みんなの党(衆院5人、参院11人)は5日、緊急の両院議員総会を開き、地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)との連携のあり方を協議した。 総会では、みんなの党を解党し、維新の会が結成する新党への合流を求める声が上がったが、結論は出ず、渡辺代表に当面の対応を一任した。渡辺氏の任期満了に伴う代表選を今月中に行う方針も確認した。みんなの党では、小熊慎司、上野宏史、桜内文城の参院議員3人が新党参加を希望している。
地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が、国会議員5人以上で新党を発足させ、公職選挙法などが定める政党要件を確保することが2日、確実となった。 みんなの党の桜内文城参院議員は2日、読売新聞の取材に対し、すでに合流が確実となっている国会議員5人と行動を共にする考えを表明した。 政党要件を満たせば、次期衆院選で小選挙区と比例選への重複立候補などが可能になる。 維新の会の衆院選公約「維新八策」について、すでに受け入れる考えを幹事長の松井一郎大阪府知事に伝えたのは、民主党の松野頼久元官房副長官、石関貴史衆院議員、自民党の松浪健太衆院議員、みんなの党の小熊慎司、上野宏史両参院議員の計5人。 これに桜内氏を加えた6人は、9日の維新の会の公開討論会に出席し、10日にもそろって各所属政党に離党届を提出する方向で調整している。 所属議員が維新の会の新党結成に動いていることについて、みんなの党の渡辺代
大阪維新の会の橋下徹・大阪市長は30日、次期衆院選に向けた連携を巡ってみんなの党の渡辺喜美代表と20日夜に大阪市内で会談した際、みんなの党を解党した上で維新と新党を結成するよう提案したことを、自らのツイッターで明らかにした。渡辺氏が解党に難色を示し、物別れに終わったとの認識を示している。 会談には維新幹事長の松井一郎・大阪府知事も同席した。橋下氏はツイッターで、松井氏とともに「みんなの党をいったんなくして新しいものを作らないと、既成政党に対する第3極にならない」と渡辺氏に問いかけたとし、渡辺氏の反応については「みんなの党の拡大路線でした。みんなの党に、大阪維新の会も全て吸収するような話でした」と説明している。【堀文彦】
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が、みんなの党に対し冷淡な態度に出てきた。次期衆院選をにらみ第三極の主導権を握るための行動ではあるが、維新と対等関係での連携を目指していた渡辺喜美代表にとっては想定外の事態。渡辺氏の党運営への不満もくすぶりり、独自に維新合流を検討する所属議員も出始めた。第三極のトップランナーを自負してきたみんなの党は正念場を迎えている。(尾崎良樹、内田透) 「みんなの党は結党以来、消費税は全額地方財源にしようと言ってきた。最近は大阪維新の会がまったく同じことを言うようになった。大変結構なことだ」 渡辺氏は26日、千葉県内で街頭演説し、消費税の地方税化について維新がみんなに追随したことを力説した。ほかにも、原発問題や地域主権など、橋下氏らが連携への「センターピン」(核心)と表現する党のアジェンダ(政策課題)も訴えた。 みんなの党こそが「改革の本家本元」と強調する渡辺氏。念頭に
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