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ブックマーク / courrier.jp (8)

  • 英紙の皮肉「大阪万博の混乱はドキュメンタリー番組の最高のネタだ」 | この時代に万博を開催する意味はあるのか

    建設費の膨張、参加予定国の撤退など混乱の大阪・関西万博について英紙「フィナンシャル・タイムズ」が皮肉めいたコラムを掲載。その手に汗握る展開は、まるでドキュメンタリードラマを観ているようだと揶揄する。 会場はいまだ「殺風景な駐車場」 メキシコとエストニアは撤退を表明したが、デンマーク、カメルーン、ジャマイカはまだ参加を希望している。 建設費のあまりの急騰ぶりに、ブラジル、アルゼンチン、ポーランドは、自国のパビリオンを簡素な「倉庫タイプ」へ変更することを検討中だと伝えられる。 欧州のある国は、日最大手の建設業者から「希望通りのパビリオンを作ることはできるが、完成は万博が閉幕してから1ヵ月後になる」と告げられたらしい。 ドキュメンタリードラマのシリーズを一気見できる時代にあって、2025年大阪・関西万博の開催準備は「完璧」な進捗を見せている。主催者側が全力で頑張れば、2シーズン分のボックスセッ

    英紙の皮肉「大阪万博の混乱はドキュメンタリー番組の最高のネタだ」 | この時代に万博を開催する意味はあるのか
    takuzo1213
    takuzo1213 2023/12/19
    「悲惨な結末になろうと成功裡に終わろうと、大阪万博が見応えたっぷりな催しになることは間違いない」「完成した姿よりも準備を見せ物にするのだ」
  • 仏紙が唸る「数学を世間に広める能力で、時枝正にかなう者はいない」 | 直感の逆を突き、驚かせ、人の未知への欲求を刺激する

    スタンフォード大学の教授で数学者の時枝正(ときえだ・ただし)は、「おもちゃ」を使って数学や物理の定理を解き明かす。スープ皿や木のレール、大きなコインを手に、「ショー」とも呼べそうな講義をいかにも楽しげに始めるその姿に、聴衆は一瞬にして心を惹きつけられるという。 数学者には二つのタイプがいるという──。一つは、チョークを握り黒板に向かう、理論派タイプ。もう一つは、フェルトペンとホワイトボードを使う、どちらかというと応用数学系の人である。 その伝でいうと、時枝正は第三のタイプの数学者である。しかもこの第三のタイプは、世界広しといえども彼一人だけの可能性がある。 時枝は仕事道具をどれも煎の空箱から取り出すのだが、箱は「すべて同じブランドのもの」なのだそうだ。たとえばその中身は、見かけはそっくりなのに、転がるものと転がらないものがある二つの不思議な構造物。ひもや輪ゴム、クリップの扱い方は、まるで

    仏紙が唸る「数学を世間に広める能力で、時枝正にかなう者はいない」 | 直感の逆を突き、驚かせ、人の未知への欲求を刺激する
  • 「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」

    テニスの大坂なおみ選手の会見ボイコットと全仏オープン棄権を受け、英紙「ガーディアン」のスポーツジャーナリストが自省も込めて綴る。低俗な質問で若い選手を餌にする記者会見の問題点、それを直視せずに大坂を非難する旧態依然としたメディアは自滅へと突き進む──。 大坂の表明には共感しかなかった かつて、まだ世の中で物事がいろいろ起きていた頃のことだ。エミレーツ・スタジアムでのアーセナルの記者会見の常連なら誰でも知る「最初の質問をする男」という謎の人物がいた。略称は「さし男」。 さし男がどこのメディアの人間なのかはついに誰にもわからず、そもそも記者だったのかどうかもあやしかった。その男の唯一の才能は、才能と称していいのかどうかもわからないが、とにかく一番前の席に陣取り、最初の質問を放つことだった。ほかの人がまだ着席しないうちに、質問が大声で切り出されるのが通例だった。 さし男がなぜそんなことをするの

    「大坂なおみは記者会見の“膿”をさらしてくれた」英スポーツ記者が自省も込めて綴る | 「私たちは、いい奴らなんかじゃない」
    takuzo1213
    takuzo1213 2021/06/02
    類稀なスポーツの能力を持つがコミュ力が0のアスリートがいたとして、低俗な質問を繰り返すメディアとの会見を強いられるのか、スポーツのみで能力を発揮するのは許されないのか。突き詰めればそういう話。
  • 米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない

    国際オリンピック委員会(IOC)のフォン・ボッタクリ男爵と金ぴかイカサマ師たちの間では、いつの間にやら、日を自分たちの足置き台として使おうということで決まっていたようだ。 だが、日は五輪開催に同意したとき、主権まで放棄したわけではない。東京での夏季五輪開催が国益を脅かすのなら、日の指導者たちはIOCに対し、略奪はよその公国へ行ってしてくれと言うべきである。 中止はつらい。だが、それが弊風を正すことにもなるのである。 フォン・ボッタクリ男爵、別名トーマス・バッハIOC会長とそのお供の者たちには悪癖がある。それは自分たちをもてなすホストに大散財をさせることだ。まるで王族が地方にお出ましになったとき、そこの小麦がべ尽くされ、あとに残るのが刈り株だけになるときのような話だ。 日国民の72%が、このパンデミックの真っ只中に国外から1万5000人のアスリートや五輪関係者をもてなすのは嫌であり

