電源コードにつながず携帯電話などを充電できるワイヤレス充電器の新製品投入が相次いでいる。ワイヤレス充電の国際規格「Qi(チー)」が昨年策定されたのを受け、日立マクセルが国内初の対応製品を4月に発売し、今月24日にはパナソニックも投入。スマートフォン(高機能携帯電話)など端末でも規格対応が進む見通しで、新市場として注目が集まっている。 マクセルは、Qi規格に対応した給電パッドを4月25日に発売した。パッドの上に、規格に対応した端末を置くだけで充電できる簡便さが特徴だ。ただ、現時点で対応端末がないため、非対応品でも充電可能な端末カバーも同時発売した。現時点では、米アップルのスマートフォン「アイフォーン4」用のみだが、対応機を増やす方針だ。 2台同時に充電できるパッドの想定価格は7000円前後で、カバーが3000円前後だが、「店頭の見本品への反響は好評」(日立マクセル)という。 パナソニックも、