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よみものと社会に関するirbsのブックマーク (4)

  • 分裂勘違い君劇場 - 西暦2026年の日本

    西暦2026年。 PC上のテレビ会議の品質は、直接会って話をするのとさほど変わらないほどに向上した。回線容量やモニタサイズ&解像度の劇的な増大の必然的帰結だ。相手の表情や息づかいのわずかな変化すら感じ取れるほどだ。マイクやWebカメラの性能向上も寄与しているだろう。 これにより、取引先の会社を訪問する回数が激減した。出張の回数も激減した。在宅勤務が激増し、そもそも会社のオフィスに通勤すること自体が大幅に減った。会社によっては、出社は、ほとんど儀礼的な意味しか持たなくなった。オフィスを次々に縮小したり、閉鎖する会社があいつぎ、オフィス自体を持たない会社すら登場した。 そして、この膨大な回線容量を通じて、海の向こうから、安価で品質のよいサービスが津波のように押し寄せた。インドやフィリピンをはじめとする、発展途上国の膨大な人口は、ついに貧困から抜け出す突破口を見つけたのだ。それは、ネット経由の知

    分裂勘違い君劇場 - 西暦2026年の日本
  • 勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠

    いまの日人は、とても便利な世の中を生きている。 コンビニもインターネットもあるし、自分の人生もだいたい自由に選択できる。医療も治安もハイレベル。昔の人が見たら、さぞ羨ましがるだろう。 そのかわり、賢くないと――あるいは勉強しないと――何もできない時代になってしまった。 事務職に就きたいと思ったら、ワードエクセルは当たり前。子育てしようと思った未来のおかあさんも、子育てを一から勉強して、何が安全で何が危険か、自己判断しなければならない。行政サービスを利用する際も、あの煩雑な手続きを理解して申し込むのは一苦労だ。便利さにアクセスするためのハードルは、見えにくいところでとても高くなっていて、その恩恵に与れるのは、自分で調べて勉強できる人・賢い人だけだったりする。賢くない人・勉強もしない人ほど、自由選択の範囲は狭くなり、日常生活のリスクも回避しづらくなる*1。だから冒頭の文章は、正確には「いまの

    勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠
  • 2018年、ようこそゲーミフィケーションの世界へ。 - ankeiy’s diary

    「や、やったー」朝のラッシュで賑わう改札で、サラリーマン風の男が興奮を抑えられず叫んだ。みんなの注目が電車の発車時刻を示す電光掲示板の下のスロットに集まった。緑のLEDでかたちどられれた数字がクルクルと回り始める。駅全体が息を呑んだ。数字が静かに止まる。電光掲示板には10,000,000という数字表示された。と、同時に「うぉー」という低い歓声が張り詰める空気の中で響きわたった。「1000万円が当たったのだ」男は満面の笑みを浮かべ管理事務所に向かった。 最近、確実に電車利用者が増えているという。というのも乗降客はこの高額当選システムが目当てだからだ。スイカとパスモなどにこのシステムが導入されてから既に1年がたつ。カードで改札を通過する瞬間、抽選システムが作動し、当たりくじを引くと改札でブザーとともに大当たりの文字が表示される。すると、目の前の電光掲示板で再抽選され、当たりの金額が、なんでも鑑

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