14日夜の「前震」以降、熊本、大分両県で発生した震度1以上の有感地震は28日午前中に1000回を超え、同日午後6時現在、1014回となっている。 28日も最大震度4の地震が3回発生し、活発な地震活動が続いている。 2週間での1000回到達は「異例の早さ」(気象庁)という。余震が活発だった2004年の新潟県中越地震では、発生から2週間の回数は680回で、1000回を超えたのは1年間以上経過した後だった。マグニュード3・5以上の規模の地震も、1995年の阪神大震災以降の直下型としては最多のペースで増えている。