テレビ朝日が1月16日、4月から水曜深夜のエンタメゾーン「スーパーバラバラ大作戦」に、新たなドラマ枠を開設することを発表した。現在バラエティー番組「チョコプランナー」を放送中の毎週水曜深夜0時15分~同45分の枠(関東ローカル)で、同局と東映が総力を結集し、ニュースタイルの歴史エンターテインメント「シン・時代劇」を送る。新枠の第1作は、マンガ家・手塚治虫の隠れた名作「新選組」(1963年)を実写化し、「君とゆきて咲く~新選組青春録~」という題で放送する。
時代物から世話物までを自在に演じる歌舞伎界屈指の立ち役俳優で文化功労者、人間国宝、日本芸術院会員の中村吉右衛門(なかむら・きちえもん、本名・波野辰次郎=なみの・たつじろう)さんが11月28日、心不全のため死去した。77歳。葬儀は近親者で営む。 歌舞伎俳優、初代松本白鸚(八代幸四郎)の次男に生まれ、母方の祖父、初代吉右衛門の養子となり、1948年に中村萬之助(まんのすけ)を名乗り初舞台を踏んだ。 その後は実父のもとで修業を積み、父や兄の現白鸚さんと共に所属会社を松竹から東宝に移し、66年に二代目として吉右衛門を襲名。東宝時代は主演女優の相手役をつとめるなど現代劇でも活躍したが、歌舞伎に打ち込みたいと松竹に戻り、研さんに励んだ。
俳優の福本清三さんが死去 77歳 「5万回斬られた男」の異名
『時代劇入門』(角川新書) 時代劇研究家・春日太一氏の著書『時代劇入門』(角川新書)は、タイトルのとおり、時代劇の魅力について書かれた入門書だ。はじめに、時代劇を「なんとなく」楽しむためのガイダンスが書かれた後、時代劇の歩み、「とりあえず」知っておきたい基礎知識(ジャンル、ヒーロー、スター、監督、原作者)、そして、忠臣蔵、忍者、大河ドラマ、チャンバラといったトピックについて掘り下げられ、最後に『機動戦士ガンダム』を手掛けた富野由悠季監督のインタビューで幕を閉じるという構成となっている。読めば時代劇の魅力がよくわかる新書だが、同時に驚くのはその語り口である。 最初は気づかなかったが(この気づかないということ自体が実はすごいことである)、本書を読み終えた後、春日氏の他の著作を読み漁り、今回のインタビューの前に改めて『時代劇入門』を読み返したとき「なんで、こんなに読みやすいのだ?」と驚いた。まっ
TLに散発的に流れてきていた「忠臣蔵オワコン説」(ほか諸々)を、備忘録的にまとめてみました。 かつては、「日本人には『西遊記』『水戸黄門』『忠臣蔵』は絶対ウケる(アレンジ含む)」とまで謳われた定番コンテンツだったのですが……、どうしてこうなった?? 既に同種のまとめもあるようですが、こちらは数多くの翻案作品の紹介をメインに据えてみました。その筋……、もといその道の大家の方々が語っているのも興味をそそります。 わりと古めのツィートもまとめてます。編集可能。
正月時代劇『風雲児たち』が、昨日、都内スタジオでクランクインしました! 初日から、田沼意次(草刈正雄さん)の邸宅に、平賀源内(山本耕史さん)と杉田玄白(新納慎也さん)が訪れる重要なシーンや、江戸城内での医師たちのやりとりシーンなどの撮影が行われました。 現場は緊張感がありつつも、和やかな雰囲気で撮影が進んでいきました。 また、別のスタジオでは、番組ポスターや、ホームページに掲載されるスペシャル動画の撮影も行われていました。 ポスター撮影中の新納慎也さん。すばらしいバランス感覚です。いったいどんなポスターになるのでしょうか。 多紀元徳役・山西惇さんは金びょうぶの前に…。動画は後日、番組ホームページに公開されます。 そして、この日は『風雲児たち』の原作者・みなもと太郎さんもスタジオに登場。 <みなもと太郎さんからのコメント> 脚本の三谷さんと、演出の吉川さんが作った世界に出演させていただくので
「なんておもしろいの!」 この本を読んでいると、ページをめくるたびにこの一言が口をついて出る。 戦国時代を専門とする著名な学者・小和田哲男氏が時代考証にあたった大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』で、こんなことがあったそうだ。浅井長政の小谷城が織田信長に攻め落とされる場面。 最近の研究では、小谷城は実際には燃えていなかったことが判明している。小和田は炎上シーンは描かないように要請した。しかし番組スタッフは、城が燃えていないと、落城が一目でわからないから、少しだけ火をつけさせてほしいという。小和田はしかたなく「少しだけですよ」と念を押したが、放送を見ると、城は見事に…… 小和田教授は「小谷城が焼けてないこともしらないのか」という不名誉を被ったというから辛い立場である。 秀吉の「一夜城」といえばドラマには欠かせない名場面である。ところがなんと。この「一夜城」の存在は、現在の研究では全面的に否定されて
「氏真の苦悩や考え方、生き方は、現代の人たちにこそ響くのでは」尾上松也(今川氏真)【「おんな城主 直虎」インタビュー】 父・義元(春風亭昇太)の死後、祖母・寿桂尼(浅丘ルリ子)と共に今川家を守った氏真。しかし、一大勢力を築いた戦国大名・今川家を滅亡に導いた張本人として、歴史的な評価は厳しいものが多い。ドラマ本編でも、寿桂尼に頭が上がらず、義元の死を知って激しくうろたえるなど、およそ名君とは呼び難い場面が続く。だが、演じる尾上松也はそんな氏真の生き方を「戦国時代としては先進的」と評価する。その真意、役に込めた思いを、熱っぽく語ってくれた。 -出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。 大河ドラマへの出演は4回目になりますが、大人の役者として、こんな大役を頂いて長期間出演させていただくのは今回が初めてです。僕の中では、子どものころに初めて出演させていただいた「八代将軍 吉宗」(95)の思い
