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表象文化論と学問に関するirbsのブックマーク (1)

  • 表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉:PRE・face

    まったく文脈も、関心も、来歴も、資質も異なる者同士が、あらかじめ示し合わせていたかのように、まったく同じことを、同じ瞬間に考えていた、というようなことがある。といっても、相槌を打ちたくなるような意見の一致、というのではなく、いわば、思考自体が一瞬同期するような、いわく言いがたい感触のことである。「思考の同期性」とでも言うべきようなものが、確かに存在する。 人文系の学問の研究は質的に孤独な営みだ。同じような領域を専門とする者のあいだでも、少し話をするとまったく考え方が違っていたり、全然言いたいことが通じなかったりして、その距たりに落胆させられることも少なくない。問いを突き詰めれば突き詰めるほど、そうしたディスコミュニケーションが生ずることが経験的にわかってくる。誤解を招く言い方かもしれないが、私自身、学会や研究会での対話や討議の場で、なにか根的に新しい知見が得られるなどという期待をはじめ

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