財務省の矢野康治官房長は11日の衆院厚生労働委員会で、前財務事務次官のセクハラ問題を巡る自身の発言内容が誤って報道されていると主張し、「ほとんど『くそ野郎』という感じで報道されているが、そんなことは申し上げていない」と述べた。
アジア開発銀行(ADB)の年次総会で、質の高いインフラ整備支援などについて語る麻生財務相(マニラで)=杉目真吾撮影 【マニラ=栗原健】麻生財務相は4日、マニラで記者会見し、複数の女性記者へのセクハラを週刊新潮に報じられて辞任した福田淳一前次官について、「問題になったような話を財務省だけで詳細を把握するのは不可能だった。役所に対して、品位を傷つけたということで処分した」と述べた。 麻生氏は「セクハラ罪というのはない。本人がそういうつもりはなかったと否定している以上、福田氏と向こう側の言い分を考えないと、公平さに欠くので、今回のような対応をした」と、財務省の対応は適切だったと主張した。 財務省は4月27日、福田氏のセクハラを認定し処分を行ったが、麻生氏はこれまで処分理由などの詳しい説明はしていなかった。
共産党は23日、財務次官セクハラ疑惑に絡み、女性記者の行動を「ある意味犯罪だと思う」とした下村博文元文部科学相の発言の音声データを公開した。
財務省は、複数の女性記者に対しセクハラと受けとられる発言をしていたと報じられた福田淳一事務次官に対する聞き取り調査の結果を16日に発表しました。 発表された調査結果によりますと、まず週刊誌が報じた女性記者とのやり取りや音声データについて、福田次官は「女性記者との間でこのようなやり取りをしたことはない。音声データによればかなり賑やかな店のようであるが、そのような店で女性記者と会食をした覚えもない。音声データからは発言の相手がどのような人であるか、本当に女性記者なのかも全く分からない」として、やり取りの信ぴょう性を否定しています。 また、「業務時間終了後に時には女性が接客をしているお店に行き、言葉遊びを楽しむようなことはある」とする一方で、「女性記者に対してその相手が不快に感じるようなセクシャルハラスメントに該当する発言をしたという認識はない」としています。 そのうえで「報道は事実と異なるもの
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