プロバイダ事業などを行っている株式会社NTTぷらら(東京都豊島区、板東浩二社長)が、アクセス障害で閲覧不能になったサイトに対して児童ポルノのプロッキング表示をしていたことがわかった。同社ではメンテナンス・故障情報などで「ご利用中のお客様ならびにサイト運営されている方にご迷惑をおかけしました」と謝罪している。 NTTぷららの「東京都のメンテナンス・故障情報」によると、5月12日午前4時から午前11時59分にかけてアクセス障害が発生した。原因はネットワーク機器の設定の誤りとのことだが、この間に閲覧ができなくなった一部サイトに、児童ポルノサイトのブロッキング表示を行っていたという。 児童ポルノの画像などを掲載しているいわゆる児童ポルノサイトを遮断するブロッキングは、警察庁などの要請を受けて業界が技術的な問題や法制面から対応を検討し、今春から具体的な取り組みが始まっている。サイトの有害情報通報