情報処理推進機構 (IPA) は 3 月 31 日付ですべてのウェブページをリニューアルしたが、旧ページに新ページへのリダイレクトを設定していないため外部からのリンクが全て (※) 切れてしまっている。 IPA は公式ツイッターで 【IPAウェブサイトリニューアルのお知らせ】 3/31のウェブサイトのリニューアルに伴い各ページのURLを変更しました。ご不便をおかけしますが、ウェブリンクをブラウザの「お気に入り」などに登録されている場合は新しいURLに変更いただきますようお願いいたします。
ウィキメディア財団は13日、編集資格を持つ中国人7人のアカウントを永久停止し、12人から管理者の権限をはく奪したと発表した。同財団は1年近く中国語版ウィキペディアの内部調査を行っていた。目的はウィキペディア編集になり、その立場を利用して中国に関連する論調を管理したり誘導していた団体の調査だと見られている(lists.wikimedia.org、The Register、GIGAZINE、Record China)。 しかし調査中のこの夏、個人を特定できる情報やボランティア選出に関連する団体の情報にアクセスしようとする「信頼できる脅威」が確認されたことによりアカウント停止などの対応を行った模様。6月に香港の「蘋果日報(アップルデイリー)」が業務停止になるなど、中国本土と香港との対立が強まっているという政治的な背景も影響したようだ。BBCの報道によれば、オンラインチャット上で、香港の編集者を国
Googleは22日、オーストラリアの「News media bargaining code」法案が修正されずに成立するならオーストラリアでのサービス提供を取りやめる可能性に言及した(The Keywordの記事、 豪首相記者会見トランスクリプト、 The Next Webの記事、 Android Policeの記事)。 この法案はニュースメディアからのコンテンツ使用料交渉要求を受けるようデジタルメディアプラットフォームに義務付け、交渉がまとまらなければ独立の仲裁人が裁定を下すことが盛り込まれている。当初の対象となるGoogleとFacebookは反発しており、Googleはオーストラリアで特定のニュースパブリッシャーを検索結果から除外する実験を実施する一方で、公正で現実的な法制にするよう働きかけている。 オーストラリアでのサービス中止に言及したのはGoogleのオーストラリア・ニュージー
VerisignのCSO Applied Research部門の主任エンジニアであるMatthew Thomas氏は、APNICのブログで、DNSルートサーバーのトラフィックの半数は、Chromium系ブラウザから出ている大量のクエリが原因であると指摘する(APNIC、ZDNet)。 Chromiumには初期の頃から、ユーザーがウェブサイト名、URL、または検索語を入力できるアドレスバーの機能が存在していた。しかしアドレスバーには、入力された単語を検索語として扱うのか、URLとして扱うのかといったインターフェースとして問題があるという。通常は「marketing」と打ち込めば検索語として扱われる。しかし「もしかして http:// marketing」というようにURLではないかとして判断する挙動を見せるときも多い。 この原因はChromiumがネットワークを信頼しているかどうかにあるとい
Anonymous Coward曰く、 2018年、コンピューター史をまとめたサイトであるTwo-Bit Historyに数学者Ada Lovelaceについての記事が掲載された。しかし、悲しいことにGoogleでその記事を検索しても、その記事を見つけることはできなくなった。このサイトで「did」という言葉が使用されたとして、海賊版対策会社がGoogleにDMCAに基づく削除申請を行ったためだ。 申請を行ったのは、著作権侵害監視サービスを手がけるRightsHero社。同社は「did」という言葉は著作権で保護されていると主張し、DMCA削除依頼を連発しているという。同社はインドの有料テレビチャンネルであるZee TVの代理として活動を行っており、didはDance India Danceの略称になると主張している。 同社がターゲットにしたWebサイトはTwo-Bit Historyだけでは
2月4日にリリースされたGoogle Chrome 80では「SameSite Cookie」のサポート強化が行われている(OSDN Magazine)。SameSite Cookieはcookieに「SameSite」属性を指定することでいわゆる「サードパーティCookie」の挙動を制御できるものだが(過去記事)、これに関連するChromeの仕様変更に対応しようとした結果、送信されるCookie文字列が長くなり、その影響で不具合が発生するというトラブルが発生していたという(hitode909の日記)。 問題が発生したのはAmazon Web Services(AWS)のApplication Load Balance(ALB)。Chrome 80対応のためCookieに「sameSite=None」属性を追加したが、単純に属性を追加したためにそれによってCookieの文字列が長くなってし
リュミエール兄弟によるサイレント映画「ラ・シオタ駅への列車の到着 (1896)」を機械学習を用いたツールでアップスケールし、さらに音声を付加した動画がYouTubeで公開された(Mashableの記事、 Ars Technicaの記事、 The Next Webの記事、 動画)。 新たに公開された動画はYouTubeで公開されている中で比較的高画質な「ラ・シオタ駅への列車の到着」の動画を元に、Topaz Gigapixel AIで4K化、DAINで60FPS化したもの。音声は列車の音や人の声が聞こえるが、手法については特に説明がない。また、この動画にDeOldifyで着色した動画も公開されている。 アップスケールした動画は元の動画でフレーム落ちしている部分など、処理がうまくできていない部分もみられるが、比較的良好な仕上がりだ。逆に着色した動画はオブジェクトの動きに伴って色が不自然に変化する
