都知事辞任から1年。猪瀬直樹は今、何を思う――「結局、僕は作家だったんだよ」 週刊SPA! 1月11日(日)13時51分配信 ’13年9月、ブエノスアイレスのIOC(国際オリンピック委員会)総会。世界が固唾を呑んで見守るなか、ジャック・ロゲIOC会長が「トーキョー」と東京の勝利を告げたとき、歓喜の輪の中心にいたのは、東京五輪招致委員会“チーム・ニッポン”を率いた猪瀬直樹・東京都知事だった。だが、わずか3か月後、都知事選での5000万円の資金借用問題が火を噴き、猪瀬氏は辞任を余儀なくされた……。 五輪招致レースのさなか、最愛のゆり子夫人を亡くす悲運に見舞われるも、東京への招致に成功。政治家として絶頂に上り詰めながら、一転、奈落の底へ。あれから、早1年。猪瀬氏は今、何を思うのか――。 ◆作家の発想を活かした政策プランニング ――見事、五輪招致に成功しましたが、新国立競技場には、景観や膨張す