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小熊英二に関するirbsのブックマーク (6)

  • ガラパゴス的議論から脱却を 小熊英二さん(慶応大教授):朝日新聞デジタル

    慰安婦問題が1990年代になって注目されたのは、冷戦終結、アジアの民主化、人権意識の向上、情報化、グローバル化などの潮流が原因だ。 冷戦期の東アジア諸国は、軍事独裁政権の支配下にあり、戦争犠牲者の声は抑圧されていた。元慰安婦は、男性優位の社会で恥ずべき存在と扱われていた。80年代末の冷戦終結、韓国の民主化、女性の人権意識の向上などがあって問題が表面化した。韓国で火がついた契機が、民主化運動で生まれたハンギョレ新聞の連載だったのは象徴的だ。 日でも、自民党の下野と55年体制の終焉(しゅうえん)、フェミニズムの台頭があり、経済大国にふさわしい国際化が叫ばれていた。 情報化とグローバル化は、民主化や人権意識向上の基盤となった。しかし、このことは同時に、民族主義やポピュリズムの台頭や、それに伴う政治の不安定化も招き、慰安婦問題の混迷につながった。 例えば、外交は「冷静で賢明な外交官が交渉にあたる

    ガラパゴス的議論から脱却を 小熊英二さん(慶応大教授):朝日新聞デジタル
  • 甘えているのはどっちだ?──政治を考える | GQ JAPAN

    The Price of Confidence甘えているのはどっちだ?──政治を考えるAuthor: 小熊英二 Tag: 政治 牛丼チェーン店で、労働条件に耐えかねたアルバイトが連鎖的に辞め、そのチェーンから多数の閉店が出る事件が3月におきた。今回はこの件について。事件の背景は、コストカットと人員削減で、たった一人のバイトが調理、接客、会計、掃除などをこなす店が増えていたことである。賃金も待遇もバイト扱いなのに、経験を積むと「バイトマネージャー」や「バイトリーダー」になって管理を任されたり、「パート店長」が5店舗の店長を兼ねていたりする例もあるという。そんな状況だったので、バイトが次々に辞めると、店舗が維持できなくなってしまったわけだ。より大きな背景は、日全体の貧困化だ。全国大学生協連の調査によると、下宿生の平均仕送りは1996年に10万2440円だったが、2012年には6万9610円に

    甘えているのはどっちだ?──政治を考える | GQ JAPAN
  • 小熊英二【第1回】「人間は不完全な存在だから、人間の考える理論で世界を覆うことは無理だと思う」() @gendai_biz

    小熊英二【第1回】「人間は不完全な存在だから、人間の考える理論で世界を覆うことは無理だと思う」 探究し、社会に適合させる「学者」という仕事 慎: 小熊先生のは10年以上前から読んでいて、いつか是非お話をうかがえたらと思っていました。「アジア・イノベーション・フォーラム2013」のときに機会をいただいて今日お会いすることができました。 最初は『単一民族神話の起源――〈日人〉の自画像の系譜』というを読んで、学生の頃に『〈民主〉と〈愛国〉――戦後日のナショナリズムと公共性』を読ませていただきました。今日はいろいろとのことなども併せてお伺いしたいのですが、まず小熊先生は自分のお仕事は何だと思われていますか? 小熊: 一番目は研究をすることで、二番目は教育でしょう。三番目はちょっと二番目と区別がつけ難いところですが、文章を書いたり、あるいは教育外のところで喋ったりすることですね。これは、何

    小熊英二【第1回】「人間は不完全な存在だから、人間の考える理論で世界を覆うことは無理だと思う」() @gendai_biz
  • 小熊英二【第2回】「思考は体験によって決定されるのではなく、過去を再構成することで組み立てられる」(慎 泰俊) @gendai_biz

    小熊英二【第2回】「思考は体験によって決定されるのではなく、過去を再構成することで組み立てられる」 探究し、社会に適合させる「学者」という仕事 ⇒【第1回】はこちらからご覧ください。 どこに無理をかけているのかを自覚する 慎: 人によっては、学者と呼ばれるような人であっても、自分の結論がまず最初にありきで、それを正当化するための資料だけを集めてしまいがちになるというような、心の落とし穴があると思うんです。小熊先生はまずそういったものに陥らないように見えるのですが、それはこういった落とし穴を避けようと普段から意識されているからなのか、それが自分にとって心地良い状態だからなのか、どちらなのでしょうか。 小熊: 両方でしょう。さっき言ったように、私は人間が完全無欠だとは全然思っていない。人間が書くものや理論なんて、所詮は球体を紙で覆うようなものだと思っているんです。どこか一部は覆えたような気がし

    小熊英二【第2回】「思考は体験によって決定されるのではなく、過去を再構成することで組み立てられる」(慎 泰俊) @gendai_biz
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  • 「自立構想問われる」 小熊さん歴史講座「戦後と沖縄」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    社会 「自立構想問われる」 小熊さん歴史講座「戦後と沖縄」2012年3月19日  Tweet 「戦後と沖縄」と題して講演する小熊英二さん=17日、那覇市の県立図書館 歴史社会学者の小熊英二さん(慶大総合政策学部教授)が17日、県立図書館歴史講座で「戦後と沖縄」と題して講演した。補助金をばらまいて基地や原発を受け入れさせてきた利益誘導政治は終息を迎え、在外米軍の撤退にも拍車が掛かると指摘。「沖縄の自立をどう構想するかがいやが応でも問われる」と新たな局面の自覚の必要性を強調した。  小熊さんは1972年の沖縄返還の背景について、ベトナム戦争に伴う財政圧迫や軍事技術の進展により、米側に在外基地を維持する意義が薄れたことを説明。一方で日の防衛・外務は冷戦型の体制維持という時代錯誤を続け、在日米軍を駐留させ続けるための予算措置など、補助金により日米安保を維持する仕組みが復帰後に出来上がった。 小

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