よく見ると、公式サイトにちょびっと解説があった。ざっくりと概要を追っていくと、 output は HtmlService.initTemplate() というメソッドにより生成される暗黙オブジェクトである。基本的に template が利用するものなのでドキュメントには記載していない。 この initTemplate() というメソッドの詳細自体、公式ドキュメントに記載されていないし、GAS のスクリプトエディタでも補完対象になっていないが、明示的に打ち込んでもきちんと動く(サンプルコードは後述する)。 これは 特殊な HtmlOutput 型オブジェクトで、append() と appendUntrusted() に対応する略記法としてプロパティ _ と _$ を持っている。output はさらに $out というプロパティを持っていて、これによりふつうの HtmlOutput 型オブジ
2020年2月6日、ついにGoogle Apps ScriptのJavaScript基盤でV8エンジンが利用可能になりました。これまでのGASの実行基盤はES2015ベースとは言え、一部が使えていただけで、最新のJavaScript環境で利用可能になっている構文は使えない状態にあったので、これでGASの書き方が一気に変わってくるかもしれない。 これまではMozillaのRhinoというエンジンで動いていたようで。現在はまだ選択式なので、V8にするためには設定が必要だけれど、いずれは現在のエンジンは廃止される見通しなので、今のうちにV8での書き方に慣れておく必要はあるかもしれない。今回はこのV8でどういう構文が使えるようになったのか?一個ずつ検証すると共に、GASの実行スピードも検証してみたい。 ※注意が必要なのが、GASはデフォルトでV8がONになってしまってます。。。新規作成時に要注意で
こんにちは! データアナリストのタダケン(@tadaken3)です。 データ分析やレポート作成をしていて、WEBサイト上にあるデータを使ってみたいって思うことあったりしませんか。5行ぐらいのデータであれば、コピペしてすむかもしれませんが、大量にデータがある場合は、そうもいきません。 もしプログラミングができるのであればスクレイピングという方法を使って、WEBサイトから情報取得することもできます。しかし、スクレイピングは実はプログラマだけの特権ではありません。 Googleスプレッドシートを使えば、標準の関数だけでスクレイピングできてしまうのです。今回は、WEBサイトのデータを簡単に取得する方法をお伝えします。
ことの発端とエラー内容 2018/7某日、これまでは問題なく動いていたGoogleのOAuthを利用するアプリケーションにおいて、Googleログイン時に下記のエラーが発生するようになった。 利用しているユーザーのアカウントでのみ発生 運営側のアカウントでは発生しない というケースだったため確認が遅れたが、なんらかの事情でGoogleログインがGoogle側から拒否されたものと思われる。 過去にOAuth Developer Verification Formの申請は行なっていたため、なんらかのタイミング・基準によってGoogleからの許可が外されたものと思われるが、その原因は不明なうえ、事前の通知等も一切なかった。ひとまずどうしようもないので、再申請を行なった。 この再申請に非常に手間と時間がかかったため、何かの一助となればと思い再申請のプロセスを適宜記載しておく。 前提 Googleロ
お天気情報を毎日メールで送りたい 宮崎県も梅雨入りして6月らしい感じになってきました。毎日お天気情報をみては傘を持って行こうかどうしようかと考えるので、スマフォにお天気アプリを入れようかと思ったのですが、そのためだけにインストールするの面倒。お気軽に宮崎県の天気情報を見たいなと思い、メールで受け取ろうという結論になりました。GASを駆使してお天気情報のデータを加工してメールで受け取るプログラムを書いてみました。 JSON情報の取得とパース まずお天気情報ですが、livedoor天気情報のWeather Hacksを使用することにしました。お天気マークの画像も使用できるし、JSON形式で取得できるのでこのデータを元に制作していきます。 JSON情報の取得は、以前に書いた記事「スプレッドシートでXML情報を取得して表形式に出力する方法(前編)」と同様に、UrlFetchAppクラスを使用します
Google Apps Scriptをはじめる準備 まず、Google Apps Scriptを利用するための準備が必要です。 といっても超簡単で、以下の二つだけでOKです。 Googleアカウント ブラウザ ほとんどの方は既に持っていますよね。 Googleアカウントは、Google Workspaceアカウントのほうが色々と優遇されているので望ましいですが、無料のGmailアカウントでもOKです。GASは無料で使えるのです。 スクリプトエディタを開く では、実際にGASのプログラミングに触れていきましょう。 GASのプログラミングは、Googleが用意してくれているスクリプトエディタというツールを使って進めていきます。 なので、GASプログラミングはスクリプトエディタを開く動作からはじまります。 スクリプトエディタの開き方には、いくつか種類がありますが、今回はスプレッドシートから開いて
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