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ポスドクに関するirbsのブックマーク (10)

  • 天才科学者をも苦しめる「ポスドク問題」のリアル(小林 雅一) @gendai_biz

    世紀の発明を成し遂げるまで あらゆる生物の「ゲノム(DNAに書かれた全遺伝情報)」を自由自在に書き変える、驚異のゲノム編集技術「クリスパー(CRISPR)」。それは医学、製薬、農業、バイオなど、人類の存立に関わる様々な分野で、史上空前の産業革命を引き起こすと見られている。 この画期的技術の発明者として知られる3名の科学者の一人、フランス出身のエマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Charpentier)博士は、その功績が認められ、昨年、世界的に有名な独マックス・プランク感染生物学研究所の所長にまで上り詰めた。 が、現在の誉れ高いポジションを獲得するまでに、彼女は5つの国を跨いで9つの研究機関を渡り歩き、その間の大半において、いわゆる「ポスドク(postdoc:博士課程修了後に任期制の職についている研究者)」として、経済的には「その日暮らし」を強いられるほどの乏しい給与と不安

    天才科学者をも苦しめる「ポスドク問題」のリアル(小林 雅一) @gendai_biz
  • 大学教員公募が必ずしも公募でない理由 - 日本の科学と技術

    100通の お祈り手紙に 心折れ (詠み人知らず ラボ川柳) 父親からのアドバイス⇒【世間の常識】募集が出たときには採用される人は既に決まっている 応募する側から見ると、大学の人事は実に不可解ですが‥ いいかベイベーきいてくれ。人事の数だけモノサシがあるんだよ。(大学教員公募戦線仏恥義理シェキナベイベー) 下のウェブ記事にも教員人事の質、オファーを勝ち取るための具体的な戦略に関するアドバイスがあり、落ち続けている人にとっては認識を改める助けになる内容だと思います。 公募に落ちた時「なんで自分が」と思うということは、自分の業績に自信があるのでしょう。それは素晴らしいことだと思います。しかし、それが人に評価されるかどうかはまた別の話です。ここでいう評価とは、「その研究が素晴らしい」ということより、「この人を採用したいと思うか」という点が重要です。どんなに優秀でも、その公募で必要とする人材にマ

    大学教員公募が必ずしも公募でない理由 - 日本の科学と技術
  • ポスドク研究者が直面する問題(米国と英国の報告)

    学術研究分野での競争は激化しており、研究者は様々な側面―資金源の構造、出版形式、キャリアの展望、研究管理システム―から影響を受けています。学術界で独り立ちする一歩手前の、キャリア上の重要局面に位置するポスドク研究者は、科学研究における文化的影響をもっとも強く受けているといえます。ポスドク研究者は、多くの機関で研究を牽引する立場におり、学術研究の未来を担っています。しかし激しい競争下に置かれ、安定した職の確保が難しいという彼らの直面する問題は、あまり取り上げられることがありません。そんな中、米国と英国のポスドクが直面している問題と現状を取り上げた2つの報告書が、事態を重く見ている学者たちの注目を集めています。以下は、この2つの報告書で挙げられている主な問題点です。 英国のレポート―英国における科学研究文化 Nuffield Council on Bioethicsがまとめたこのレポートでは、

    ポスドク研究者が直面する問題(米国と英国の報告)
  • 出身研究室の色を消す - 研究者って自称ギタリストと何が違うの?

    アカデミックポストについている研究者は、だいたい何か所くらいの研究室に在籍した経験があるのでしょうか。 東大や京大では、生え抜きの先生が多いんじゃないかなー、という偏見から、地方の大学を調べてみます。 某北のほうの旧帝大の生物系助教を見るとこの通り。 調べがつかない先生はそこまで調べてませんし、公表されてる経歴からだいたい、って程度の数字です。 ・1 箇所 3 名 ・2 箇所 3 名 ・3 箇所 3 名 ・5 箇所 1 名 ・7 箇所 1 名 平均すると、2.73 箇所、つまり、だいたい助教になるまでに 2、3 箇所くらいの研究室を経験しているものだ、ということになります。 教授になると、それにプラス 1 くらいになるんじゃないでしょうか。 平均的には、 学位をとる -> ポスドク 1, 2 箇所 -> 助教 って流れなんでしょうね。 身の回りの人を見ても、自分の経験と照らし合わせても、妥

    出身研究室の色を消す - 研究者って自称ギタリストと何が違うの?
  • 科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信

