パチンコ店３５億円追徴課税 帳簿提示拒み、控除されず - 産経ニュース
千葉県のパチンコ店経営会社「ヒノックス」が国税当局の税務調査を受け、平成２６年６月期までの３年間で消費税約３０億円の申告漏れを指摘されていたことが３０日、分かった。過少申告加算税を含む追徴税額は約３５億円。帳簿類の提示に応じなかったため、控除が一切認められず、税額が本来よりも大きく膨らむ結果になった。 消費税は、売上時に受け取った消費税分から、仕入れ時に支払った消費税分を差し引いて納める。その際、帳簿や請求書を示す必要がある。 関係者によると、ヒノックスは、国税当局への提示を複数回にわたり拒んだため、景品などの仕入れに支払った消費税約３０億円の控除を認められなかった。 信用調査会社などによると、ヒノックスは昭和５５年３月設立。千葉県や神奈川県で計十数のパチンコ店を展開している。平成２８年６月期の売上高は２０４億円。
朝日新聞デジタル：たばこ増税時１．８億円脱税容疑 景品卸売業者を告発 - 社会
たばこ税脱税の構図たばこ税収と販売数量の推移 【金子元希、村上潤治】２０１０年のたばこ増税の際に、在庫を少なく見せかけ約９４００万円を脱税したとして、東京国税局がパチンコ景品の卸売業者「昭和商事」（東京都目黒区）と武田智也社長（４７）をたばこ税法違反容疑で東京地検に告発したことがわかった。たばこ税の脱税容疑による告発は全国で初めて。同社は地方税分も合わせると、総額で約１億８８００万円を免れていたという。 東京都と目黒区もすでに、同社と社長を地方税法違反容疑で告発している。 国内で流通するたばこの税金は、その大半を日本たばこ産業（ＪＴ）と子会社が販売代金から納めているが、１０年１０月１日の増税時には、２万本以上のたばこを保管する小売業者なども「手持品（てもちひん）課税」として在庫分を自ら申告する必要があった。増税額は一般的なたばこで１本あたり３・５円（国税分と地方税分それぞれ１・７５円
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