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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (19)

  • 愛知県小牧市の民家に隕石が落下

    9月下旬に愛知県小牧市の民家周辺で見つかった黒い石が隕石と確認された。国内で隕石の落下が確認されたのは15年ぶりで、今後「小牧隕石」として学会に登録される見込みだ。 【2018年10月19日 国立科学博物館】 9月26日の夜10時半ごろ、愛知県小牧市の民家に大きな音が響いた。翌朝住民が調べてみると自宅の屋根に大きなえぐれた跡があり、また隣家の駐車スペースの屋根に穴が開き、その玄関前に黒い石が落ちていた。これらの状況から、黒い石は家の屋根に当たったあと、隣の家の駐車スペースの屋根を破って地面に達したとみられている。 隕石が当たったとみられる屋根。右図で大きくえぐれているのがわかる(プレスリリースより。隕石所有者提供) 10月初旬に問い合わせを受けた国立科学博物館(東京都台東区)が分析を行ったところ、この石から宇宙線生成核種からのガンマ線が検出され、まぎれもなく隕石であることか確認された。隕石

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    advblog 2019/02/08
  • 世界初、一酸化ケイ素の4輝線同時VLBI観測

    VERAの新システム「OCTAVE-DAS」により、世界で初めて、4つの電波周波数帯における一酸化ケイ素を同時にVLBI観測することに成功した。 【2017年2月3日 国立天文台VERA】 国立天文台の小山友明さんたちの研究チームは、国立天文台の電波干渉計VERAの観測感度や効率を向上させるため、新しい光結合データ取得システム「OCTAVE-DAS」を開発した。このシステムでは従来に比べて8倍の周波数帯域を同時に観測でき、これまでVERAで観測できなかった暗い天体の観測や、複数回に分けて観測していた別々の電波放射の同時観測が可能となる。 光結合・アナログ-デジタル変換器「OCTAD」。光結合データ取得システム「OCTAVE-DAS」の一部(提供:国立天文台) OCTAVE-DASをVERAや野辺山45m電波望遠鏡に搭載して、漸近巨星分枝に分類される古い恒星のうみへび座W星を観測したところ、

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    advblog 2017/02/03
  • 土星の環の起源は近くを通ったカイパーベルト天体

    土星の環の起源に関する新たなモデルが提唱された。約40億年前に大きめのカイパーベルト天体が土星の近くを通過した際に破壊され、その破片から環が形成されたようだ。 【2016年10月18日 神戸大学】 土星の環の存在は、天体望遠鏡が発明された17世紀に発見された。現在では探査機などの観測により、木星以遠の4つの巨大惑星すべてに環があることが知られている。しかしその起源や、惑星ごとに異なる環の多様性の原因はこれまで説明できていなかった。 (左)探査機カッシーニによる土星、(右)ハッブル宇宙望遠鏡による天王星(提供:土星:NASA/JPL/Space Science Institute/天王星:NASA/JPL/STScI) 神戸大学の兵頭龍樹さんたちの研究チームは土星の環の起源を解明するため、約40億年前に太陽系内で起こった“後期重爆撃期”に注目した。この時期には海王星以遠に、惑星に成長しきれな

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    advblog 2016/10/19
  • 「フィラエ」が運用終了 史上初の彗星着陸探査

    チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で史上初の彗星地表探査を行った着陸機「フィラエ」が、7月27日に運用終了となった。フィラエは昨年7月から通信が途絶えた状態が続いていた。 【2016年8月9日 ESA Rosetta Blog】 「フィラエ」は2014年11月に彗星探査機「ロゼッタ」から分離され、探査目標であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)への着陸に成功した。彗星核への軟着陸は史上初の快挙であったが、着陸予定地点から外れ日陰に入ってしまったため太陽光による発電ができないというトラブルが発生してしまった。フィラエはいくつかのデータを送信し、数日後に冬眠モードに入って通信を絶った。 フィラエが撮影したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星。左下にフィラエの脚の1が写っている(提供:ESA/Rosetta/Philae/CIVA) その後、継続的に通信再開が試みられ、2015年6月から7月にかけ

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    advblog 2016/08/10
  • 摂氏1300度にも達する木星の大赤斑上空

    赤外線観測で木星の上層大気の温度を調べたところ、大赤斑の上空が周囲よりもかなり高いことが明らかになった。 【2016年7月29日 Boston University】 太陽から遠く離れている木星は低温の世界だと思われがちだが、その大気の上層部は摂氏500度以上もある。「熱圏」と呼ばれるこの層の存在は地上の天体望遠鏡やNASAの探査機ボイジャーによって40年前に明らかにされたが、その熱源は今でも不明のままだ。 米・ボストン大学のJames O'Donoghueさんたちの研究グループが赤外線で木星の高層大気を観測したところ、その一部が周囲よりもさらに高温であることが明らかになった。その部分とは、地球数個分ものサイズを持つ太陽系最大の嵐、大赤斑の上空だ。大赤斑の上空800kmのエリアは、摂氏1300度にも達している。 大赤斑の上層大気が高温となっている概念図(提供:Art by Karen Te

