが、ちょっと驚いたのは、司会者が拙著『電波利権』を紹介し、ゲストが新聞社とテレビ局の系列化などを批判していたことだ。これまでCSやラジオではこのの話をしたが、ようやく関西ローカルまで来たか。いや、実は関西以外でも19局ネットしていて、「見えないのは首都圏だけ」だそうだが。 題とは関係ないところでおもしろかったのは、なぜか田嶋陽子氏が「この番組は保守派ばっかりだ」とキレたことだ。彼女によると「海外経験者が少ない」のが問題だという。これに三宅久之氏が「あんたのような欧米崇拝はもう古い」と茶々を入れると、田嶋氏が気で腹を立てていた。 「日は遅れている」「欧米では

    左翼の最後の砦 : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/10/08
    NHKのキャスター曰く、温暖化対策は「待ったなし」/社会主義で運営されているNHKが統制経済を主張するのは、わからなくもない
  • 環境省にとって不都合な真実 : 池田信夫 blog

    2007年02月22日22:55 カテゴリ 環境省にとって不都合な真実 環境保護は、現代の宗教である。科学的に証明されていない教義を多くの人々が信じ、それを道徳的なこととして他人に押しつける。特にたちが悪いのは、これが「国定宗教」とされ、政府が経済活動を統制する根拠に使われることだ。それを布教するのは、政府に保護されているマスメディアである。彼らは科学的根拠のないリスクを針小棒大に騒ぎ、それが嘘であると判明しても訂正しない。そのために膨大な税金が浪費され、多くの人が必要のないコストを負担する結果になる。 武田邦彦『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』は、こうした「環境教」の倒錯した教義の具体例をあげ、その誤りを科学的に明らかにしている。たとえばペットボトルのリサイクルは、資源の浪費である。リサイクルするには、そのペットボトルの量の3.5倍の石油を必要とするので、リサイクルすると石油の消費

    環境省にとって不都合な真実 : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/10/08
    (2007年)環境保護は、現代の宗教である。そのために膨大な税金が浪費され、多くの人が必要のないコストを負担する結果になる
  • 浜岡原発は大丈夫なのか : 池田信夫 blog

    2007年07月18日08:26 カテゴリその他 浜岡原発は大丈夫なのか 中越沖地震で衝撃的だったのは、柏崎原発で50件もの故障・破損が起きたことだ。しかも設計で想定されていたM6.5を超えるM6.8がほぼ直下で起きたとされている。テレビでは変圧器の火災が注目されていたが、危ないのは配管類だ。さらに恐いのは、制御系に問題が起きて原子炉が制御不能になることである。 今回は、さいわい地震と同時に運転が停止されたが、関係者がもっとも心配するのは浜岡原発だろう。なにしろ、こっちはM8以上の大地震が30年以内に80%以上の確率で起こるとされる東海地震の震源の真上に建っているのだから。現地のブログによれば、柏崎で観測された680ガルという加速度は、浜岡の設計値も上回るという。 当かどうか知らないが、2年前には浜岡2号機の設計を担当した東芝の子会社の技術者から、東海地震が起きると「浜岡原発は制御不能に

    浜岡原発は大丈夫なのか : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/09/29
    (2007年)炉心溶融が起こって首都圏のほうに風が吹いた場合は、数百万人の死者が出るとも予想されている浜岡原発
  • 「持たざる国」への道 : 池田信夫 blog

    2013年07月27日13:08 カテゴリ 「持たざる国」への道 派手な戦争に比べて財政の歴史はあまり注目されないが、財政が戦争の原因になったことも多い。高橋財政は「国債の日銀引き受けによるリフレ政策で昭和恐慌を救った」などといわれるが、著者が前著で明らかにしたように、逆に日銀引き受けが軍部による際限ない財政拡大を生んだのだ。 太平洋戦争は「持たざる国」日が「持てる国」アメリカに対して無謀な戦争を挑んだ、と思っている人にとってはこの題名は奇妙だろうが、1930年代なかばの日は、英米もしのぐ世界で最高の景気だった。1937年には、日の植民地向け輸出額はイギリスを抜いて世界一だった。その日が財政の失敗によって軍部の暴走を許し、「持たざる国」になったのだ。 その最初が満州事変に始まる満州国の建設だった。大豆と石炭ぐらいしかなかった満州に30万人以上を移住させて建設した「満州国」の経営は

    「持たざる国」への道 : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/07/29
    満州国建設と高橋是清/大豆と石炭ぐらいしかなかった満州に30万人以上を移住させて建設した「満州国」
  • 左右の社会主義をもう清算しよう : 池田信夫 blog - ライブドアブログ

    2013年07月25日12:20 カテゴリ法/政治 左右の社会主義をもう清算しよう 昨夜の霞ヶ関総研は夏野総研までなだれ込んで、「あなたの知らない戦後の黒歴史」で3時間以上盛り上がった。石川さんも夏野さんも私より10年ぐらい下で、内ゲバは知らなかった。ニコ生のスタッフも「大学の中で殺しがあったなんて知りませんでした」と驚いていた。 学生運動といえば、安田講堂の攻防戦とか連合赤軍とか突出した事件しか人々の記憶に残っていないと思うが、私の時代までは学生の半分ぐらいは何らかの形で左翼にかかわっていた。共産党系の民青もいたが、流行していたのは新左翼で、東大では革マルが多かった。中核と革マルは、もとは革共同という同じ団体の分派だから似たようなものだが、この両派の内ゲバが一番ひどかった。 戦後の左翼の元祖は共産党で、終戦直後には山村工作隊や火炎瓶闘争などの暴力革命路線をとり、セゾングループの堤清二氏な

    左右の社会主義をもう清算しよう : 池田信夫 blog - ライブドアブログ
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    paravola 2013/07/25
    (その「中核」派が、電力独占と原発)「霞ヶ関のコアにあるのは岸(信介)以来の国家社会主義。自民党は、それを追認して国会を通すエージェントにすぎない」
  • 黒田将軍の「インパール作戦」 : 池田信夫 blog

    2013年05月25日12:43 カテゴリ経済 黒田将軍の「インパール作戦」 『「空気」の構造』で日の「失敗組織」の典型としてあげたのは、日軍である。権限と責任の一致しない「まつりごと」構造の危険性が、ここには典型的に出ている。その特徴は最高司令官には実質的な権限がなく、その下の参謀が作戦を決める組織だ。参謀はアドバイザーだから責任はないが、彼が情報を把握して意思決定を行なう。さらに参謀部の決定は各方面軍に丸投げされる・・・という入れ子構造になっていた。 こういう組織は、ふだんは意思決定が混乱して何も決まらないのだが、たまに独裁的な人物がリーダーになると、彼の「空気」に全員が引っ張られてしまう。その典型として半藤一利氏が『日型リーダーはなぜ失敗するのか』であげているのが、インパール作戦で有名な牟田口廉也である。 牟田口の特徴は、客観情勢より「必勝の信念」を重視する主観主義だった。1

    黒田将軍の「インパール作戦」 : 池田信夫 blog
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    paravola 2013/05/27
    攻撃だけを考えて後方の補給を考えない異次元緩和は、インパール作戦と似ている