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ブックマーク / science.srad.jp (19)

  • COVID-19感染の懸念から北米でエコバッグ一時禁止の動き | スラド サイエンス

    買い物袋を繰り返し使用することでCOVID-19感染リスクが高まるとして一時的にエコバッグを禁止し、使い捨て型レジ袋の禁止を解除する動きが北米で出ているそうだ(EcoWatchの記事、 Gristの記事、 Thompson Citizenの記事、 northjersey.comの記事、 POLITICOの記事、 Hawaii Tribune-Heraldの記事、 The Vergeの記事)。 最近の研究によれば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は実験室の環境でボール紙の表面に付着してから最大24時間、プラスチックやステンレスの表面に付着してから2~3日は検出可能な状態を維持することが明らかになっている。エコバッグの素材に多い布帛は研究の対象になっていないが、客の持ち込んだ買い物袋に触れる機会の多い店員は感染リスクが高いという。エコバッグ利用者は使用後に毎回洗濯・消毒することでリス

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    a96neko 2020/04/05
    エコバッグの買い物袋を繰り返し使用することはCOVID-19感染リスクが高まる効果があった
  • NASA、太陽系探査のため熱核ロケットエンジンに注目 | スラド サイエンス

    NASAは2030年代に有人火星探査を実現することを計画している。乗組員、探査車および周回機を乗せて火星へ送り届けるには、より多くの燃料と費用対効果の高い推進器の開発が不可欠だ。この方法の一つとして、NASAは熱核ロケットの開発を検討しているという(universetoday、Examiner.com、Slashdot)。 2014年10月に行われたMichael G. Houts博士のプレゼンによれば、原子力熱推進(NTP)と原子力電気推進(NEC)の2種類の方式が検討されている。レポートによればNTP方式のロケットではウラン45gで1時間につき1000MWを発生できるという。核動力エンジンを使用すれば、推進剤の量を大幅に節約できる。しかし、NASAにこのようなエンジンを開発するための予算が与えられるかは疑問が残る。

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    a96neko 2015/02/06
    熱核ロケットはウラン45gで1時間につき1000MWのエネルギーを発生出来る
  • 「希ガス」という表記は今後「貴ガス」になる? | スラド サイエンス

    ヘリウムやネオン、アルゴンと言った18族元素は「希ガス」と呼ばれている。英語では「rare gas」となるが、この呼称はかつてこれらのガスを抽出するのが困難だったなごりだ。しかし、実際にはそれほど稀な存在ではない。そのため、英語では「noble gas」と呼ばれるようになっている。これを受けて、高校の化学の教科書でもこれらを「貴ガス」と呼ぶものが登場しているらしい(Togetterまとめ、河合塾による新課程研究会レポート:11ページ目に解説がある)。 ということで、現代では「希ガス」を「貴ガス」と書いても誤りではないようだ。

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    a96neko 2014/10/30
    希ガスはrare gasの直訳だった
  • 薬物で時間の感覚を狂わせることで「懲役1000年」が実現できる可能性 | スラド サイエンス

    哲学者であるRebecca Roache博士率いるチームは、「未来の技術」によって変化する懲罰の形態を探っているという。その一つに、「薬物を使い懲役に服する期間を伸ばす」というものがあるそうだ(The Telegraph、slashdot)。 これは既に存在しているという「時間の感覚を歪める薬物」を使い、服役者の時間の感覚を遅くする、もしくは脳の働くスピードを速めることで、長い年月分の心の働きを短期間に収めるというもの。これを利用することで、「1000年の時間の単位に値する懲役」を実現できるという。 しかし、死ぬまで閉じ込めておくことと、脳を操作して長期間の懲役を実現した後に自由にすることのどちらが道理的なのだろうか。このような問いかけは単に「未来的」な懲罰を探るのではなく、未来の目から現在を見ることで懲罰の道理を再考することが目的であるとのことだ。

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    a96neko 2014/03/25
    アクセル・ワールド的なw
  • NASA、ISSで民間の膨張式モジュールをテスト | スラド サイエンス