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    advblog 2016/07/30
  • 皆既日食で盛り上がるインドネシア、記念切手発売や各種イベントを開催

    いよいよ来週3月9日に迫った皆既日を記念し、インドネシア政府が特殊切手「皆既日」を発売した。また、日が見られる各都市では観望会などのイベントが予定されており、インターネット中継も行われる。 【2016年3月2日 片山哲司さん(インドネシア在住)】 インドネシア語では皆既日をgerhana matahari total(グルハナ・マタハリ・トータル)といい、3語の頭文字をとってGMT(ゲー・エム・テー)とも略される。今年に入ってから地元メディアの関連報道が急増しており、「GMTブーム」に乗り遅れまいと皆既日が見られる都市では国内外観光客の誘致に向けた準備が進められている。 大手週刊誌「テンポ」の最新号(3月6日号)誌面。12ページにおよぶ皆既日特集を掲載。クリックで拡大(© Tempo Inti Media) 皆既日の特殊切手発行 3月9日の皆既日に合わせて発売される切手類は

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    advblog 2016/03/02
  • アポロのデータと最新データで探る月の内部構造

    40年前のアポロ計画で得られたデータと月探査機「グレイル」による測定などから月の内部構造が推定され、「マントルオーバーターン仮説」と呼ばれる月の形成史を支持する結果が得られた。 【2015年12月22日 国立天文台 RISE月惑星探査検討室】 月の内部構造を知ることは、月の誕生や進化を理解する鍵の一つである。約40年前に実施されたアポロ計画の観測で月にも地震がある(月震)ことがわかり、そのデータから月の内部構造の研究が進んだが、月の表面から約1200kmより深い部分(中心から540km以内の部分)については不確かさが残ったままだった。 月の内部構造を知る手がかりは、月の回転や変形を詳しく調べることからも得られる。月の回転はアポロ時代からレーザーで観測され続けており、月の変形に伴うわずかな重力変化は近年NASAの探査機「グレイル」によって高精度に観測され、これらの測月観測から、月の変形のしや

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    advblog 2015/12/23
  • 冥王星を流れる窒素の氷河、冥王星を覆うもや

    探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近から早くも2週間が経過した。観測データはまだ数パーセントしか送信されてきていないものの、公開される画像やデータはどれも大きな驚きや新たな謎をもたらしてくれる。このたび公開されたのは窒素の氷河や大気中の「もや」の画像だ。 【2015年7月28日 NASA (1)/(2)】 先週金曜日に公開された冥王星のクローズアップ画像では、ハート模様のトンボー領域内の西(ハートの左半分)に位置するスプートニク平原に見られる様々な地形が詳細にとらえられている。興味深いのは広範囲を覆う窒素の氷河(氷床)の流れた跡だ。地球の氷河と同様に、今も流れているかもしれない。 スプートニク平原周辺に見られる地形。多角形の地形、窒素の氷河、クレーターの多い領域が見える。クリックで拡大(提供:NASA/JHU APL/SwRI、以下同) スプートニク平原は窒素だけでなく一酸化炭素やメ

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    advblog 2015/07/29
  • 通信トラブルも回復 ニューホライズンズの冥王星接近まで1週間

    ニューホライズンズの観測による冥王星や衛星カロンの動画が公開され、その表面の特徴や色が明らかになりつつある。そんな中、冥王星最接近まで10日と迫った7月4日にニューホライズンズに異常が発生した。現在は通信が回復し、今後の探査は予定通り行われるとのことだ。 【2015年7月6日 NASA (1)/(2)/(3)/(4)】 探査機「ニューホライズンズ」の観測によるカラー画像で、冥王星の赤っぽい茶色のようすがはっきりしてきた。この色は大気や地表のメタンに宇宙線や太陽からの紫外線が作用して生じた炭化水素分子によるものとみられており、暗いところほど赤みが強いようだ。 望遠撮像装置「LORRI」による白黒の観測データに可視光・赤外線撮像装置「Ralph」によるカラーデータを合成して作成された冥王星の自転の動画(提供:NASA/JHUAPL/SWRI、以下同)(オリジナルのアニメーションはファイルサイズ

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    advblog 2015/07/07
  • 小惑星に「じゃこ天」命名