sudoに10年以上前から存在した脆弱性(CVE-2019-18634)が1月30日リリースのsudo 1.8.31で修正されている(sudoのアドバイザリ、 Ars Technicaの記事、 Softpediaの記事)。 この脆弱性はsudoでパスワード入力時にアスタリスク(*)を表示するオプション「pwfeedback」が有効になっている場合、ユーザーがスタックベースのバッファーオーバーフローを引き起こす可能性があるというもの。sudoが許可されていないユーザーでも実行でき、悪用することで特権のないユーザーがroot権限に昇格する可能性がある。 脆弱性の原因となるバグ自体はsudo 1.7.1~1.8.30に存在するが、sudo 1.8.26で導入された変更により、実際に悪用可能なのはsudo 1.7.1~1.8.25p1となる。pwfeedbackはアップストリームのsudoや多くの
Twitterは3日、連絡先に登録した電話番号からユーザーを見つける機能を悪用してユーザー名と電話番号を照合する行為に対策を実施したことを発表した(Twitter Privacy Centerの記事、 The Registerの記事、 SlashGearの記事、 Mashableの記事)。 Twitterは昨年12月24日、何者かがTwitter APIを悪用してユーザー名と電話番号を照合するため、大規模な偽アカウントのネットワークを使用していることに気付いたという。Twitterでは問題のアカウントを即刻凍結。調査を進めた結果、同じAPIエンドポイントを悪用するアカウントが他にも存在することが判明したそうだ。問題のアカウントは幅広い国々に存在したが、特にイラン・イスラエル・マレーシアのIPアドレスから大量のリクエストが送られていたといい、Twitterでは一部のIPアドレスが国家を背後に
headless曰く、 米テキサス北部地区連邦地裁のBarbara Lynn判事は17日、WiiおよびWii Uが特許を侵害したとしてiLife Technologiesが任天堂を訴えていた裁判について、特許が無効との判断を示した(裁判所文書、The Verge、Ars Technica)。 この裁判は2013年、体の動きの検出に関するiLifeの特許6件を任天堂が侵害したとして、iLifeが任天堂を訴えていたものだ。ただし、6件中5件は米特許商標庁審判部(USPTO PTAB)が無効と判断している。その結果、残った米特許6,864,796の請求項1が有効かどうかが争点となっていたが、2017年に陪審は請求項1を有効と判断し、iLifeの損害額を1,010万ドルとする評決を出している。これに対し、任天堂側が(陪審の評決とは異なる)法律問題としての判決申立および再審理申立を行う一方、iLif
MicrosoftはWindows 7/8.1に対するWindows 10の無償アップグレード提供を終了したと説明しているが、インストールメディアを使用した無償アップグレードをブロックするといった措置を特に行っていないという話が出ている(gHacks、BetaNews、Windows Latest、Softpedia)。 Windows 10の無償アップグレードキャンペーンは2016年7月29日に終了し、ユーザー支援技術利用者向けの無償アップグレード提供も2018年1月16日で終了した。しかしgHacksが試したところ、その後もインプレースアップグレードを実行すればWindows 10の有効なプロダクトキーを要求されることもなくライセンス認証が完了する状態が続いていたという。 これについてWindows 10発売前からMicrosoftで働いているというRedditユーザーのコメントによれ
WebサイトからWebブラウザに対しプッシュ通知を送信する仕組みである「Web Push」では、サイトの閲覧時に通知を受け取るかどうかを選択する表示が行われる。これに対し、「煩わしい」などの声が出ていることから、Firefoxでは今後デフォルトでこの許可を求める表示を出さず、代わりにURLバーにアイコンを表示するように変更する予定だという(マイナビニュース、MozillaのFuture Releaseブログ)。 Mozillaによると、こうしたPushの許可を求める表示に対し「許可」が選択されるのは1%程度で、48%は明示的に「拒否」が選択されるという。たとえばとある1ヶ月間Firefox 63でこの表示が行われた回数は約14億5000万回だったのに対し、許可が選択されたのは約2366万回だったという。
2018年に「OKサインは白人至上主義」という偽ニュース、OKサインを出した警備隊員が任務から外される事態に発展という話題があったが、この偽ニュースが発端でついにこの「OKサイン」がユダヤ系団体「名誉毀損防止連盟(ADL)」のデータベースに人種差別的シンボルとして登録されたそうだ(ニューズウィーク日本版)。 この動きは、日本の掲示板システムを参考に作られ、現在は元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が運営している米国のアングラ掲示板サイト「4chan」の政治板(/pol/)で行われていた「架空の白人至上主義のマークを作ってリベラルを釣る」運動が発端。 「OKサインを特定の角度で作ると、『ホワイト・パワー』の頭文字を示す『W』と『P』に見え、これは仲間の白人至上主義者を見つけるサインなのである」というこじつけを画像で説明する形で始まった。この運動の後追いとしてレインボーカラーのアフロヘアや中東風の
