11月27日、大津地裁による大飯・高浜原発差し止め仮処分決定が出された。この決定についての海渡雄一弁護士の評価コメントが寄せられた。 ********************************* 2014年11月27日 我々は負けていない! 大津地裁・大飯・高浜原発差し止め仮処分決定は住民の指摘を認めている 海渡 雄一 (脱原発弁護団全国連絡会 共同代表) 差し止め請求却下の決定 関西電力の高浜原発3、4号機(福井県高浜町)と大飯原発3、4号機(同県おおい町)の地震対策は不十分だとして、滋賀県の住民らが再稼働差し止めを求めていた事件について、大津地裁(山本善彦裁判長)は11月27日に、申請を却下する決定をした。 関西電力が2013年7月、再稼働に向けて、規制委員会に対して新規制基準への適合性審査を申請し、原子力規制委員会が審査を進めていた。 この事件は、滋賀県の住民が大津地裁に提訴し