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保守に関するirbsのブックマーク (7)

  • 『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』書けなくなった批評家を救ったもの - HONZ

    ひさしぶりに会った知人の変貌ぶりにショックを受けることがある。書を書店で見かけた時の驚きもそれに近い。表紙の男性と著者名が一瞬つながらず、人だと気づいて衝撃を受けた。別人のように痩せている。それも何か大病を患ったことをうかがわせるような痩せ方ではないか。 90年代からゼロ年代を通じた福田和也の活躍ぶりは、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」という言葉がぴったりだった。「月300枚書く」と人が言っていたように、文芸評論や時事評論、エッセイ、コラムを書きまくり、ワイドショーのレギュラーコメンテーターを務め、文芸誌『en-taxi』を編集し、母校である慶應大学の教壇にも立った。当時、夜の街でもしばしば著者を見かけた。バリバリ仕事をしつつ遊びもこなす姿が眩しかった。 著者を知ったのは学生時代のことだ。江藤淳に才能を見出されたというふれこみで、雑誌『諸君!』でいきなり連載が始まった。破格の扱いだった。

    『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』書けなくなった批評家を救ったもの - HONZ
  • 第1回:西部邁の死と「工学化」する保守 - 平成30年論 | ジセダイ

    「平成」の最後の一年を記録しておくエッセイを考えていた矢先、西部邁が自死した。去年、ぼくのほうが論壇を遠く離れて久しいが、彼の主宰する雑誌の座談会に突然呼ばれ、久しぶりに少しだけ話した。「こんな身体になってしまった」と手袋をはめた手を差し出す姿は弱々しかったが、それでも座談会では冗舌だった。「近代」というものをどこまでも懐疑する西部と、「近代」を断念するべきではないと考えるぼくの立場は一致するはずもないが、互いの話はおだやかにすれ違った。 それから少しして西部から新著『保守の真髄』が送られてきて、あとがきに自死を考えていたとしか思えないくだりがあったので、あわてて、「自死など考えずにだらだらと書き続けるべきだ」という一文を含む書評を書いた。掲載は先だというので、ひどくのんびり出て来たゲラを昔の教え子に運営してもらっている事務所のツイッターに載せておいたのが1月11日だ。世間の人のそれより2

    第1回:西部邁の死と「工学化」する保守 - 平成30年論 | ジセダイ
  • リベラル・辻元氏が前原氏の決断に理解を示す理由 現実的であるということ

    辻元氏は立憲民主党の設立が決まる前の9月30日の段階で、「希望の党には加わらない」と明言していた。その際、次のように説明した。 「小池氏は『寛容な保守』の立場、私は『現実的なリベラル』の立場で、安倍晋三政権を右と左から挟み撃ちにし、倒せば良いのではないか」 辻元氏の考える「寛容な保守」、「現実的なリベラル」とは何なのか。 キーワードは「対話」「寛容な保守という言葉を聞いた時に私が思い浮かべたのは、1996年、私が社会党から初当選した時の自社さ政権でした」 「自民党幹事長は自民リベラルの宏池会・加藤紘一さん、ベテラン政治家の野中広務さんや、古賀誠さん、山崎拓さん、いろんな方に学びました」 「この自社さ政権こそ、寛容な保守と現実的なリベラルの融合だったんじゃないかと思います」 異なる理念を持つ政治家同士でも、「対話」を通じて社会をよりよくしていく。それが「寛容な保守」と「現実的なリベラル」なの

    リベラル・辻元氏が前原氏の決断に理解を示す理由 現実的であるということ
  • 西部邁、中島岳志の師弟対談 保守と右翼の間にある大きな違い | AERA dot. (アエラドット)

    自民党の閣僚や国会議員にも「ネトウヨ」のような発言が増え、籠池問題で保守派のイメージが暴落した。「あんなのと一緒にしてくれるな」と怒る保守の論客が、沈黙を破った。 続きを読む

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  • 「トランプには幻滅した!」新政権の足元を静かに揺さぶる不穏な動き(渡辺 将人) @gendai_biz

    リバタリアン派から噴き出す不満 前回の論考で述べたように、共和党とトランプ次期大統領の間には微妙な距離感がある(gendai.ismedia.jp/articles/-/50637)。しかし、大統領府と議会を掌握する千載一遇のチャンスを最大限に活かすため、共和党流や宗教保守派も「内戦」は封印していく構えだ。 他方、不穏な動きを示しているのはリバタリアン(完全自由主義)派である。 同派若手ホープのランド・ポール上院議員(外交委員会)は、ジョン・ボルトン元国連大使の国務副長官案の浮上を受け、いかなる国務省要職にも就けさせないとして、民主党と連帯してでも承認阻止の意向だ。 経済閣僚への反発も強い。ティーパーティ派の元下院議員で保守系論客のジョー・ウォルシュは、政治評論家ショーン・イリングとの対談で怒りを露にしている(政治サイト「Vox」2016年12月8日)。 「トランプが膿を出してくれること

    「トランプには幻滅した!」新政権の足元を静かに揺さぶる不穏な動き(渡辺 将人) @gendai_biz
  • 地べたから見た英EU離脱:昨日とは違うワーキングクラスの街の風景(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「裏切られたと感じている労働者階級の人々を政界のエリートたちが説得できない限り、英国はEUから離脱するだろう」 2週間前にそう言ったのはオーウェン・ジョーンズだった。 二つに分断された国「おーーーー、マジか!」 という配偶者の声で目が覚めた。離脱だという。 子供を学校に送って行くと、郵便配達の仕事をしているお父さんがロイヤルメールの半ズボンの制服を着たまま娘を学校に連れてきていた。 「まさかの離脱だったね」と言うと、彼も「おお」と笑った。 彼とは昨日も学校で会い、EU離脱投票の話をしていたのだった。昨日の朝は 「残留みたいだね、どう考えても」「ああ、もうそんなムード一色だな」みたいな話を2人でしていたのだった。昨日、彼はこう言っていたのだった。 「俺はそれでも離脱に入れる。どうせ残留になるとはわかっているが、せめて数で追い上げて、俺らワーキングクラスは怒っているんだという意思表示はしておか

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  • 保守が品格を失う時 / ジェレミー・コービンが炙りだすエリートの悪意(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    英国のPMQ(Prime Minister’s Question Time)が面白くなってきた。英国議会では、毎週水曜日正午から30分間、首相VS野党第一党の党首、その他の各党議員との質疑応答の時間がある。BBC2が毎週生中継で放送しており、世論への影響力の大きい番組だ。 このPMQは、政治家というより天才パフォーマーだったトニー・ブレア首相の時代が面白かった。が、彼がいなくなってから、はっきり言って退屈になっていた。 しかし、新労働党党首のジェレミー・コービンが再びこのPMQを面白くしている。 彼は、「PMQは芝居がかった見世物的イベントになり、質問する側も答える側も気で政策について話し合っていない。僕はこれを根から変えたい」と発言し、野党第一党の党首として初登壇した日は、一般の人々からネットで募集した質問を読み上げるいう前代未聞のことを行った。 この奇襲作戦は「新鮮だ」と評価された

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