民主、維新、共産、社民、生活、参院無所属の会の5党1会派の参院安保特別委員会元委員は14日午後、同委員会の運営とその後の議事録等の処理に対し、中村剛参院事務総長に申し入れを行った。維新・生活の2党は日程の都合で欠席した。 安全保障関連法案を採決した9月17日の参院安保特別委員会の議事録が11日に参院ウェブサイト上に公開されたが、速記録の段階では鴻池委員長の発言を「聴取不能」としていたものを「可決すべきものと決定した」と追記された。これを受け、野党側は参院委員部が事実と違うことを国民に向けて発信したことに抗議し、追記部分の撤回とともに事実関係の解明を要請。中村事務総長は、検証して文書で回答する考えを示した。 同委員会で筆頭理事を務めた北澤俊美議員は、「一番の問題は、われわれ野党が関与しないなかで議事録が公表されたこと。中身についても不正確であり、事務方の責任が極めて重い」と指摘。最終的には事