大手スーパーの「ダイエー」は、消費増税前の駆け込み需要の反動減で、4月に入ってから7日までの売り上げが、去年の同じ時期よりもおよそ8%減ったことを明らかにしました。 これは、ダイエーが8日の決算発表で明らかにしたものです。 それによりますと、消費税率が引き上げられた今月1日から7日までの売り上げは、食品から衣料品までを取り扱うスーパー、およそ200店の平均で、去年の同じ期間と比べておよそ8%減少したということです。 会社では、増税前の駆け込み需要の反動減によるものとしていて、洗剤や肌着などの生活用品や衣料品に加えて、日持ちがする加工食品で売り上げが落ち込んでいるということです。 一方、今後の見通しについてダイエーの村井正平社長は「増税前に45日から60日分程度の商品を購入した客が多く、回復は早いのではないか」と述べ、来月から6月には、反動減の影響は収まるという見方を示しました。 そのうえで