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ブックマーク / www.foodwatch.jp (8)

  • 食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan

    人類の歴史上、べ物が原因で戦争や革命に発展した例は枚挙にいとまがない。そこで今回は歴史上の大きな出来事を題材とした映画と、その出来事を誘発したべ物について見ていこう。 「マリー・アントワネット」のブリオッシュ シャルダン《ブリオッシュのある静物》 1789年に起こったフランス革命では、飢饉と貧困によってパンをべられないという国民の訴えに対し、フランス国王ルイ16世の妃マリー・アントワネットが「パンがないのならケーキをべればいいじゃない」と言い放ったことが国民の怒りを買ったと言われている。 ここでいうケーキとはフランスの菓子パン(ヴィエノワズリー)の一種であるブリオッシュのことで、通常のパンとは違ってバターや牛乳、卵、砂糖等がふんだんに使われていることからケーキと意訳されたようだ。今でこそ一般的なべ物となっているが、当時は富裕層向けの贅沢品であった。発言の真偽はともあれ、王侯貴族の

    食べ物の恨みが歴史を動かす - FoodWatchJapan
  • ホメオパシー製品販売不可に - FoodWatchJapan

    国立医薬品品衛生研究所は、品安全情報(化学物質)No.24(2016.11.22)を発表した。 注目記事 【FTC】FTCはOTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針を発表 米国連邦取引委員会(FTC)は、「OTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針(Enforcement Policy Statement on Marketing Claims for Over-the-Counter(OTC)Homeopathic Drugs)」を発表した。その中でFTCは、OTCホメオパシー医薬品の有効性と安全性の宣伝について他の市販薬と同等の基準を設けるとしている。従って、販売業者は、製品が主張している内容の裏付けとなる十分な信頼できる科学的根拠を持たなければならない。 ※ポイント:興味深いのは、FTCがOTCホメオパシー医薬品について、販売業者は症状の治療に効果があると宣伝し

    ホメオパシー製品販売不可に - FoodWatchJapan
    kaos2009
    kaos2009 2016/11/25
    “米国連邦取引委員会(FTC)は、OTCホメオパシー医薬品の有効性と安全性の宣伝について他の市販薬と同等の基準を設ける。販売業者は、製品が主張している内容の裏付けとなる十分な信頼できる科学的根拠を持たなければ
  • 農水省解体の具体案が固まる - FoodWatchJapan

    超党派の国会議員で構成する「省庁編成の適正化を考える議員連盟」は、諮問していた「行政機関設計研究所」の答申を受けて、農林水産省解体を実施する諸法案を今国会に提出する。 事業・事務を各省庁に分散 農林水産省省庁舎=中央合同庁舎第1号館(Lover of Romance 撮影/from Wikimedia Commons) かねて他の諸省庁との重複が問題視されていた事業・事務を他省庁へ整理・統合することで、行政の円滑化、不要不急の事業の予算化防止、人件費削減等のコストダウンを狙う。また、JA再編の加速と、“天下り先”とされる特殊法人との関係を断ち切る機会としても推進する。 具体的なプロセスとしては、まず料産業局・生産局農産部穀物課を糧庁として復活させた上で内閣府の外局とし、また林野庁を国土交通省の、水産庁を経済産業省の外局とする。 さらに、現農水省が所掌する諸事業・事務を他省庁に移管(表

    農水省解体の具体案が固まる - FoodWatchJapan
    kaos2009
    kaos2009 2015/04/01
  • 「有機野菜はウソをつく」発売 - FoodWatchJapan

    日、「有機野菜はウソをつく」(SB新書)が発売となりました。なぜこのようなを書いたのか、少し事情をお話ししておきたいと思います。 有機・非有機両サイドからの指弾 「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ) 私はかねて、有機農業というのものが大衆化することに対する疑問を抱いており、一方で有機農業という考え方自体には生産や社会に役立つ何かはあるはずとも考え、それに関することを「FoodScience」(日経BP社)で行っていた連載「の損得感情」にも書いてきました。 ただ、こうした考え方は、有機農業に携わる方面からは“修正主義”と見られ、一方自然科学に携わる方面からは“非科学的”と見られ、結局のところ両サイドから指弾されるというのが、当時の状況でした。 いずれこれはまとめ直して私なりの決着をつけておかなければと思いながらなかなかその機会を作れずにいたところ、昨年、恩のある編集者から「『

