警視庁が、風俗営業法の規制対象外だったことから野放しになっていた男性客相手のサービス店「JK(女子高生)リフレ」の取り締まりに乗り出している。 労働基準法は18歳未満を有害業務に就かせることを禁じており、「JKリフレは有害業務にあたる」との厚生労働省の判断を得られたことが契機になった。ただ摘発を逃れようと、路上で男性客を誘ってデートする「無店舗型」が増え始め、実態はあまり変わっていない。 大勢の人が行き交う東京・秋葉原の電器店街の路上で4月中旬、高校の制服を着た少女(17)が、スーツ姿の男性らに「JK、30分4000円、60分7000円」と書かれたチラシを配っていた。最近増えている無店舗型のJKリフレだ。チラシを受け取ると、「一緒に出掛けない? メイド喫茶でも、ご飯でも、買い物でもいいから」と誘ってきた。 取材の意図を告げて少女に話を聞いた。千葉県内の県立高校を2年前に中退し、8か月前、友