聖書のいくつかの箇所でイエスの兄弟たちが出てきます。マタイ12章46節;ルカ8章19節です;マルコ3章31節では、イエスの母と兄弟たちがイエスに会いにきたとあります。聖書はイエスには、4人の弟、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダがあったと言っています。(マタイ13章55節) 聖書はまた、イエスには妹がいたとも書いてますが、その名前や人数は記されてません。(マタイ13章56節)ヨハネ7章1-10節では、イエスがあとに残られて弟達だけ祭りに行くことを述べています。 使徒伝1章14節では、イエスの母と弟達が使徒たちと共に祈っていることが書いてあります。 ガラテヤ人の手紙1章19節では、ヤコブがイエスの兄弟であることを述べています。 これらの箇所から最も自然な結論は、イエスに実際に血の繋がった異父兄弟がいたという解釈です。 カトリック教会の中には、この「兄弟」というのは、実は「いとこ」のことだと主張する