    NASAは16日(現地時間)、民間のビゲロー・エアロスペース社が開発する膨張式居住モジュールを国際宇宙ステーション(ISS)に取り付け、2年間の試験運用を行うことを発表した(NASAのニュース記事、 日経済新聞の記事、 sorae.jpの記事、 家/.)。 このモジュールは「Bigelow Expandable Activity Module (BEAM)」と呼ばれ、重さは約1.4t。折りたたんだ状態で打ち上げられ、ISSに設置してから膨張させる。膨張後の大きさは全長約4m、直径約3mとなる。この技術NASAが研究していたが、同社がライセンス契約を結んで商用化したもの。同社はこれまでに試験機「Genesis I」「Genesis II」を打ち上げている。契約金額は1,780万ドル。2015年にSpaceX社のドラゴン宇宙船8回目の輸送ミッションでISSに運ばれる予定。

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    a96neko 2013/01/19
  • 人間の知能は2000~6000年前がピークだった? | スラド サイエンス

    スタンフォード大学のクラブツリー研究所の遺伝学者Gerald "Jerry" Crabtree教授が、「人間の知性は2000~6000年前にピークを迎えており、その後人類の知的、感情的な能力は徐々に衰えている」という研究結果を発表している(INDEPENDENT、論文その1、論文その2、家/.)。 同の主張によれば、人間は狩猟採集社会として生きてきた時代に進化の99%が終了しているそうだ。これは脳の大きさの変化で明らかだという。歴史の中で農業や都市が発明され、命が脅かされるリスクが減ったことで、知能の低い人間が淘汰される機会が減ったことが、人類の進化(脳の拡大)を止めた原因だとしている。

    人間の知能は2000~6000年前がピークだった? | スラド サイエンス
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    a96neko 2012/11/16
  • 「尻紋」で生体認証、産業技術大学院大学が開発 | スラド サイエンス

    産業技術大学院大学の研究チームが人間の尻の形で生体認証を行うシステムを開発したそうだ(報告書、MSN産経ニュース、家/.)。 自動車の盗難防止システムを想定したこの研究は、運転席に搭載された360の圧力測定センサーがそれぞれ0〜256の段階で着席時のお尻の形や圧力を測定し、個人を特定するものだという。虹彩スキャナや指紋認証よりも威圧感が無く、座るだけで事足りるため心理的な負担も少ないのが長所。 自動車盗難防止システムとしては、着席時に記録されている持ち主の「尻紋」と一致しない場合は車を動かすことができない仕組みになるという。テストはまだ6名でしか行われていないが、98%の正確さを誇っているそうだ。 研究チームは今後2~3年内にはこの技術を商用化したいと考えているとのこと。また自動車だけでなく、例えば着席するだけでPCのログイン認証が行われるシステムなど様々な応用が考えられるとのことだ。

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    a96neko 2012/08/12
    着席認証システムが本当にあるんだ。このシステムを導入するとセクハラで訴えられそうw
  • 蚊が雨粒の衝撃に負けないのは何故? | スラド サイエンス

    蚊は身体の 50 倍ほどの雨粒が降ってきても、その衝撃に負けずに飛び続けることができる。それは人間が走行中のバスに撥ねられるくらいの衝撃に値し、蚊は重力の 300 倍もの力で叩かれていることになるのだが、何故蚊は雨粒にあたっても地面に落下することなく飛び続けられるのだろうか。この謎をジョージア工科大学の研究チームが解明した (家 /. 記事、ScienceNOW の記事、doi: 10.1073/pnas.1205446109より) 。 研究チームは上部をメッシュで覆った高さ 20 cm のアクリル製ケージにハマダラカを放ち、ケージの上から水を噴射して 10 メートル上から落下する雨を再現。蚊が、その雨粒にあたった時の様子を毎秒 4000 フレームのハイスピードカメラで撮影した。この実験の結果、蚊は雨粒に胴体を直撃されていたのではなく、羽や脚に雨粒を受けており、当たった場所に応じて (飛

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    a96neko 2012/06/07
    軍事用小型無人航空機に応用されるのが近いな。
  • 「S極だけ」「N極だけ」の磁石を作る方法が発見される。 | スラド サイエンス

    これまで存在が発見されたことがなく、作ることもできなかった、磁気単極子(N極またはS極だけの磁石)。その作り方が首都大学東京の研究者によって発見された(ITmedia)。 発見したのは、首都大学東京・大学院理工学研究科の多々良源准教授と、日学術振興会の竹内祥人研究員。同大学のプレスリリース(PDF)によれば、 最近竹内らは、白金のような相対論的効果であるスピン軌道相互作用が強い物質と、磁石とを接合させた試料を用いる事で、磁気モノポールが現れる新しい機構を発見した。ここの質的な役割を担っているスピン軌道相互作用は、磁石を構成する最小単位の磁石である電子スピンの運動と、電子自身の運動とを互いに結び付ける働きをする。竹内らは、それにより磁石中の磁化がコマのように歳差運動すると電子の流れが誘起され、この過程で磁気モノポールが生成される事を理論的に明らかにした。 とのこと。 この技術により半導体

