朝日新聞社と朝日放送(ABC)は9、10日、大阪市民を対象に電話による世論調査を実施した。大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」については、「賛成」の33%を「反対」の43%が上回った。17日の住民投票に行く可能性が高い層でも「反対」がやや上回っている。 今回の調査では、大阪都構想について賛否を明らかにしていない「その他・答えない」が24%に上っており、今後、市民の都構想への意識が変わる可能性もある。 住民投票には「大いに」41%と「ある程度」41%を合わせて82%が「関心がある」と答えた。「関心がある」は今年2月調査の66%、4月の76%からさらに増えた。 住民投票については「行くと思う」が66%、「たぶん行くと思う」が14%で、「たぶん行かないと思う」が4%、「行かないと思う」が4%。「すでに期日前投票をした」は11%だった。 このうち、実際に投票に行く可能性が高い