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表象文化論に関するirbsのブックマーク (4)

  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:研究ノート (1)

    去年、半年間をかけて、ロザリンド・クラウスの『独身者たち』(原題 BACHELORS, 1999)を訳した。まだ編集者と交渉中で、出版がいつになるかは未定という段階だが、ここではこのの紹介をする。 ロザリンド・クラウスは、ポストモダニズムの美術批評家である。『オリジナリティと反復』(1985)から『パーペチュアル・インヴェントリー』(2010)に到るまで、すべてはここからはじまり、ここに帰着する。彼女の美術批評の方法は、つねに「モダニズム」との距離から導出されている、という意味だ。 クラウスは、戦後のアメリカの美術批評界で圧倒的なヘゲモニーを握っていたクレメント・グリーンバーグ、そして彼が提唱する「モダニズム=フォーマリズム」の影響下で活動を開始したが、その後袂を分かち、彼女独自の批評理論を展開していく。「モダニズム」の批評論理とは、美術作品の個々のメディウム固有の特性を重視するもので、

  • Astand:サービス終了のお知らせ

    Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html

    Astand:サービス終了のお知らせ
  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:PRE・face

    まったく文脈も、関心も、来歴も、資質も異なる者同士が、あらかじめ示し合わせていたかのように、まったく同じことを、同じ瞬間に考えていた、というようなことがある。といっても、相槌を打ちたくなるような意見の一致、というのではなく、いわば、思考自体が一瞬同期するような、いわく言いがたい感触のことである。「思考の同期性」とでも言うべきようなものが、確かに存在する。 人文系の学問の研究は質的に孤独な営みだ。同じような領域を専門とする者のあいだでも、少し話をするとまったく考え方が違っていたり、全然言いたいことが通じなかったりして、その距たりに落胆させられることも少なくない。問いを突き詰めれば突き詰めるほど、そうしたディスコミュニケーションが生ずることが経験的にわかってくる。誤解を招く言い方かもしれないが、私自身、学会や研究会での対話や討議の場で、なにか根的に新しい知見が得られるなどという期待をはじめ

  • ディドロと表象文化論: sgtsugar.com.blog

    東大駒場に「表象文化論」という学科があって、これは1986年に成立したのだが、1996年に駒場全体が大学院大学になると、そのなかの「超域文化科学専攻」の中の3つの「コース」の中の一つに位置づけされた。2006年には表象文化論学会の第一回大会が開かれている。 この学会は会員が300人ほどになっている。科目や講座の名前としては普通になってきた「表象文化論」も、それを名乗る学科は、そんなに増えていない。学生を惹きつけるには少し茫漠としていすぎるのが理由だろう。(首都大学東京大学院では「人文科学研究科」の専攻分野の一つに収めた。この説明を見ると、いかにも高山宏さん風だけど。http://www.hum.tmu.ac.jp/030.html) 僕は1990年に駒場の教員になったのだが、これは「表象文化論」で第1期生が修士に入学したのと一緒である。何が何だかよくわからないまま「表象文化論」に引っぱられ

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