  • 「うるう秒」の廃止、来年1月にも決定か | スラド サイエンス

    現在、協定世界時(UTC)は、地球の自転に基づく世界時(UT)と同期するように調整されているが、近い将来には調整が行われなくなるかもしれない( American Scientistの記事、 家/.)。 変動する地球の自転速度とUTCを同期させるため、現在は原子時計による国際原子時にうるう秒を適宜挿入している。しかし、以前のストーリーにもあるように、UTCの定義を変更してうるう秒を廃止することも議論されてきた。ITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)の研究グループはUTCの再定義に関する勧告をまとめており、2012年1月に開催する会合で勧告の是非について投票を行う。これが受け入れられれば、2018年以降はうるう秒が廃止され、UTCとUTとの調整が行われなくなるとのことだ。

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    a96neko 2012/01/08
  • 今年6月30日(日本時間では7月1日)にうるう秒 | スラド サイエンス

    IERS(国際地球回転及び基準座標系事業)は、6月30日(UTC)にうるう秒を挿入することを発表した(IERSの告知、 日標準時グループ - うるう秒実施一覧、 Wired.comの記事、 家/.)。 UTCでは6月30日23時59分59秒に続いて23時59分60秒が挿入され、7月1日の始まりが1秒遅くなる。日時間では7月1日8時59分60秒が挿入されることになる。うるう秒の実施は2008年12月31日(UTC)以来、6月30日の実施は1997年以来のこと。現在UTCは国際原子時(TAI)から34秒遅れているが、うるう秒の挿入により35秒遅れになる。 うるう秒の是非については以前から議論されており、2018年以降は廃止される可能性もある(/.J記事)。最後のうるう秒となるかもしれない、「このボーナス秒、何に使う?」(from Wired)。ちなみに6/30、7/1は土日だ。

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    a96neko 2012/01/08
    今年の7月1日に閏秒が発生するんだ
  • 火星に水が流れている?NASA発表 | スラド サイエンス

    NASAは、火星上で気温の高い数ヶ月間、水が流れている可能性があることを発表した。論文は5日付の科学誌Scienceに掲載されている(MRO - Mission News、 Scienceに掲載された論文の概要、 asahi.comの記事、 Science Blogの記事、 家/.)。 これはNASAの探査機Mars Reconnaissance Orbiter(MRO)の撮影した火星表面の画像を、米アリゾナ大学の研究チームらが分析した結果によるもの。 火星の春の終わりから夏にかけて、地表に筋のようなものが現れ、冬には消える。この「筋」が水の流れと考えるのが、季節に応じて出現する理由として妥当だという。また、火星では夏といっても氷点下であることから、この液体が塩分を含んでいることが予想される。 液体の水の存在は微生物など生命体の存在に深く関わるため、この発表が当であれば地球外生命体の可

  • 英国の研究所で人間と動物のハイブリッド胚が作り出されていたことが明らかに | スラド サイエンス

    英国の研究所で、150 を超える「人間と動物のハイブリット胚」が作られていることが明らかになった (MailOnline の記事より) 。 このハイブリッド胚の製造はは過去 3 年間にわたって行われていたという。研究を行っていたのは、King’s College London と Newcastle University、Warwick University。現在は資金不足により研究はストップしているが、研究者らは今後の研究再開を希望しているそうだ。目的は「様々な病気を治療するため」。 先日英国では科学者らのグループにより、行きすぎた研究によって「猿の惑星」のような獣人を生み出す「悲劇」を防ぐための活動が行われたのだが、そこでこのような研究が行われていたことが明らかになったという。このようなハイブリッド胚の製造は合法であり、また作成された胚は 14 日以内に破棄されるのだが、秘密裏に研究が

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    a96neko 2011/07/28
    クローン人間出来ないかな。
  • 地球から最も遠く離れたクエーサーが発見される | スラド サイエンス

