<チベット仏教文化の中国への浸透が、習近平の一党独裁体制を脅かす>(写真:モンゴルの首都ウランバートルを訪問したダライ・ラマ14世) モンゴル駐インド大使が最近、インド外務省に書簡を送ったという。中国の習近平(シー・チンピン)政権によるモンゴルへの制裁を解除するよう、モディ首相から働き掛けてほしいとの内容らしい。 事の発端は16年11月末に実現したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(81)のモンゴル訪問。5年ぶり、9度目の訪問だった。中国外務省の報道官は「ダライ・ラマは法衣をまとったオオカミで分離独立分子」と口汚く批判。さらにモンゴルから輸入する鉱物に高関税を課し、決まっていた元借款を凍結するなど厳しい制裁を発動した。 困ったモンゴルがインドに助けを求めたのには訳がある。仏教に代表されるチベット文明はインドにルーツがあり、モンゴルはチベット仏教の強い影響下にある。モンゴル、チベット
霊示系アーティストの系譜について思いつくままに<前編> ここはやはり出口王仁三郎から 昭和10年(1935年)制作された映画「昭和の七福神」より。 王仁三郎自らが七福神にコスプレ!早すぎるマルチ・アーティストっぷりに驚愕。 こちらは王仁三郎の肉声“天津祝詞”など言霊パワーがハンパない。 現在CD-R作品http://tmochida.jugem.jp/?day=20161222 で入手可能。 その“天津祝詞”音源を使用したハナタラシ作品がコチラ 一方出口王仁三郎の玄孫、出口春日によるクリスタルボウル音霊と言霊によるユニット、 「おとのわ」は現在も活動中。一度ライヴ体験したい 出口春日と親交深いOSHOサニヤシン。とくれば勿論バグワン・シュリ・ラジニーシ。ノリノリで踊るOSHOがカワイイ! こちらはサニヤシンたちのレイヴ模様。これらダイナミック瞑想は現在西荻窪でも体験可能だ!!! ラジニーシ
本書『Heirs to Forgotten Kingdoms』は、アラビア語とペルシア語を流暢に操り、イギリスおよび国連の外交官を務めた経験をもつ著者ジェラード・ラッセルが、中東の宗教的少数派のコミュニティを訪ねて旅し、現地の言葉で丁寧に話を聞きとって、現代に生きるその姿をまとめあげたものである。 1997年、駆け出しの外交官だった著者は、エジプトに配属されてアラビア語を学んでいた。著者はカトリック教徒で、祈る時にもアラビア語を使えば上達するのではないかと思い、エジプトのキリスト教会であるコプト教会に通い始めた。これが著者と宗教的少数派の初めての出会いだったという。聖テレーズ教会というその教会は、キリスト教徒だけでなく、地元のユダヤ人やムスリムからも愛されていた。そこには、イスラーム教と他の宗教との確かな共存の形があった。 中東といえばイスラーム教一色だと思いがちだが、実は中東は多様な宗教
北朝鮮ではクリスマスを公に楽しむことはできない。しかし、金正恩体制とキリスト教は不思議な縁で結ばれている。 憲法上は信仰の自由が認められている北朝鮮でクリスマスを楽しめないのは、キリスト教が事実上の「禁教」として弾圧の対象となってきたからだ。クリスマスを楽しむ習慣も一般的には根付いていない。 その一方、クリスマス・イブにあたる12月24日は、宗教とは関係のないところで、北朝鮮にとって重要な意味を持つ日となっている。北朝鮮のカレンダーにはこう書かれている。 「抗日の女性英雄 金正淑(キム・ジョンスク)同志が誕生された」 地下教会の信者を処刑 金正淑氏は金日成主席の妻であり、金正日総書記の実母、すなわち金正恩党委員長の祖母にあたる。金日成氏を始祖とする金王朝、いわば金氏朝鮮の国母の生誕記念日が、奇しくもクリスマス・イブにあたるわけだ。金氏朝鮮のルーツにまつわる大切な記念日が、禁教であるキリスト
<イスラム教徒向け食品「ハラール」の不正表示対策を求める声が、中国のネット上で激しいヘイトスピーチに火を付けた>(写真:「清真(ハラール)」の食品を販売する陝西省西安の店) ここ半年ほど、中国のソーシャルメディアで過激な反応を引き起こしている問題がある。 それは、中国人のイスラム教徒がハラールフード(イスラム教の戒律にのっとって処理された食品)の偽装表示対策を求めていることだ。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」には、こうした要求をテロと同一視し、要求を聞き入れれば国内のイスラム教徒の過激化を招くと決め付ける声が渦巻いている。 偽ハラール・フードへの法規制を求める運動を主導するのは、少数民族の回族の人々だ。中国最大のイスラム教徒グループで、人口は1000万人を超す。イスラム教徒は「ハラール認証」の表示を頼りに食品を買うが、悪徳業者による偽装表示が絶えず、不信感は募る一方。そこで、回族たち
