ここでも何度も述べている様に、Androidを搭載したスマートフォンでiPhoneと真っ向から対抗しようというビジネスが利益を生むとはどうしても思えないのだが、Androidだからこそ可能になるビジネスというものもしっかりとある。典型的なのがこれ。 $80 Android Phone Sells Like Hotcakes in Kenya, the World Next? 中国のHuaweiが作った「80ドルスマートフォン」がケニアでバカ売れだそうである。搭載するメモリもカメラの解像度も最低限ものに抑え、徹底的に低コスト化したスマートフォンを開発途上国に売るという戦略である。 この価格帯にはAppleもMicrosoftのOEM先も入って来ないことは確実。今まではSeries40を開発途上国で売りまくっていたNokiaも足元がかなり揺らいでいるので、今がチャンスというわけだ。 戦後の高度
湯沢雍彦『明治の結婚 明治の離婚』を読む。 手堅くて、いい本。 明治時代って、半ば過ぎまで、実は離婚がとっても多い社会だった。 離婚率は、昭和40年ごろに比べて、3倍近く、最近と比較しても5割近く高い(7頁)。 なんで?という疑問に本書は答えようとしている。 じゃあ、なんで、ある時期まで、離婚率が高かったのか? 著者曰く(63、64頁)、 ①そもそも、結婚は生涯続けないといけないものと言う考えが庶民に乏しかった。 ②8割以上を占める嫁入り結婚だと、親、特に姑が読めの欠点を指摘して離婚を迫るケースが多かった。 ③本人たちはともかく、親族や近隣の人が結婚がふさわしくないと考えれば、容易に離婚が行われた。 ④離婚手続きがルーズで、届出は必要としないケースが殆どだった。(事実上別居してたら、役場が判断して、戸籍に離婚と記入するケースもあった。) 一般の家庭の場合、大半は、夫側の親族集団が、嫌になっ
米国人の友人と一緒に公園を歩いていると、脇の下の毛の処理をしていない女性がブランコに乗る子供を押しているのを見た。 友人は一言「ヨーロッパの人ね」と言った。 米国人の女性は、むだ毛処理に熱心だ。大変な労力と金をかけている。町を歩いていると、スターバックスやマクドナルドよりも多くの脱毛サロンを見かける。 むだ毛を処理していないのは恥ずかしいことだと見なされるので、わき毛を堂々と見せている人は恐らく米国人ではないだろう、という感覚なのだ。 特にこの10年は処理の範囲が拡大し、頭髪と眉毛以外はすべて「むだ毛」と見なされるようになった。裸になると体のどこにも体毛が見えないのが、最近の米国人女性の主流である。 脱毛のトレンドは、男性にも及び始めている。映画「40歳の童貞男」を見た人たちは、かなり濃い胸毛を脱毛用粘着テープでべりべりと剥かれ、絶叫する主人公の姿を覚えているだろう。むだ毛があっては女性に
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