去年1年間に懲戒免職や停職などの懲戒処分を受けた大阪府警察本部の警察官は38人と前の年より17人増え、統計が残っている平成12年以降で最悪となりました。大阪府警察本部によりますと去年1年間に懲戒処分を受けた警察官は▼懲戒免職が6人、▼停職が12人、▼減給が15人、▼戒告が5人のあわせて38人に上りました。 これは前の年より17人多く、統計が残っている平成12年以降で最悪です。 処分の理由としては▼去年8月、柏原警察署の巡査がインターネットで知り合った16歳の少女にみだらな行為をしたとして逮捕されるなど私生活での不祥事が21人と全体の半数を超えているほか、▼去年3月、泉南警察署の警部補が飲酒運転の取り締まりで数値を水増ししたうその記録を作成したとして逮捕されるなど業務に関わる証拠品のねつ造や公文書の偽造などが17人にのぼっています。懲戒処分以外にも▼不倫などやスピード違反、それに証拠品を紛失