    1996年に発見された小惑星に、「じゃこ天」の名が付けられた。日の地名にちなんだ名称など約30個が新たに命名されている。 【2015年2月5日 国際天文学連合】 寒い冬、体も心もあったまるおでんやおそばに磯の香りをプラスする「じゃこ天」がついに宇宙に進出? 2月3日、これまで発見されていた小惑星に新たに付けられた32個の名称が発表され、「(202909) Jakoten」も新たに加わった。1996年にこの小惑星を発見した中村彰正さんが愛媛県在住であることから、同県の名産品を命名したようだ。日べ物にちなんだ小惑星としては、これまでに「たこやき」((6562) TAKOYAKI)や「しじみ」((29431) Shijimi)があるが、姿形が似ているからというわけではもちろんない。 国際天文学連合からリリースされた「小惑星回報」。名前の由来についての説明がある 今回命名された中で日に関

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    advblog 2015/02/05
  • 赤外線背景放射の「ゆらぎ」が示す、大量の未知の星

    観測ロケットに搭載されたカメラの赤外線画像から、宇宙背景放射に未知の「ゆらぎ」が見つかった。この模様はこれまでに見つかっている星や銀河などの放射だけでは説明がつかないもので、例えば他の銀河の周囲に大量に存在する暗い星など、未知の赤外線光源が大量に存在することを示している。 【2014年11月10日 JAXA宇宙科学研究所】 「宇宙背景放射」とは、既知の星や銀河などがない背景領域の明るさのことだ。近赤外線の波長域で見た背景放射には、私たちがいる太陽系や天の川銀河内外に由来する放射が含まれている。 JAXA宇宙科学研究所と東北大学などの国際研究グループでは、観測ロケットで大気圏外に打ち上げたカメラで2つの波長(1.1μmと1.6μm)の赤外線観測を行う「CIBER実験」を2009年から行っている。今回、2010年と2012年の観測画像から宇宙赤外線背景放射に未知の「まだら模様」が見つかった。

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    advblog 2014/11/11
  • 惑星の材料がいまだ豊富な1000万歳の恒星

    【2013年2月5日 NASA/ヨーロッパ宇宙機関】 惑星を作ることができる年齢を過ぎていると思われていた恒星の周囲に、惑星の材料となるガスが大量に存在するようすが、赤外線観測でとらえられた。 うみへび座TW星と周囲の円盤のイメージ図。クリックで拡大(提供:ESA/NASA/JPL-Caltech/Leiden Observatory) うみへび座TW星の位置(緑色の印)。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) 米ミシガン大学アナーバー校のEdwin Berginさんらの研究で、176光年かなたにあるうみへび座TW星(以下TW星)の周囲の円盤に、これまでの見積もりよりも大量の物質が含まれていることがわかった。 私たちの太陽系の惑星は地球を含め、生まれたばかりの太陽の周りをぐるぐる回りながら取り囲んでいた塵とガスの円盤(原始惑星系円盤)の中から生まれたとされる。太陽以外の恒星でもそれは同様

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    advblog 2013/02/05
  • ダークマターの正体を説明する画期的理論

    【2013年1月30日 Apollon】 ダークマターが一体何によって構成されているのか、実験で目に見えない物質をどのようにすれば検出できるのかに関するモデルが構築されている。それによると、ダークマターは重力の伝達を担う未発見の粒子「グラビトン」の超対称性パートナーとされる「グラビティーノ」からできているという。 ダークマターは目に見えず直接観測することはできないが、目に見える物質に重力的な影響を及ぼしており、恒星や銀河の動きなどから間接的に検出することができる。ダークマターがないと、宇宙に存在する銀河などの天体はばらばらになってしまう。その存在割合は、宇宙に存在する物質の約80%もある。 ノルウェー・オスロ大学の素粒子物理学のリーダー的存在であり、今回のモデルを発表した研究チームのAre Raklev准教授は、次のように話す。 「宇宙にどれほどのダークマターが存在するのかを計算できても、

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    advblog 2013/01/30
  • 宇宙飛行士が地下訓練中に新種のワラジムシを発見

    【2012年11月27日 ESA】 イタリアの地下洞窟で行われていた宇宙飛行士らの訓練で、新種のワラジムシが発見された。 訓練コーディネイターのJo de WaeleさんとNASAの宇宙飛行士Mike Finckeさんが洞窟の池に餌を設置している様子。クリックで拡大(提供:ESA--V. Crobu) 今回発見された新種のワラジムシ。身長はわずか8mm(提供:ESA--M. Fincke) 国際宇宙ステーション(ISS)参加国の宇宙飛行士の訓練のひとつとして、地下洞窟で数日間過ごす「CAVES」(人間の行動とスキルを訓練評価する共同探検)がある。多国籍のクルーが極限環境の中で、気象学、測量学、地質学、地下生物分類学などの調査を実施するというものだ。 2012年のCAVESは、日人宇宙飛行士の野口聡一さんらも参加してイタリアのサルディーニャ島で9月に実施された。生物調査の対象となったのは小

