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生き方と文学に関するirbsのブックマーク (4)

  • 平成30年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学

    式辞・告辞集 平成30年度東京大学学部入学式 祝辞 いくつものハードルを越え、この大学を選び、そして多くの家族や友人の祝福を受けながら、今日ここに集まった新入生の皆さまに、心からのお祝いを申し上げたいと思います。わたくしは去年の3月まで、およそ多くの皆さまが生まれたであろう2000年から17年間、駒場の教養学部で日の古典文学を教えていた者です。 わたくしはアメリカで育ち、皆さまとほぼ同年齢で日語に出会い、その日語を使ってどう生き、何を生業とするかを真剣に考えた末、日文学の研究者になることを選びました。20代の後半に来日、幸いめざしていた学問の道筋と与えられた環境が一致したので、今日このように、一度も母語が通じ合える国に戻らず、豊富な文献資料と優秀な仲間に囲まれ、励まされ、その資料が書かれたのと同じ日語を通してすくすくと充実した日々を送ることができました。 しかし歳月は、いいことば

    平成30年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学
  • 新刊『夜を聴く者』の魅力について作者自身に批評してもらった。【坂上秋成インタビュー・前編】|P+D MAGAZINE

    HOME > 人を知る > 新刊『夜を聴く者』の魅力について作者自身に批評してもらった。【坂上秋成インタビュー・前編】 新刊『夜を聴く者』の魅力について作者自身に批評してもらった。【坂上秋成インタビュー・前編】 2016年に新刊『夜を聴くもの』を発表した坂上秋成氏。かつてはあの東浩紀のもとで批評家としての訓練を積んだ坂上氏の歩みを探ります。 2016/04/08 「愛撫」と「触診」はまったく性質の異なるものだ。フランスの哲学者エマニュエル・レヴィナスはそう言います。さりげないスキンシップ(「愛撫」)が深い感情的なつながりを生み出してくれるのとは対照的に、「ええか、ええのか、ええのんか」というようなボディタッチ(「触診」)は、相手をなかば暴力的に分析の対象にしてしまいます。 「何の話だかサッパリわからない」というあなた! ここはひとつ、坂上秋成氏の第二作『夜を聴く者』から次の一節を読んでみて

    新刊『夜を聴く者』の魅力について作者自身に批評してもらった。【坂上秋成インタビュー・前編】|P+D MAGAZINE
  • 元ひきこもりの文学アイドル西田 藍が選ぶ、「私を救った本」ベスト5 (ダ・ヴィンチ電子ナビ) - Yahoo!ニュース

    元引きこもり、登校拒否という暗い過去を持ち、フィリップ・K・ディック、林芙美子など濃すぎる読書遍歴が一部から注目を集めている文学アイドル西田 藍。今回はそんな彼女の引きこもり時代を救ってくれたを選んでもらった。 【画像あり】元記事はこちら 「救われたというのはおこがましい言い方かもしれない、と思いつつ選んでみました。うまく社会に適応できなかったわたしの逃げ道は、を読むこと。事実を記した、人間の内面を示した、幻想を綴った、どれも違う世界へわたしを連れていってくれます。閉塞した“わたし”を打ち破るには、外の助けが必要です。身体は動かずとも、精神は外の世界へ旅立てる、それが読書の魅力だと思っています」 【1位】『夜と霧 新版』(ヴィクトル・エミール・フランクル、池田香代子/みすず書房) 「人間の絶望について記されています。アウシュビッツとその支所に収容され、同じ過酷な経験をした著者

  • “博学の虚人”荒俣宏の諦め- てれびのスキマ

    「荒俣さん自体は妖怪ですよ。人類の顔してるけどね、混じってるんですよ。人が気がつかないし、またそういうものが存在しないと思っているから、上手く紛れ込めるんです」 人自体が妖怪ではないかと囁かれる水木しげるをして「妖怪」と呼ばれる男がいる。 荒俣宏である。 2月21日に放送された『オデッサの階段』で「荒俣宏のファンタジー」と題してその荒俣宏が特集されていた。 「人は好きなものだけに囲まれて生きると、どうなるのか?」と。 荒俣宏は作家、博物学者にして翻訳家。 小説『帝都物語』は350万部を越える大ベストセラーを記録。映画化もされた。『世界大博物図鑑』はサントリー学芸賞を受賞。 珍品収集家や妖怪評論家の顔も持っているが、その実体を僕らはまったく掴めない。 荒俣「変わっている所があるとしたら、ものすごく諦めが良いって言う事じゃないかと思いますね。小さい頃から人生は諦めであると。出世するとか、女に

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