タグ

芸術と音楽に関するirbsのブックマーク (3)

  • 聴くことの困難をめぐって - ゲンロンスタッフブログ

    2014-02-06 聴くことの困難をめぐって 仲山ひふみです。久しぶりにブログを更新します。といっても、すでにあるところで閲覧者を限定して公開したものなのですが、もっと多くの人に読まれるべきだろうという勧めを受けたのでこちらに転載します。 ところで、この記事のタイトルはダブルミーニングになっています。最後まで読めばその意味は察せられるでしょう。 *** 広島出身で聴覚障碍を抱えた独学の作曲家、佐村河内守の作品の作曲を、彼が実質的にデビューしてから現在にいたるまで、ほぼ無名の現代音楽作曲家である新垣隆が代行していたことについて書く。  最初にことわっておくと、僕は佐村河内の音楽を主に『鬼武者』のサントラで聴いて知っているが、別段評価に値するものだとは思っていなかった。それは当時も今も変わらない。こうした日的情緒を織り込みつつベートーヴェンからストラヴィンスキーまでのクラシック音楽の語彙を

  • 素晴らしき図形楽譜の世界

    図形楽譜(もしくは図形譜、Graphic Notation)とは、五線譜などの定形化された記譜法を使用せず、楽曲をコード化・視覚化したものである。 その起源は、楽譜を考案したすべての試みと捉えられるため、紀元前の石版に記された文字譜やタブラチュア(タブ譜)にまで遡る。西洋音楽の優勢以降では、20世紀初頭のイタリア未来派において、初めて定形の楽譜から意識的な逸脱があったと言われる。 即興演奏で利用される図形楽譜は、偶然と差異を生むアプリケーションとしての機能を果たす。また演奏されることを目的としない、楽曲のデータ構造を模したコンセプチュアルアートなども、この発展型として含まれる。図形楽譜において、その再現性の難しさは、創造性の豊かさに比例するのだ。 したがって、図形楽譜を愉しむとは、そのヴィジュアルによって自分の内部で鳴らされる音を愉しむことである。ここに選んだ図形楽譜のどれからも、好きな音

    素晴らしき図形楽譜の世界
  • 音楽産業と音楽愛好者〜ベンヤミンを超えて | DJmagimixslowdown

    1996年9月、欧州音楽局(EMO)は「欧州のなかの音楽Music in Europe)」という調査報告書を公開した。この報告書の後半は「欧州のなかの音楽文化、そして社会(Music, Culture and Society in Europe)」というタイトルがつけられ、ポール・ルーテンが編集したものであった。それは、欧州連合のなかにおける音楽文化的価値について、6つの批評的な試論と五つの事例研究を収めたものである。論は、アントワーヌ・エニョンが音楽の世界におけるアマチュアの役割について、同報告書のために書いたものである。 1996年9月、欧州音楽局(EMO)は「欧州のなかの音楽Music in Europe)」という調査報告書を公開した。この報告書の後半は「欧州のなかの音楽文化、そして社会(Music, Culture and Society in Europe)」というタ

  • 1