宇都宮市出身の作詞家・渡辺なつみさんが、宇都宮名物ギョーザの応援歌「ギョ!ギョ!ギョ!ギョーザ!」を作った。 先月から、市内のスーパーのギョーザコーナーで流れている。渡辺さんは、「宇都宮市のギョーザの消費を増やすきっかけになれば」と期待している。 渡辺さんは、子役の芦田愛菜さんや韓国の人気グループ「KARA」などの楽曲の詞を手がけている。高校卒業まで同市で過ごし、大学からは作詞家を目指して上京した。帰省で宇都宮駅に降りると、駅前でギョーザ専門店がにぎわい、人々が笑顔でギョーザをほおばる姿を見るのが好きだという。 だが昨年、宇都宮市は総務省の家計調査で1世帯当たりのギョーザの年間支出(購入)額が、15年間守ってきた首位から2位に転落。宇都宮餃子(ぎょうざ)会や市の商工観光関係者らは「日本一奪還推進委員会」を結成し、返り咲きのための活動を始めた。以前から宇都宮のギョーザをテーマにした音楽を作り