南米から五大陸に広がったアルゼンチンアリ。各地で在来種を脅かすほどの巨大コロニーを形成している。 Photograph by CDC/PHIL. Corbis 外来生物は世界中で猛威を振るい、自然の生態系を脅かしている。特に蚊、ヘビ、コイなどの外来種は、既存の技術で駆除することができない。“遺伝子ドライブ(gene drive)”と呼ばれる新たな遺伝子操作技術が、国際研究チームによって発表された。外来種の遺伝子を操作することで、個体数の激減が期待されている。 「遺伝子ドライブの技術によって外来種を絶滅させ、もとの生態系を取り戻すことが可能になるだろう」と、7月17日付で「Science」誌とオンライン科学誌「eLife」に掲載された論文を執筆したハーバード大学の遺伝子工学者、ケビン・エスベルト(Kevin Esvelt)氏は述べる。 「人類と自然界が直面している問題を解決するために、この技
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