昨年、「OKサイン」(手の五本指を広げた状態で、親指と人差し指の先を合わせて丸を作る)ジェスチャーは白人至上主義を示しているというフェイクニュースがあった。これは米ネット掲示板4chanユーザーの「悪ノリ」から広められたのだが、これを真実だと信じ込んだ人々が増え、(白人至上主義という意図はなしに)OKサインをしている人々が批判されるという事態になっている(地球備忘録、medium)。 このフェイクニュースがネットで広まってから1年以上が経つが、このデマは収まっていないようで、米国で大型ハリケーンへの対応を行っていた米湾岸警備隊がOKサインを出している様子がテレビで放映され、その結果人種差別的だとの批判を浴びる事態になっているという。この隊員はこれを受けて災害対応任務から外される事態になったそうだ。
Microsoftが次期Microsoft EdgeでChromiumを採用したことで、Chromiumのコードベースに含まれる侮辱的・攻撃的表現を置き換える動きが進んだようだ(Issue 981129、 The Registerの記事)。 Microsoftのコントリビューターは7月初め、Microsoft内部で使用している機械学習によるツール「PoliCheck」でChromiumのコードベースをスキャンし、抽出結果の一部をバグとして報告している。このコントリビューターによればChromiumのコードベースはおおむね問題ないが、サードパーティーのコードを継承している部分に冒涜的な表現や地政学的に問題のある表現、多様性の面で問題のある表現の多くが含まれるという。 Google側ではコードベースに意図して侮辱的・攻撃的な表現を含めることはないとしつつ、これまで問題点を洗い出そうとしたことは
GoogleがGmailアカウントに着信したレシートメールを元に、ユーザーに無断でショッピングなどの履歴を収集してリスト化していたようだ。リストを閲覧できるのはログインユーザーのみだが、利用状況によっては何年にもわたる履歴が蓄積されていたという(CNBCの記事、 The Vergeの記事、 Mashableの記事、 SlashGearの記事)。 収集された履歴は「Googleアカウント」ページ(要ログイン、以下同)の「お支払いと定期購入」セクションで閲覧できる。このセクションには「購入」「定期購入」「予約」というサブセクションがあり、それぞれショッピング履歴、サブスクリプションサービスの支払い情報、旅客機やホテルなどの予約履歴が格納されている。個人的にはオンラインショッピング時の連絡先にGmailアカウントを使用したことはないが、航空券の予約に一度だけ使用したことがあったようで、「予約」セ
先日リリースされたFirefox 65でセキュリティソフトウェアによる問題が発生し、MozillaがWindows版の自動更新による提供を一時中止したそうだ(Bug 1523701、 Softpediaの記事、 Techdowsの記事)。 この問題はHTTPSページで「安全な接続ではありません」(エラーコード: SEC_ERROR_UNKNOWN_ISSUER)と表示され、アクセスできないというものだ。原因はセキュリティソフトウェアがWebページのSSL証明書を独自のものに置き換えて安全性を確認するHTTPSスキャンなどと呼ばれる機能で、置き換えられたSSL証明書がFirefoxに信頼されないために発生しているようだ。MozillaのBugzillaではAvastとAVGでの発生が報告されており、KasperskyやESETでは発生しなかったとのコメントもみられる。ただし、セキュリティ製品
今後Microsoft Officeは64ビット版がデフォルトとなるという(Office Supportの記事[1]、記事[2]、Neowin)。 対象となるのはOffice 365とOffice 2019を新規インストールする場合で、既に32ビット版がインストールされている場合は先にアンインストールする必要がある。今後は64ビット版WindowsにOffice 365/Office 2019を新規インストールする場合、32ビット版を指定しない限り64ビット版がインストールされることになる。ただし、サポート記事[2]の日本語版は現在のところ更新されていない。 Windows版ののOfficeではOffice 2010以降で64ビット版を選択可能になっていたが、アドインの互換性などを理由にデフォルトでは32ビット版がインストールされていた。一方、Mac版のOfficeでは既に64ビット版が標
サイト閉鎖や記事削除などで閲覧できなくなっているWebページを保存しているサービスとして知られる「Wayback Machine」(Internet Archive)では、著作権侵害を理由にアーカイブが削除されることがあるという(GIZMODOの記事)。 この記事の著者が現在は消失しているUltimate Warriorというプロレスラー(故人)のブログを読むためにWayback Machineにアクセスしたところ、「This URL has been excluded from the Wayback Machine」(このURLはWayback Machineから除外されています)というメッセージが表示されたそうだ。誰が削除依頼を行なったのかを調べたところ、Ultimate Warriorが所属していたプロレス団体のWWEがInternet Archiveに対しDMCAテイクダウン(デ
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