    では平成7年に「科学技術法」が制定され、国の施策の基に科学技術を据えることにしました。5カ年ごとに「科学技術計画」が定められ、現在は平成23年に閣議決定された「第4期科学技術計画」の元に施策が立てられています。平成28年からは第5期の開始となるので、そろそろ次の計画をどうするか、という話も出始めているようです。 1990年代からいわゆる「大学院重点化」が開始され、科学技術を支えるには博士号を持った人材が必要であるという観点から、大学院生の定員が増やされてきました。そのような大学院生の次のキャリアパスとして博士研究員(ポスドク)がありますが、平成8年からの第1期の計画において「ポストドクター1万人支援計画」が策定され、ポスドクの数も増えることになりました。このようなポスドクの多くは、プロジェクトごとに雇用される有期雇用者です。したがって、5年などの任期が終了すると、次の就職

    科学者は競争的すぎる環境に付いていけない | 大隅典子の仙台通信
  • 博士号を取った後、なにをするの? - アレ待チろまねすく

    2014-04-21 博士号を取った後、なにをするの? かがく 曰く、米国生物系博士課程の院生のうち将来テニュアトラックに乗るのは8%未満 / “Where Will a Biology PhD Take You?” http://t.co/29GYs1sFOW— オガジ (@pago_j) April 20, 2014 Where Will a Biology PhD Take You? アメリカで博士を取得した人の進路状況を図にした記事が話題になっている。 博士号を取るのに平均7年かかり、その過程で37%がドロップアウトする。実に厳しい。「日の博士なんてコピペ論文で取れるんでしょ(笑)」と思われる人もいるだろうが、現実はそんなに甘くない。オーバードクター(博士課程での留年)は自分の周りを見ても結構いる。彼らの能力が足りないわけでは決してない。ただ、博士論文は世界で初めてのデータを元

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  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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  • Natureが報じる「減り続ける日本の若手研究者と、低下し続ける日本のサイエンスの生産性」 — 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 Numbers of young scientists declining in Japan – Nature News “Government policies are hampering the country’s next generation of research leaders, advisory body says.” もう見たまんまです。詳しくはリンク先の文及びこの後に続く日語訳をお読み頂きたいのですが、端的に言えば 過去30年間で大学教員全体の人数は50000人から63000人に増えたが、35歳以下の若手教員の人数は10000人から6800人へと大幅に(30%以上)減った 40歳以下の大学教員数が減り続ける一方で、45歳以上の人数は増え続けている。また65歳以上の人数も増え続けている。 同時期に日のサイエンスの生産性が低下していることを関連付ける

  • 今も新規博士数は大学教員求人数の3倍もの供給過多で、年々「優秀な人材が博士課程を忌避している」感が強まる -- 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 文部科学省の公的研究費により雇用される若手の博士研究員の多様なキャリアパスの支援に関する基方針~雇用する公的研究機関や研究代表者に求められること~ (案)(PDF) – 文科省科学技術・学術審議会人材委員会 人材委員会第57回配布資料 ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より Nature曰く「日博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 - 当blog 文科省の科学技術・学術審議会人材委員会が興味深い資料を公開していました。編よりも、むしろ13ページ以降の「関連データ集」の方が遥かに面白いです。その見出しを列挙していくと・・・ ポスドクの雇用人数は、平成20年度実績で、17,945人である。 大学院博士課程修了者数が大学教員の採用数を上回っている。(注:2006年時点で対比すると大学教員採用

  • ポスドクのうちに書いておこうシリーズ4:非常勤講師こぼれ話 - 誰がログ

    ポスドク?になって院生の頃にやっておけばよかったなーと思ったこと - 思索の海 ポスドクのうちに書いておこうシリーズ2:厳しさとか人とのつながりとか - 思索の海 ポスドクのうちに書いておこうシリーズ3:人文と自然科学と - 思索の海 あくまで個人的体験と伝聞がほとんどですので参考程度でお願いします。分野や大学やその他色々な要因に状況によって色々なんじゃないかなと思っています。担当していた授業は分野で言うと日語学、言語学、留学生への日教育です。 大学院博士課程を修了後、非常勤講師で大学の授業を担当するようになってから三年度目が終わろうとしているところです。ちなみに最初の二年度は研究員もやっていましたが、今年度はほぼ非常勤講師だけで生活していました。 あ、あと愚痴とかそういうものではなくてこの時期の体験や考えたことを簡単には忘れたくないという整理・記録の意味合いが強いです。 教歴のカベ

    ポスドクのうちに書いておこうシリーズ4:非常勤講師こぼれ話 - 誰がログ
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