ミャンマー西部で少数派のイスラム教徒のロヒンギャの武装勢力と治安部隊の戦闘が続き、住民への被害が拡大している問題で、アウン・サン・スー・チー国家顧問は「だれもが法の下で守られるようにしたい」と述べロヒンギャの人たちの保護に取り組む姿勢を強調する一方で、問題解決には時間がかかるという見方を示しました。 この問題についてアウン・サン・スー・チー国家顧問はこれまで積極的な発言を避けてきましたが、7日、インドのモディ首相と最大都市ヤンゴンを訪れた際、メディアの取材に応じました。 スー・チー氏は「だれもが法の下で守られるようにしたい」と述べ、ロヒンギャの人たちの保護に取り組む姿勢を明らかにしました。 ロヒンギャの人たちは軍事政権の時代から国籍を与えられないなど差別的な扱いを受け、問題の解決に向けては現在の国籍法を改正するなどの抜本的な対策が求められています。 スー・チー氏は「ラカイン州の問題は何十年