政務活動費の不正で議員12人が辞職したことに伴う富山市議会議員の補欠選挙は、6日投票が行われ、自民党の推薦や支持を受けた6人のうち5人が当選し、2つの自民党系会派を合わせて、市議会の過半数を維持する見通しになりました。 6日投票が行われ、共産党が2人、日本維新の会が2人、社民党が1人、無所属が8人、当選しました。自民党は、公認の候補者を擁立しませんでしたが、無所属の候補者6人に推薦や支持を出し、このうち5人が当選しました。 この結果、富山市議会の2つの自民党系会派は、合わせて23議席で、市議会の定数40の過半数を維持する見通しになりました。ただ、政務活動費の不正が発覚する前の28議席からは5議席減らす形となりました。一方、民進党は、今回の選挙で候補者の擁立を見送り、民進党系会派は2議席に減って、公明党や共産党に次ぐ第4会派になりました。日本維新の会は、富山県内の地方議会で初めて議席を獲得し