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社会と生政治に関するirbsのブックマーク (3)

  • SYNODOS JOURNAL : 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美

    2012/9/2811:0 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美 アシュリー事件―メディカル・コントロールと新・優生思想の時代 著者:児玉 真美 販売元:生活書院 (2011-10) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分

  • なぜ黒人は足が速いのか/あるいは、なぜ男はレイプをするのか - デマこい!

    子は親に似る。足の速い親からは、たぶん足の速い子が生まれるだろう。美人の娘は、おおむね美人だ。高学歴の親を持つ子供は、それなりの学歴を手にするはずた。教育への投資額や、読書・学習の習慣など、家庭環境が多大な影響を与えている。しかし、記憶力や数理計算能力などの生まれつきの形質を――遺伝的な影響を否定する客観的な理由は見当たらない。 生まれつきの性質で人を差別してはいけない:私たちはそういう倫理観を持っている。 しかし倫理観で、客観的な事実をねじ曲げてはいけない。遺伝の法則を見つけた牧師メンデルは、教会から痛烈な批難を受けた。生き物の形質は神の与えたもうたモノで、遺伝子などあってはならないとされたのだ。倫理観が、科学をねじ曲げようとした。 私たちはヒトである以前に哺乳類であり、有性生殖をする真核細胞生物だ。 私たちは生まれつき多様な個性を持っているし、遺伝子の法則に支配されている。自然のもので

    なぜ黒人は足が速いのか/あるいは、なぜ男はレイプをするのか - デマこい!
  • 『GATTACA(ガタカ)』再考 - みずもり亭日誌2.0

    ある事情のため、『GATTACA(ガタカ)』をDVDで観る。もちろん初めてではない。というか、毎年講義で使っているので、何度目かわからないほど観ている。今年は震災の影響で講義数が少なく、そのため出生前診断について時間を割くことができず、授業での一部上映はしなかった。その代わりレポートの課題とした。 今回鑑賞し直したのは、それとは異なる事情のためである。 この映画が発表されたのは1997年。歴史的には、クローンヒツジ「ドリー」の誕生が発表された年であり、ヒトES細胞樹立報告の前年であり、ヒトゲノムの塩基配列決定のカウントダウンの時期だった。つまり、クローンをはじめとするバイオテクノロジーの人間への応用が間近なものであるというイメージが形成され、それが人々に不安を呼び起こし、その是非をめぐる議論が高まり始めた時期である。いま観ると、ちょっと違うかな、と思える部分がないわけではないが、1997年

    『GATTACA(ガタカ)』再考 - みずもり亭日誌2.0
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