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    advblog 2012/11/28
  • 「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」帰還バージョンBDとDVD、本日予約受付開始

    「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」 帰還バージョンBDとDVD、日予約受付開始 【2011年2月28日 アストロアーツ】 小惑星探査機「はやぶさ」の旅を描いた全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」の「帰還バージョン(仮題)」BD(ブルーレイ)版とDVD版の予約受付がアストロアーツオンラインショップで始まった。編のほかインタビューなどの特典も収録し、4月下旬に発売予定となっている。 全国の科学館やプラネタリウムで好評を博している全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」(有限会社ライブ制作)の「帰還バージョン」を収録したBD(ブルーレイ)版とDVD版が4月下旬に発売されることが決定した。アストロアーツオンラインショップで日から予約を受け付けている。 2009年春に初公開された同作品は201

  • ブラックホール製 銀河のペアリング

    【2011年2月10日 Chandra X-ray Observatory】 ハッブル宇宙望遠鏡とチャンドラX線天文衛星のデータを合成した美しい銀河の画像が公開された。4億3000万光年かなたで起こる壮大な天体活動の様子をカラフルに伝えてくれている。 チャンドラとHSTがとらえた「Arp 147」を合成したもの。ピンクがチャンドラによるX線像、赤・青・緑がHSTによる可視光線像。右のリングの活発な星形成(青)と、その後のブラックホールの活動(ピンク)がうかがえる。クリックで拡大(提供:X-ray: NASA/CXC/MIT/S.Rappaport et al, Optical: NASA/STScI) くじら座の方向4億3000万光年先にある「Arp 147」(注1)は、渦巻銀河(画像右)と楕円銀河(同左)のペアだ。右の銀河の空洞は、左の銀河が突き抜けた跡とみられている(注2)。 画像は、

  • 原初の宇宙に満ちていた磁場を発見か

    原初の宇宙に満ちていた磁場を発見か 【2010年10月1日 UCLA】 最新の研究で、地球の磁場の10の15乗分の1というきわめて微弱な磁場が深宇宙の銀河間に広がっていることが示された。このような磁場はビッグバンの直後から宇宙を満たしていた可能性があり、宇宙における磁場の起源解明につながるかもしれない。 原初の宇宙に磁場が存在し、現在わたしたちが知っている成熟した銀河の磁場ももとは初期宇宙の微弱な“種”磁場から発達したのではないかと長い間考えられている。しかし、これまでにそのような深宇宙に広がる磁場を観測する方法はなく、計測が試みられたこともなかった。 米・カリフォルニア工科大学の物理学者 安藤真一郎氏と、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の宇宙物理学教授Alexander Kusenko氏は、NASAのフェルミ・ガンマ線天文衛星が撮影した170個の巨大ブラックホール画像が予想以上に鮮明でな

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    advblog 2010/10/03
  • 100億年前の銀河分布に見る銀河形成の歴史

    100億年前の銀河分布に見る銀河形成の歴史 【2010年6月2日 NASA Herschel Science Center (1) / (2)】 ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」による、100億〜120億光年かなたの銀河分布をとらえた画像が公開された。広範な銀河の分布を見ることで、遠方にある宇宙初期の活発な銀河の謎が解き明かされ、当時の銀河の形成進化の過程を知る大きな手がかりが得られる。 ハーシェルのスペクトル測光撮像器「SPIRE」でとらえた擬似カラー画像。白く明るい部分は星が活発に作られているところ。赤い部分は比較的遠方、あるいは低温の部分をしめす。クリックで拡大(提供:ESA/SPIRE Consortium/HerMES consortia) ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の赤外線天文衛星「ハーシェル」のスペクトル測光撮像器「SPIRE」が遠赤外線観測により撮影した、100億〜1

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    advblog 2010/06/03
  • 電波望遠鏡が明かす、超巨大ブラックホールのなぞ

    【2008年5月12日 NRAO】 多くの銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在し、光速に近い速度でジェットが噴出している。物質がこれほどの高速にまで加速されるメカニズムは長い間なぞであったが、現在もっとも有力な理論を支持する観測結果が電波望遠鏡によって得られた。 超巨大ブラックホールの想像図(ブラックホールに近い領域で巻き上げられた磁場によって、ジェットが形成されるようす)。クリックで拡大(提供:Marscher et al., Wolfgang Steffen, Cosmovision, NRAO/AUI/NSF) ひとたび吸い込まれると光さえも脱出できないブラックホールの近くから、超高速で物質が噴出するのはなぜだろうか。多くの天文学者が考えるメカニズムは、次のとおりである。 ブラックホールに引き寄せられた物質は、「降着円盤」と呼ばれる平たい回転円盤を形成する。物質は円盤の中を回転し

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    advblog 2008/05/13
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