デジタル解析によりひも解かれたエン・ゲディの巻物。サイエンス・アドバンシズ誌ウェブサイトより。(c)Science Advances/Seales et al. 【9月22日 AFP】(訂正)極めてもろくなった状態の古代ヘブライ語の巻物をデジタル処理によって「開き」、史上最古級の旧約聖書写本の中身を明らかにしたとの研究論文が21日、発表された。 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文によると、「エン・ゲディ(Ein-Gedi)文書」として知られるこの巻物には、旧約聖書のレビ記(Leviticus)の文章が記されており、その年代は3~4世紀、もしくはさらに古い可能性もあるという。 論文では、今回の巻物の解読を「聖書考古学における重大な発見」と表現している。 これまでに発見された最古の旧約聖書写本は、紀元前3世紀から2世紀の間に書かれた文書が含
明治神宮は、全国一参拝者数の多い神社だそうだ。私も東京に行って時間に余裕があるとき、よく寄るスポットの一つである。 ところで、「参拝」する人は、何を目的としているだろう……と問うのは失礼かもしれない。もちろん本殿で手を合わせる人が大半かもしれないが、パワースポット巡りとか、鎮守の森を歩くことを楽しむ人も多いのではないか。 NHKスペシャルで、この森が約100年前に人工的につくられた森として紹介されて話題を呼んだようだが、多様で豊穣な生態系が築かれている東京都内のオアシスである。 私は、森もいいが、あえて拝殿前の鳥居に注目している。正確には、この鳥居となっている木の柱を、今のうちにじっくり見ておこうと思う。 なぜなら、この鳥居は、建て換えられる予定だからだ。 明治神宮にある巨大な鳥居は、みな木製なのだが、老朽化が進んでいる。なかでも一の鳥居を新しくする計画があるのだ。 気をつけてほしいのは、
ミャンマー・ラカイン州の州都シットウェで、国連前事務総長コフィ・アナン氏を乗せた車が通過する中、同氏の訪問に抗議し「コフィ・アナンは帰れ」と叫ぶ人々(2016年9月6日撮影)。(c)AFP/ROMEO GACAD 【9月6日 AFP】ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で6日、イスラム教徒の少数民族ロヒンギャ(Rohingya)人数万人に避難を強いた宗教紛争の現状を調査に訪れた前国連(UN)事務総長のコフィ・アナン(Kofi Annan)氏に対して、強硬派の仏教徒ら数百人が罵声やブーイングを浴びせた。 アナン氏は、ミャンマー新政権を事実上率いるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏に委任され、深刻な分裂および貧困にあえぐ同州の傷を癒やす方法を探るために現地入りした。 バングラデシュとの国境に位置するラカイン州では2012年以降、仏教徒のラカイン人とイスラム教徒
明治末期以降「遊女が寺に投げ込まれた物語」が完成—「投込寺ファンタジー」はいつ始まったか 4(最終回)-(松沢呉一) -3,232文字- 2016年09月03日 7時39分 カテゴリ: 国会図書館 • 性風俗史 • 投込寺ファンタジー • 新宿二丁目 タグ : 二代目高尾 • 十劫山量寿院正覚寺 • 墓碑史蹟研究 • 浄閑寺 • 磯ケ谷紫江 「泉鏡花も「投込み」を「簡素に葬られた」という意味でしか使用せず—「投込寺ファンタジー」はいつ始まったか 3」の続きです。 成覚寺の場合 「投込寺の正しい由来」に書いたように、新宿二丁目にある成覚寺もまた新宿遊廓の「投込寺」と言われている。新宿遊廓の無縁仏を葬る寺だったことを意味するのであればいいのだが、新宿区教育委育会は「年季中に死ぬと哀れにも投げ込むようにして惣墓に葬られた」と説明した看板を建てており、当然、私はこの説明は怪しいと疑っている。 浄閑
ドイツのデメジエール内務相は19日会見し、イスラム教徒の女性が全身を覆い隠す「ブルカ」や、目だけを出して顔を覆う「ニカブ」の公共の場での着用を禁止する方針を明らかにした。今後、連立与党内で調整のうえ、法制化をはかる。7月に相次いだイスラム教徒の難民らによる襲撃事件を受けて、警戒感が強まっていた。 デメジエール氏が、与党キリスト教民主・社会同盟に所属する8州の内務大臣との会合後に明らかにした。 禁止するのは、公務や学校、幼稚園、デモなどの場。本人確認が求められるすべての場所が対象になる。デメジエール氏は「顔を見せることは、社会で共同生活を送るうえにおいて根本的なことだ」と語った。メルケル首相は前日、ブルカ着用の女性について「社会に自らを統合する機会を失ってしまう」などとメディアに語っていた。 ブルカの公共の場での着用は、数年前からフランスやベルギー、イタリアなどで禁止する動きが相次いでいるが
