10日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で安倍晋三首相が8日の参院予算委員会で立憲民主党の杉尾秀哉参院議員の質問時に「共産党」とヤジを飛ばしたことを報じた。 安倍首相は6日の衆院予算委員会でも加計学園をめぐる文書に関して「立・国・社」会派の今井雅人衆院議員が質問した時に「あなたが」と発言した。 こうした発言にジャーナリストの青木理氏は、行政府の長である首相が「最低限の礼節を尽くして真摯に説明するのは、政治思想の右とか左とかではなくて、近代民主主義の基本的な所作なわけです」とした上で「共産党」とのヤジに「批判の言葉と捉える発想は、あえて言えばネトウヨ的。非常に低劣っていうか。そういう言葉を批判の言葉だと思っている首相が国会で発している、それも野党に対してというところの問題の根深さ。つまり、三権分立とか国会とか行政府が何かという根底が不快じゃないだけでなくて、壊れていく気配じ