韓国の聯合ニュースは15日、北朝鮮による核・ミサイル発射や戦争開始の兆候があった場合、韓国軍が北朝鮮の軍基地などを先制攻撃する「能動的抑止」が作戦計画に盛り込まれることになったと報じた。海軍哨戒艦沈没を受け、安保体制の再検討を行っている「国家安保総括点検会議」の委員の話として伝えた。 同ニュースによると、攻撃対象はミサイル基地や戦争の指揮施設などで、韓国側の被害を防ぐのが目的という。(共同)
6日付の韓国紙、東亜日報は、沈没した同国海軍哨戒艦の船体から、魚雷に使われる火薬の成分が検出されたと一面で報じた。また、沈没現場から回収された哨戒艦と材質の異なるアルミニウム片は、魚雷の破片であることが判明。沈没原因は北朝鮮による攻撃との判断で米韓が一致したと伝えた。 同紙は、合同調査団が遅くとも今月中旬までに最終の調査結果を発表するとしており、沈没原因が北朝鮮による魚雷攻撃と公式に判断されれば、南北関係が一気に緊張するのは避けられない。 韓国軍と米軍などの民間専門家による合同調査団関係者の話としている。同紙によると、火薬は沈没の際に分離した哨戒艦の煙突部分から検出された。回収されたアルミニウム片は、韓国内の武器に使用されていないことも分かったという。(共同)
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