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哲学と近代に関するirbsのブックマーク (3)

  • ジル・ドゥルーズ研究

    ポストモダンの思想~20世紀後半を顧みてみる ジル・ドゥルーズを中心に les lectures des texes de ~現代思想の基棚 現代思想のさまざまな基礎文献を読みながら21世紀に生きる我われにとっての当に必要な知性について考えるHP 我々にとって、現在というものがどのようなものであるかを、問うならば差し当たって、「冷戦体制以降のグローバル化の時代」ということが出来よう。私自身の定義によれば「もはや戦後ではない」ということは「冷戦終結」後の戦後体制の終結を指すと思う。 現代思想と一般に言うところのものは、ヨーロッパの近代普遍的思想の古典的思考の可能性としての「マルクス主義」、可能な選択肢としての社会主義という思想上における賭け金の、その行方を、世界史上の上の出来事としてのソビエト崩壊とともに見届けてしまった後に、我々の現在に答えるものとしてあるべきものと思われる。 ここ

  • [書評]中世哲学への招待 「ヨーロッパ的思考」のはじまりを知るために(八木雄二): 極東ブログ

    ごく個人的な興味だが、デカルトの「方法序説」を読みながら、原点になったスコラ哲学をもう少し理解しておきたい気分がしてきたので、なにか入門書のようなものはないかと「中世哲学への招待(八木雄二)」(参照)を読んでみた。スコラ哲学の基的な考え方とバリエーションを簡素にまとめた書籍を期待していたので、その点では求めていたものとは違う印象もあったが、これはこれで興味深いだった。著者は自身のグリーンボランティアの体験談を含め、一般向けにゆったりと雑感を込めて書を書いている。エッセイ的に読みやすいと言えば読みやすい。が、どちらかというと思想史というより世界史に関心ある人向けではないかとも思った。 「中世哲学への招待」と銘打ってはいるものの、実際にはヨハネス・ドゥンス・スコトゥス(Johannes Duns Scotus)の紹介書と言ってよい。その名前だが、書ではドゥンスは家系名かとの推測余地も残

  • 黙想の祈りとテオリア: 極東ブログ

    黙想の祈り(Contemplative prayer)に関連するを読み考えながら、ぼんやりと見えてきたものがある。気にかかっているうちにブログにメモしておこうかと思う。思うままに書くのであまりまとまったものにはならないだろうが。 黙想(Contemplation)とは何か? なぜそれがキリスト教において意味があるのか? 疑問の答えとは言えないまでも、いくつか書籍を読みながらぼんやりとした形が見えてきた。逆に言うと、なぜこの疑問がこれまで自分にとって、うまく浮かび上がってこなかったか?としてもよい。それは自分が接したキリスト教からは、そもそも見えづらいものだった。私と限らず近代が結果的に覆い隠してしまった面もある。 私自身を例にすると、接触したキリスト教には三つの面があった。一つは日の近代化や敗戦に伴うプロテスタンティズムである。この伝統こそ黙想の祈りを覆い隠してしまうことが多い。クエー

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