「イスラム教」と聞いて、頭にスカーフをまとう女性を思い浮かべる人は少なくないだろう。ヒジャブを着用させることで身体を隠して女性を抑圧しているとイスラム教を批判する声がしばしば上がるが、世界中の大半のムスリム女性にとっては頭を覆うか覆わないかは個人の自由である。 一方で、公の場や親族以外の男性の前では、女性にヒジャブ着用を法律上義務付ける国もある。その一つであるイランでは反ヒジャブ運動が注目を集めている。 ◆イランにおけるヒジャブの過去と現在 イランを訪れる外国人女性にもヒジャブの着用を義務付けているために、世界中ではイランが女性を支配する保守的な国であるというイメージが定着している。しかし、70年代のイランの画像を検索してみると、ミニスカートを履いている女性の姿が検索結果に現れ、当時のリベラルな雰囲気を伝えてくれる。 実は、イランにおけるイスラム原理主義の定着は、1979年に起きたイラン革
» 【激レア】日本には “ローマ法王御用米” がある / 石川の幻のコメ『神子原米(みこはらまい)』はコメをおかずにコメを食べられるウマさ!! 特集 【激レア】日本には “ローマ法王御用米” がある / 石川の幻のコメ『神子原米(みこはらまい)』はコメをおかずにコメを食べられるウマさ!! 沢井メグ 2016年8月18日 本日8月18日は何の日かご存知だろうか? それは「コメの日」。何でも「米」という漢字を分解すると「八」「十」「八」になるからなのだとか。そういえば稲穂も育ってきた頃だよね? 日本のコメ最高ーーーッ! そんな日本のコメのなかに、通称 “ローマ法王御用米” と呼ばれる幻のコメが存在するのをご存知だろうか。全世界のキリスト教徒を束ねるあのローマ法王が食べたコメ……だと!? きっと日本を代表するウマさに違いない。気になったので食べに行ってみた!! ・ローマ法王も食べたという幻のコメ
どこまでも続く青空、轟音を立てて頭上を通過していく巨大な航空機、周囲と隔絶するかのように敷地をぐるりと取り囲む白い壁、そして侵入者を絶えず監視し続けている防犯カメラ……。千葉県成田市にある東峰神社は、その極めて特異な立地や光景も相まって、絶えず独特な空気と時間が流れ続けるスポットだ。 ご存知の方も多いとは思うが、この東峰神社があるのは、成田国際空港の中である。とは言っても、敷地の中にあるのではなく、周囲を空港の敷地に取り囲まれているという、言わば、“飛び地”のような状況だ。実はこの一帯には、東峰神社のほかにも以前から未買収地が島状に点在しており、東峰神社の敷地についても、2001年に同港を管理する成田国際空港株式会社に所有権が移転されるまでは近隣住民らが共有していたものである。無論、現時点において、そうした権利関係はクリアな状態になってはいるが、地域信仰の中心であると同時に、一連の成田空港
(CNN) フランス南部の地中海沿岸にあるカンヌ市当局は13日までに、市内の海岸でイスラム教徒の女性用の水着「ブルキニ」の着用を禁止すると発表した。フランスや他の欧州諸国で多発したテロへの対抗措置としている。 同市長府によると、禁止の対象期間は7月28日~8月31日で、違反者には罰金38ユーロ(約4294円)を科す。違反者はこれまで報告されていない。ブルキニは、顔と手足の先以外の全てが隠されるデザインとなっている。 毎年の国際映画祭で有名なカンヌ市に近い仏ニース市の遊歩道などでは先月、暴走トラックが花火見物客らに突っ込むテロ事件が発生、84人の犠牲者を出していた。また、同月下旬には仏北部で教会が襲撃され、当時86歳の司祭が刺殺されるテロも起きていた。 南仏マルセイユ近くにある遊泳施設では最近、イスラム教徒の女性専用の「ブルキニ・デー」の設定が同市当局の介入により中止される一幕もあった。この
いま、日本人の「仏教離れ」が取り沙汰されている。 英紙ガーディアンは昨年、日本の仏教が衰退の危機にあるとし、現在7万7,000ある寺院の約4割にあたる2万7,000が25年以内に閉鎖されると報じた。 これじゃあ「お坊さん」も安穏に座布団の上でお経も唱えてられない。 “日本の寺社をもっと楽しく”を創業理念に株式会社を立ち上げて、お寺と神社に携わる活動に取り組んでいる株式会社jijiが運営する“フェス”がある。 クリエーターと僧侶が中心になって開催するアートと仏教のコラボ寺フェス「十夜フェス」だ。 この寺フェス、一僧侶と一学生のひょんな出会いからはじまった。jiji代表の圓城史也(えんじょうふみや)さんが芸大生時代、フェイスブックで知り合った龍岸寺住職の池口龍法さんから「十夜法要に来てくれる人が増えるには、どうすればいいだろう?フェスという新しい切り口から、地域の人への間口を広げてみたい」との
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