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ブックマーク / morinaoto.hatenadiary.jp (2)

  • ロールモデルになれない親たちへ - もどきの部屋 education, sociology, history

    子どもの教育達成にとってロールモデルが身近にいるかどうかが重要な要因であることは周知のとおり(最近では阿倍彩さんの『子どもの貧困』岩波新書など).とりわけ親がそうなれるかどうかという要素は大きい.そして,そのことを誰より深く(研究者より深く)自覚しているのは当の親人であったりもする,ということが大学進学の局面でははっきりとあらわれる. 大学のオープンキャンパス(以下,OC)などで受験生人だけでなく親同伴での来場が多いこと,あるいは人「ではなく」親だけがOCに来る現象をもって,「まったく(最近の)日の大学教育事情ときたら」と訳知り顔で慨嘆する大学教育関係者も少なくない. しかし,少なくとも私の勤務校の実態に関するかぎり,大学のOCに来場する親の大半が大学教育未経験者である.つまり,その子どもは一家で初の大学進学者,「大学一世」(by 矢野眞和)となるべく大きな期待(と不安)を寄せられ

    ロールモデルになれない親たちへ - もどきの部屋 education, sociology, history
  • 大学教育の記憶 - もどきの部屋 education, sociology, history

    「最近の学生は勉強しない」「非常識だ(受講態度や勉学姿勢その他に関して)」「学力が低下している」「こんなこともできない」「あんなこともできない」...(以下省略)...とぶつぶつ言ってる大学教員がいた場合,ほぼ例外なく,その大学教員のほうこそ,まったく勉強(=研究)しておらず,研究=教育者として非常識で,学力が低く,無能である――ということを,私は数年間の大学教員生活でのゆるぎない確信として獲得した。 昨日もちょっと他人のついーとを見ていてうっかりスイッチが入ってしまった。学生のレポートにおけるコピペをめぐって「過剰に神経質」になる大学教員に対して,である→http://twitter.com/mnaoto/statuses/17389074009。「過剰に神経質」というのは,そういうコピペレポート防止にむけてその教員がとっている対策が,たいていの場合ほぼ無意味であり,非生産的で,かつ,学

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