    「有機野菜はウソをつく」発売 - FoodWatchJapan
    kaos2009
    kaos2009 2015/02/17
    “有機農業というのものが大衆化することに対する疑問を抱いており、一方で有機農業という考え方自体には生産や社会に役立つ何かはあるはずとも考え”
  • OSIグループ・上海福喜食品の不可解なビデオについて - FoodWatchJapan

    OSIグループの上海福喜品が、消費期限の切れた材料を使用したり不適切な操業をしたりしている映像が中国テレビ放送され、これが問題になっています。 日の大手メディアでは「また中国品で安全問題」という論調が目立ちますが、注目すべきポイントをはずしてしまっている印象があります。私自身詳細な情報をつかんでいるわけではありませんが、視点を考える材料を書き出してみます(予めお断りしておきます。恐縮ですが今回「結論」に当たるものは書きません)。 マクドナルドはパートナー企業と成長した 1950年代以降の世界の品工業と外産業は、多かれ少なかれマクドナルドの考え方、構築したシステム、それらを構成する数々の技術の恩恵を受けています。 ただし、それらはマクドナルドコーポレーションだけで生み出したものではなく、商品や機器ごとに優れた企業があり、マクドナルドというチェーンの成長と共に飛躍的に成長したパー

    OSIグループ・上海福喜食品の不可解なビデオについて - FoodWatchJapan
    kaos2009
    kaos2009 2014/07/29
    “マクドナルドはパートナー企業と成長した”
  • 「美味しんぼ/醤油の神秘」の誤り - FoodWatchJapan

    近年、丸大豆しょうゆの消費量が増加している。脱脂加工大豆を原料とする通常品に比べ、香りや味に差異があることが明らかになってきた。丸大豆は原料価格が高く、使用するために工夫が必要だ。商品を望む消費者だけでなく、メーカーにも有益な商品なのである。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) 大手しょうゆメーカーの堕落? 「美味しんぼ」第3巻(作・雁屋哲、画・花咲アキラ) 2010年4月、文部科学省主催の科学技術週間サイエンスカフェで講師を務めた。タイトルは「おいしさを

    「美味しんぼ/醤油の神秘」の誤り - FoodWatchJapan
    kaos2009
    kaos2009 2013/06/25
  • 「昔の野菜はよかった」は誤った努力の元凶 - FoodWatchJapan

    それでは、農産物の品質とは何か、何がどうあるべきかについて考えたい。 「おいしい」は農家が信じているだけ 農産物の品質と言ったとき、生産サイドが重視しているのは、“おいしさ”である。まじめな生産者であれば、まずいものを作りたいとは考えていないはずで、多くの生産者は異口同音に「おいしいものを作りたい」と言う。 おいしいものを作るという方向は間違ってはいないと思うのだが、実際に流通に携わっている人の意見は、全く違うと言っていい。簡単に言えば、流通業者は「売れるもの。きっちりさばけて、利益が取れる農産物ががほしい」のである。 「おいしいものは売れる」と考えれば、両者の利害は一致しているはずなのだが、ここに落とし穴がある。生産者が「おいしい」という農産物は、誰が“おいしい”と決めたのか? ここにも基準の曖昧さがあり、そのことが、生産サイドと流通サイドの意識に大きなズレを生んでいる。 はっきり書くが

    「昔の野菜はよかった」は誤った努力の元凶 - FoodWatchJapan
  • 外食チェーンはそもそも保存料を使いたくない - FoodWatchJapan

    刺身そば。作ってすぐべるものに保存料は使わない。「マクドナルド」が保存料を使っていないということについて、米国マクドナルド社の声明からさらに納得のいく説明がほしいというリョウ。話は、保存料とはそもそも何であるかという話になる。 保存料は何のために使うものか? リョウ 「来たか。ごくろう」 タクヤ 「ではさっそく続きを。品添加物、とくに、今回の件に関して保存料は何のために使うのか。ここを押さえましょうという話でした」 リョウ 「保存料が何のためかって、そんなの簡単だよ。品が腐って使い物にならなくなるのを防ぐためさ」 タクヤ 「どんな品に対して使うんですか?」 リョウ 「腐る恐れのある品に対して使うんだよ、な」 タクヤ 「腐る恐れのある品て、どんな品ですか?」 リョウ 「この間までの話でいけばだ、自由水をそれなりの量含んだ品てことだよ。しかも、長時間常温にさらされる可能性のある

    外食チェーンはそもそも保存料を使いたくない - FoodWatchJapan
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