映画企画上映のドリパスの運営主体が、ヤフーからTOHOシネマズに変わる。2015年4月13日にドリパスとTOHOシネマズが明らかにした。 TOHOシネマズによれば4月30日付で「ドリパス」事業はヤフーから同社に譲渡される。5月1日から新たな運営者のもとで事業を開始する。事業譲渡後も、サービス名称は「ドリパス」を利用する。ドリパス会員は4月30日までに退会手続きがない限り、TOHOシネマズが引き継ぐ。 ドリパスはウェブサイト上で映画の上映企画を提示し、それに賛同するユーザーが集まれば実現する。現在、増えているクラウドファンディングに似た仕組みで、その先駆けともいえる。ファンの熱度の高い作品を中心に多くの上映会を実現している。なかでもアニメは人気コンテンツで、上映の多いジャンルになっている。 ドリパス事業は2010年にベンチャー企業のブルームが運営を開始した。その後、2013年にブルームの株式