    米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない
  • 拝啓 伊藤詩織様 | 差出人は25年前の最も有名なレイプ事件の被害者 | クーリエ・ジャポン

    性犯罪の被害者が沈黙せざるを得ない日の社会を変えなければならない──実名も顔も出して自らもレイプに遭ったことを明かしたうえで訴え続ける伊藤詩織に、おそらく誰よりも強く共感している女性がいる。東京都下の小さな町でつましく暮らす44歳の主婦だ。 彼女は長い間封印してきた自らの忌まわしい体験を伝えようと、伊藤に長い、長い手紙をしたためた。伊藤に、そして一人でも多くの人に伝えたい、どうしても伝えなければいけないと思うことがあるからだ。 拝啓 伊藤詩織様 テレビやウェブマガジンなどであなたの身に起きた出来事を知り、ご著書『ブラックボックス』やクーリエ・ジャポンの特集「性暴力はなぜ起こる」も拝読しました。堂々とお顔もお名前も出して闘っているあなたに、匿名でお手紙を出す失礼をどうかお許しください。 Me too. 私も性犯罪の被害者です。今から25年も前のことになりますが、ローマで日人の女子大生6人

    拝啓 伊藤詩織様 | 差出人は25年前の最も有名なレイプ事件の被害者 | クーリエ・ジャポン
    takuzo1213
    takuzo1213 2018/12/07
    読み進めるのが辛い文章。25年を経ても社会の意識がさほど変わっていないのも辛いが、詩織さんほかの勇気ある発言により変わっていく糸口は見えてきたように思えるのが救いではある。
  • 専門家が証明! ベーコンは静かに身体を蝕む“殺人鬼”だった | あなたはそれでも、食べ続けますか?

    「身体に悪い」と思いながらも、カリカリでジューシーなベーコンの美味しさを断ち切るのは難しい、という人は多いだろう。加工肉をべ続けることは、当に「命の危険」に関わるのか? 英紙記者による長編ルポを前後編でお届けする。 ある小さなカフェの常連だった時期がある。その店のベーコンサンドイッチが、よそとは一線を画す絶妙な美味しさだったのだ。パンとベーコンとソースだけの無駄のない一品を頬張るのは、面倒なことを一切合切忘れて、快楽に浸れる瞬間だった。 ところがある日、突然、このベーコンサンドをべることが、さほど楽しいものでなくなってしまった。というのも2015年10月、「ベーコンはがんの原因になることが実証された」という報道が駆け巡ったのだ。 米誌「ワイアード」の記者は「インターネットを何よりも炎上させるのは『ベーコン』と『がん』という2単語の組み合わせなのかもしれない」と書いた。BBCはウェブサ

    専門家が証明! ベーコンは静かに身体を蝕む“殺人鬼”だった | あなたはそれでも、食べ続けますか?
    takuzo1213
    takuzo1213 2018/06/12
    正常性バイアスのかかったコメントが多いような。煽りすぎのタイトルで損している感はあるが、食べ過ぎない方が無難ではあろうと思ってる。
  • 小便や反吐の匂い、殴打の激痛、女たちの悲鳴…国連職員が見た「ロヒンギャ迫害の現場」 | ロヒンギャの苦悩の歴史

    彼ら彼女たちの身に今現在起こっている状況を想像するだけで言葉を失います。 私は海外でプレーするプロサッカー選手でありますが、日頃からプロサッカー選手である前に1人の人間としてどうあるべきかを自問自答しています。それはサッカーより大事なものが人生にはあると思っているからです。その答えがこの記事の中にあるような気がしています。 昨年、日ユニセフ協会大使として、バングラデシュにあるロヒンギャ難民キャンプを訪問しました。そこで目にした過酷な生活環境。劣悪な衛生環境、両親と離れ離れになった子どもたち、そして記事の中に出てくるような迫害から逃れ、この地に辿り着くまでの耳を塞ぎたくなるような道程。日ドイツのような国で生活している私達には想像し難い出来事が、同じ世界の中で起きているのです。 この激動の時代に生きる者として、広い視野で物事を捉える重要性をこのような記事から改めて考えさせられます。 クー

    小便や反吐の匂い、殴打の激痛、女たちの悲鳴…国連職員が見た「ロヒンギャ迫害の現場」 | ロヒンギャの苦悩の歴史
  • かつての4%にまで減っても止まらない乱獲 日本のマグロは絶滅してしまうのか?

    産卵期マグロの巻き網漁での乱獲は、地中海では厳しく規制されている PHOTO:GAVIN NEWMAN / ALAMY / AFLO マグロの生息量が激減しているが、抜的な対策がとられる気配はない。 そこで結束した小規模な漁民たちが、政府に対して反旗を翻しはじめた──。 消えた魚群 日海に浮かぶ壱岐島から北東に約390km航行すると、クロマグロの産卵場がある。 この海域には、いつもは太平洋を回遊するクロマグロが、産卵のために集まるのだ。40代の日焼けした漁師ドイ・カズトは回想する。 「20年前は、群れに近づいて船の下を見れば、マグロをいっぱい見ることができました」

    かつての4%にまで減っても止まらない乱獲 日本のマグロは絶滅してしまうのか?
    takuzo1213
    takuzo1213 2016/03/14
    現地の漁師から保護の働きかけが出ているのは評価したいが,肝心の国が何やってるのっていう.
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