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ブックマーク / realsound.jp (14)

  • 『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦の絵をいかに3DCGで再現? CG担当が明かす制作過程

    2022年12月に公開され、大ヒットを記録している『THE FIRST SLAM DUNK』。その臨場感あるバスケットボールの試合描写は、観る人に驚きと感動を与え続けている。 作は、3DCGを駆使して格的なバスケットボールの試合を描写したことが称賛されている。リアルな動きながら原作の雰囲気を見事に再現したCGはどのように作られたのか、作のCGディレクターを務めた中沢大樹に話を聞いた。 井上雄彦監督の絵とCGの相性 中沢大樹 ーー中沢さんが作のCGディレクターとして打診された時、どのように感じられましたか? 中沢大樹(以下、中沢):最初に声をかけてもらった時は「スポーツ何やってた?」みたいな聞かれ方でした。それで、「中学でバレーボール、高校でテニスです」と答えると、「ああ……」みたいな反応をされつつ(苦笑)、「こういう作品があるんだけど」と切り出されたんです。『SLAM DUNK』は

    『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦の絵をいかに3DCGで再現? CG担当が明かす制作過程
    koyhoge
    koyhoge 2023/04/18
    監督が漫画原作者だからこそこんな手間のかかるフローが実現できて、アニメ映像に作家性と呼べるものが生まれた。CGアニメーションの方法論でも様々なやり方が試される多様性の時代。
  • 下北沢ライブハウス店長が観た『ぼっち・ざ・ろっく!』 結束バンドがいる現場のリアル

    2022年10月から12月にかけてTOKYO MXほかで放送されたアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』が放送後も引き続き盛り上がりを見せている。根暗でコミュ障なギタリストの高校生・後藤ひとり、通称“ぼっちちゃん”がひょんなことから女子高生4人組のバンド“結束バンド”を組み、ライブハウスのステージに立つなど憧れだった音楽活動を描いていく青春アニメだ。舞台となるのは、数多くのライブハウスが点在し、多くの有名バンドが下積み時代を過ごしてきた東京・下北沢。劇中では、結束バンドのメンバーはライブハウス・STARRY(スターリー)でアルバイトをしながら活動資金を貯めているが、そのライブハウスのモデルは下北沢に実在する下北沢SHELTERとされている。 ネット上では、自らが経験してきた“バンドあるある”と作を重ねて思い出を投稿する人も。実際に、Dragon AshのKj、04 Limited Sazabys

    下北沢ライブハウス店長が観た『ぼっち・ざ・ろっく!』 結束バンドがいる現場のリアル
    koyhoge
    koyhoge 2023/01/29
    これは良いインタビュー。バンド周りの状況を丁寧にアニメに取り込んだことで、社会に確実に影響を与えている。
  • 『ヘブンバーンズレッド』 その核をなす、麻枝准というクリエイターの「最大の武器」と「人生」

    WFS×Keyよりリリースされたスマートフォン向けRPG『Heaven Burns Red(ヘブンバーンズレッド)』(以下『ヘブバン』)。サービス開始後3日で100万ダウンロードを突破するなど、好調な滑り出しを見せている……らしい。らしいというのは、基無料であるスマホ向けゲームアプリ市場において、ダウンロード数というのがいかなる意味を持つのか、いちユーザーとしてはどうにも掴みかねるところがあるからだ。 と、こんな風に書き出すと、筆者がこのタイトルについて興味がないように思われるかもしれないが、実際は逆だ。売れるか売れないかというのは筆者にとっては二の次。このタイトルが世に放たれたということ、それ自体に大きな意義があると思っている。そう、作は麻枝准という、アニメ・ゲームコンテンツ史にその名を刻むクリエイターによる「15年ぶりの完全新作ゲームタイトル」にして、ひとりの生死の淵から帰還した人

    『ヘブンバーンズレッド』 その核をなす、麻枝准というクリエイターの「最大の武器」と「人生」
    koyhoge
    koyhoge 2022/02/28
    冷静な分析の中にじわじわと熱さを感じるヘブバンレビュー。個人的には銀魂の新八を思わせる和泉ユッキーのツッコミが大変心地よい。
  • 日本版『CUBE』とオリジナル版『キューブ』を比較考察 見えてくる日本映画の課題

    1997年に公開されて以来、世界でカルト的な人気を誇る、ソリッドシチュエーション・スリラー映画『キューブ』。立方体のかたちの部屋が連続する空間に閉じ込められた人々の脱出劇を描き、同ジャンルの代表的な存在となった、カナダのヴィンチェンゾ・ナタリ監督による作品だ。そんな『キューブ』の日版リメイク『CUBE 一度入ったら、最後』が、国内で公開された。 「デスゲーム」を題材とした韓国の配信ドラマ『イカゲーム』が世界的なブームになっているなかでの公開ということで、ある意味「デスゲーム」の“走り”ともいえる『キューブ』の日版リメイクである作には、かなりの期待が集まっていたのではないだろうか。だが、日の観客の反応を見ても作の評価は高いとはいえず、辛辣な意見がSNSに散見される状況にある。なぜこのような状況になってしまったのか。ここでは、オリジナル版と比較することで見えてくる、その理由と、日

