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書籍に関するkaos2009のブックマーク (6)

  • 気にしすぎなトラヴィス『告白』 - シン・くりごはんが嫌い

    町田康の『告白』を読んだ。この人のを読むのは初めてである。 告白 (中公文庫) 作者: 町田康出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/02/01メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 184回この商品を含むブログ (138件) を見る異常なほど長いワンセンテンス。ところが、それが浪曲や落語、啖呵売のような語り口で語られ、そこに突拍子もない効果音や和製英語が飛び交うという奇怪な文体―――― 上方落語や河内音頭の造詣が深く、さらに自身がパンクバンドをやっていたという経歴を知ってすごく合点がいった。そういう経験や知識がそのまま文体として表れることに、ことばや表現のおもしろさを知るわけだが、単に奇を衒ったものではなく、そこに自然と行き着いたというような感じがある。 そもそも奇を衒うというのは奇を衒ってるなと思われた時点で負けだ。それはエピゴーネンに多く、その奥にある質や源流が見

    気にしすぎなトラヴィス『告白』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 日本人が知っておくべき国書刊行会三大がっかり事件

    藤原編集室 @fujiwara_ed 23年前、1989年の今日、宇野宗佑内閣が発足。リクルート事件で竹下首相が辞任し、事件と関係の薄い、クリーンなイメージの宇野氏が急遽担ぎ出されたのだが、この一報に国書刊行会(巣鴨)は俄かにいろめきたった。 2012-06-03 11:31:30 藤原編集室 @fujiwara_ed 読書家で音楽俳句趣味をもち、文人政治家ともいわれた宇野氏には、自身のシベリア抑留体験を綴った著書『ダモイ・トウキョウ』(1948)があり、国書ではこれを〈シベリア抑留叢書〉の一巻として復刊していたのだ。 2012-06-03 11:32:18

    日本人が知っておくべき国書刊行会三大がっかり事件
  • http://bukupe.com/summary/4924

    http://bukupe.com/summary/4924
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • 人気漫画が国会図書館にない 「文化財」伝えられない危機も (1/2) : J-CASTニュース

    「国立国会図書館法」では「文化財の蓄積及びその利用に資するため」全ての出版物を国立国会図書館に納するよう義務付けており、漫画もその例外ではない。どんなマイナーな作品でも18禁の作品でも、全ての作品は国会図書館に納められている「はず」だ。 ところがネット上では「多くの人気漫画のコミックス(単行)が、国会図書館に入っていない」との指摘が上がっている。中にはアニメ化された作品や国際的に評価が高い作品もある。「漫画大国」の貴重な「文化財」が、将来に伝えられないおそれさえ出ている。 中堅出版社ではコミックスの未納が慣行 国会図書館への納は普通、出版社、あるいは取次会社によって行われる。たとえば集英社では取次会社を通じて全ての書籍・コミックスを、国会図書館に納めているという。 では中堅の出版社のものはどうか。国会図書館の蔵書検索で調べてみると、「よつばと!」(アスキー・メディアワークス)、「ひだ

    人気漫画が国会図書館にない 「文化財」伝えられない危機も (1/2) : J-CASTニュース
  • 林敏彦『大災害の経済学』

    阪神淡路大震災について一貫してテーマにしてきた経済学者の実証ベースの。僕も林氏の書いたものは、自分の発言のベースとして利用させてもらってきただけにこの新書の発表は嬉しい。ただ多くの部分は、阪神淡路大震災に関してすでに発表してきた論文・報告書に加筆修正したものからなる。また書の前半は、阪神淡路大震災を契機にしてどのように法制度が変化してきたか、そして現状ではどのような法制度が重要なものかの基的な災害対応の説明が詳細に書かれていて、たぶんかなり読み手のハードルを高くしてしまっている。もちろん実際に政策ベースで考えるとこの日の災害関係の法制度をよく知っておかないとまずいのでそれはそれで貴重な貢献になっている。 とりあえず、このでいま僕の一番の関心は最後部にある第11章と12章である。僕は今回の大震災に関連する被害額の推計については、林氏のものを支持してきた(直接的な人的被害を含めた約3

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