丸島和洋さん 歴史学者 大河ドラマ『真田丸』の若き時代考証者 三谷幸喜氏の脚本による、NHK大河ドラマ『真田丸』。視聴率も好調で話題になっていますが、このドラマを影ながら支えているのが、“時代考証者”です。その大役を担う歴史学者の丸島和洋さんに、まずはドラマの時代考証の裏話や苦労話をお聞きしました。3回シリーズでお送りします。 なぜ、言葉遣いが現代風に聞こえるのか? NHKから最初にお話をいただい時は、何の番組かは教えてくれず、私もまさか大河ドラマの時代考証の依頼とは思ってもみませんでした。NHKの担当者の方とお会いし、そこで初めて、新しく始まる大河ドラマの件だと聞かされました。 もともと大河ドラマのファンだったこともあり、よろこんでお引き受けしましたが、最初の頃はトップシークレットの内容ばかりで、家族にも内緒にしてひとりで作業をしていましたね(笑)。周りの研究者が「誰が時代考証なんだろう
従来より精密なテレビ映像を提供する4Kの試験放送が今夏、BSで始まる。大きな影響を受けそうなのが時代劇だ。表現の幅が広がることへの期待の一方、鮮明な映像がかえって独特の雰囲気を損なわないかとの懸念がある。昔ながらの味を残しながら、4Kならではの作品をどう作るか。現場では試行錯誤が続く。 まだ暗い早朝のシーン。揺らめく水鏡に、主演、松平健さんの険しい表情がくっきりと映し出されていた。4Kで撮影された、JCOMと時代劇専門チャンネルの共同制作による時代劇「顔」(池波正太郎原作、4日からJCOMで先行配信)。顔のしわの一本一本や水しぶきの一滴一滴まで見えるほど鮮明な映像は、従来の時代劇にはなかったものだ。 4Kは現行のフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ。2020年の東京五輪をにらみ、8月からはBSで試験放送を開始する。総務省などがまとめたロードマップによると、18年に実用放送を始め、20年
自らの書く「真田丸」を家族みんなで観てもらえるよう、三谷幸喜が心がけていることのひとつに「あえて説明しない」というのがある。歴史ドラマではとかく状況説明のセリフやナレーションが多くなりがちだが、あえてそれを控えているというのだ。 視聴者にはその分、わからないことがあれば調べたり、小さい子なら親に訊いたりしてもらう。そこから家族の会話は生まれる、と三谷は書く(「朝日新聞」2016年1月14日付夕刊)。 家族みんなで観てもらいたいと三谷が願うのは、彼自身が毎週日曜8時には家族全員で大河ドラマを観ていたからでもある。観ているあいだは電話が鳴らないように受話器を外し、私語も物音を立てるのも禁止した。ビデオがない時代だけに、オンエアに賭ける意気込みはすごかった(前掲)。 放送が終わると、みんなで感想を語り合う。 一緒に住んでいた叔父(母の弟)が大の歴史好きで、きょうの話のこの部分がフィクションだとか
丸島和洋 @kazumaru_cf 日本中世史、戦国時代の研究者です。大河ドラマ「真田丸」時代考証。このアカウントは、告知を目的としたものですので、リプをいただいても御返事はしない場合があります。ご容赦ください。特に、大河ドラマの本編の内容については、このアカウントで呟く予定はありません。適宜、HPでフォローします。 https://t.co/uzHFXFwp9q 丸島和洋 @kazumaru_cf 言葉の直しの難しさ。大河「秀吉」の名台詞「心配御無用!」がありますが、実はこれ、厳密に考証するとアウトです。どこが駄目か、おわかりでしょうか? 2016-03-03 14:11:01 丸島和洋 @kazumaru_cf 「心配」というのは、戦国時代では「こころくばり」と読んで、「配慮する」という意味になります。「しんぱい」と読むようになったのは江戸後期で、「不安」というニュアンスで用いられ始め
フジテレビは15日、1989年に始まった中村吉右衛門さん主演の時代劇「鬼平犯科帳」シリーズが来年制作のスペシャルドラマ(前後編)で終了すると発表した。「原作にないものはやってく
水戸黄門入浴シーンに大場久美子!55歳の美貌、目に入らぬか! 2015年4月19日4時50分 スポーツ報知 大場久美子の入浴シーン 約1年半で14キロのダイエットに成功し、雑誌のグラビアで55歳とは思えないセクシーボディーを披露している女優の大場久美子が、夏に4年ぶりに復活するTBS系時代劇「水戸黄門スペシャル」で入浴シーンに挑戦していることが18日、分かった。 里見浩太朗(78)演じる水戸黄門(水戸光圀)が家臣の助さん(原田龍二)、格さん(合田雅吏)を従えて旅に出る国民的時代劇。格さんが印籠を掲げるシーンはあまりにも有名だが、由美かおる(64)演じる女忍者の「かげろうお銀」の入浴シーンもそれに並ぶ名物として愛された。今回からは大場が由美の後継者として、番組の盛り上げに一肌脱ぐことになった。 大場が演じるのは、黄門様一行が旅先で出会う荷揚げ場の親方役。「お話を頂いて大変光栄です。シェイプ
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