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鹿児島沖から沖縄地方に連なる南西諸島沿いの海溝で、マグニチュード(M)8級の巨大地震が繰り返し起きている可能性が最近の研究で分かってきた。国が大地震を想定していない「空白域」だが、津波の痕跡などの調査で過去の活動が明らかになりつつある。想定外だった東日本大震災の教訓を生かそうと、研究者は調査の強化を訴えている。(小野晋史) ◇ ■乏しい歴史記録 南西諸島の南東沖には、水深7千メートル級の南西諸島海溝が延びている。東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の延長線上に位置し、長さは台湾までの1千キロ以上に及ぶ。 琉球海溝とも呼ばれるこの場所では、フィリピン海プレート(岩板)が陸側プレートの下に沈み込む。その仕組みは南海トラフと基本的に同じにもかかわらず、巨大地震は起きないとされてきた。 理由の一つは歴史記録の乏しさだ。同諸島では17世紀以前の自然災害の記録がほとんどない。
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