    ヨーロッパの天文学者のチームが、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡(VLT)とハワイのジェミニ北望遠鏡を使用して、現時点で最も遠くにあるクエーサーを発見した。観測および研究の成果は6月30日号の科学誌「Nature」で発表された(ESOのサイエンスリリース、 Natureの記事要約、 AstroArtsの記事)。 クエーサーとは非常に明るく輝き、遠く離れた場所にある天体で、エネルギー源は中心にある超大質量ブラックホールだと考えられている。今回発見されたクエーサーは「ULAS J1120+0641」と名付けられ、中心のブラックホールの質量は太陽の20億倍とのこと。地球からは129億光年離れており、現在観測されている光はビッグバンから7.7億年後、再電離時代の終わりごろのものと考えられる。しかし、現在の理論では超大質量ブラックホールはゆっくりと成長すると考えられているため、ここまで質

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    a96neko 2011/07/09
    中心のブラックホールの質量は太陽の20億倍
  • NASA の研究課題は「宇宙での性交渉」 | スラド サイエンス

    The Journal of Cosmology において火星へのミッションの特集号が発行されたそうだが、そのなかに「Sex on Mars (火星での性交渉)」と題された章があるそうだ (家 /. 記事、Journal of Cosmology, Volume 12 の ToCより) 。 NASA は宇宙での性交渉に関しては口を閉ざしてきたが、これがかえって人々の興味を引くこととなり「どうやってするの?」「今まで誰か試したことはあるのか?」「無重力空間で子供を作ることは可能なのか?」といった疑問は尽きない。動物実験は数回行われているようだが、人間においての実験はまだ行われていないに等しく、この件に関する科学的な分析や見解は皆無といっていい。 米カリフォルニア州の Brain Research Laboratory の Rhawn Joseph 博士は今回の特集にて、宇宙飛行士が性交渉に

  • 地球内部地下 3000 km に未知の層が発見される | スラド サイエンス

    九州大学の金島聡教授が地球の地下、約 3000 km の部分に周囲とは組成が違う未知の層があることを発見したそうだ ( asahi.com の記事、Nature 誌掲載の論文) 。 地球内部は鉄などの金属からなる核 (内核および外核) が中心になり、その周りに岩石からなるマントル、そしてその周りに地殻がある、という構造になっているが、金島教授らが地震波を測定したところ、その速度変化から外核の外側に厚さ 300 km ほどの組成が異なる層があることが分かったという。

  • 太陽光発電するスズメバチが確認される | スラド サイエンス

    ナショナルジオグラフィックの記事によれば、太陽光から電気を生成する能力を持つスズメバチが確認されたとのことである。これは、動物界において、初の太陽光発電が確認されたケースとのことである。 オリエントスズメバチという種には、他のスズメバチと違って太陽が最も強く照らす時間帯に活発に行動する生態があり、その生態から外骨格の内部で電気を生成することが分かっていたらしい。今回は、そのスズメバチの外骨格の構造を解析し、電気がどのように生成されるのかを解明したとのことである。 オリエントスズメバチによる発電効率はわずか0.335%しかなく、いわゆる太陽電池の発電効率の10%程度には遠く及ばないとのことであるが、動物が自ら太陽光発電することが可能ということを実際に示したのは興味深い。人間が太陽光発電できれば、物からのエネルギーとのハイブリッドになるのか?とか妄想してしまった。

  • NTT、「1つのケーキを2人で公平に分割する」アルゴリズムを開発 | スラド サイエンス

    NTTが「一つのクリスマスケーキを2人で公平に分けるには、どこにナイフを入れたらいいか」という「ケーキ分割問題」を正しく解くアルゴリズムを開発したそうだ(日刊工業新聞)。 「ケーキ分割問題」とは、2人で1つのケーキを分割する際に、両者が満足するように分割するにはどうすれば良いか、という問題。2人が異なる価値観を持っているというのがポイント。今回発表された新アルゴリズムは「両者が同時に切りたい場所を申告し、その中間でカット、申告した場所を含むケーキを分配する」というものだそうだ。 今日・明日とケーキをべる機会は多いかと思うが、さっそく応用してみてはいかがだろうか。しかし、3人以上で分割する場合はどうすれば良いのだろうか?

  • 「無線 LAN は樹木を病気にする」という研究結果 | スラド サイエンス

    無線 LAN が人体に悪影響を与える、という話は色々と上がっているが、今度は「無線 LAN が樹木に悪影響を与える」という話が出ているそうだ (PCWorld) 。 実験では、20 のアッシュの木にさまざまな電波を当てたところ、無線 LAN 機器近くの木は葉の表皮細胞が死んでいく症状が見られたという。また、無線 LAN の電波がトウモロコシの穂の成長に悪影響を与えるという結果も見られたそうだ。

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