オウム真理教から名前を変えた教団「アレフ」の信者らが、別の宗教関係の勉強会を名乗って勧誘を行った際、必要な書面を交わさずに入会金などを受け取っていた疑いがあるとして、警察は関係先として札幌市内のアレフの拠点施設などを捜索しています。警察は教団の勧誘活動の実態についても調べることにしています。 捜査関係者によりますと、アレフの信者3人はことし2月、札幌市で教団とは別の仏教関係の勉強会を名乗って20代の女性を勧誘した際、必要な書面を交わさずに入会金などを受け取ったとして、特定商取引法違反の疑いが持たれています。 女性は、勉強会の内容が実際はアレフの勧誘だったのではないかと不審に思い、警察に相談していました。 警察は13日朝から一斉に信者の自宅や教団施設を捜索し、このうち、札幌市白石区の施設にはおよそ60人の捜査員が入りました。 アレフをめぐっては、麻原彰晃、本名、松本智津夫死刑囚の写真を施設内