    日本版『CUBE』とオリジナル版『キューブ』を比較考察 見えてくる日本映画の課題
    koyhoge
    koyhoge 2021/10/30
    最近のこの手の邦画は、予告の時点で「情緒」に逃げているのがミエミエなので、自分はターゲットではないことが簡単に分かってありがたいw
  • 『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」

    1月10日ごろからTwitterでバズリ、一気に大ブレイクした『PUI PUI モルカー』。作は1月5日からテレビ東京系列「きんだーてれび」内で放送が開始された、ストップモーション(コマ撮り)アニメーションのショートシリーズである。 稿では昨年12月18日に開催された配信イベント「1月放送開始!注目のパペットアニメ『PUI PUI モルカー』と監督・見里朝希の世界」から一部を記す。ショート系の作品は長編映画や30分枠のテレビシリーズなどに比べると、事前の露出が限られてしまいがちなだけに、ブレイク前夜を窺える数少ない資料になった。 登壇したのはラッパーの宇多丸氏、監督の見里朝希氏。進行は宣伝プロデューサーの山和宏氏が務めた(宇多丸と見里が話すのは今回が初めてとのこと。ちなみに2016年の第10回TOHOシネマズ学生映画祭にて、宇多丸は「ライムスター宇多丸×学生」と題された学生実行委員と

    『PUI PUI モルカー』ブレイク前夜、監督・見里朝希が語った“制作秘話” 「声優はモルモット以外の選択肢がなかった」
    koyhoge
    koyhoge 2021/01/19
    モルカー事前配信イベントの要約。日本でもストップモーションアニメ市場が大きくなると良いなぁ。
  • 『映画秘宝』休刊に寄せて 旧作も傑作も駄作も分け隔てなく、楽しそうに記事にする雑誌だった

    田舎に住んでいた小学生のころ、ジャッキー・チェンに夢中だった僕は彼の映画が公開されると、隣町にあった映画館に行っては朝から晩まで劇場に居座り続け、ジャッキーの映画を繰り返し見ていた(当時の映画館は入替え制ではなかった)。 ある日テレビで放映された『スネーキーモンキー蛇拳』を僕はかじりつくようにして目に焼き付けていた。ジャッキーよりも敵であるウォン・チェンリーの足技の美しさに惚れ惚れしながら。そんな時、父が僕の背後からこう言った。 「ブルース・リーには及ばないな……」 それまで『8時だョ!全員集合!』を見ていると「クレージーキャッツのほうが笑いに知性がある」などと、昔の番組を持ち出しては今でいうマウントを息子にとってきた父は、映画についても同じだった。 ビデオレンタルがいたるところに乱立した80年代後半のある日、『ヤングガン』のビデオを借りてきてリビングで見ていた僕の背後からまた父が言った

    『映画秘宝』休刊に寄せて 旧作も傑作も駄作も分け隔てなく、楽しそうに記事にする雑誌だった
    koyhoge
    koyhoge 2020/01/21
    今月号で休刊する映画秘宝への哀悼文。面白ければ何でもありのごった煮感が貴重な映画雑誌だった。
  • レペゼン地球・DJ社長のパワハラ騒動は炎上プロモーション 今後の活動について動画で明かす

    5人組の人気DJ集団/YouTuber「レペゼン地球」のリーダー・DJ社長が、自身の事務所に所属するタレント・ジャスミンゆまにパワハラを繰り返していたとされる問題で、7月20日、『今までありがとうございました。』と題した動画を公開。今回の騒動がいわゆる「釣り」であり、炎上プロモーションを狙ったものであることが明かされた。 ジャスミンゆまがツイッター上で、LINEのキャプチャー画面を公開した上で、「何度もホテルに誘われている」こと、「断ったらクビにするとも言われた」ことを“告発”したことで、18日にはDJ社長がパワハラを認める“謝罪動画”を公開。今後の活動については別途報告するとのことで、注目が集まっていた。 今回の動画では、この騒動が4月の活動休止前から計画されていたものだということが明かされ、当事者のジャスミンゆまや、「レペゼン地球のDJ社長のこと好きだったのにこれはさすがにショック。。

    レペゼン地球・DJ社長のパワハラ騒動は炎上プロモーション 今後の活動について動画で明かす
    koyhoge
    koyhoge 2019/07/20
    サイテーだ。セクハラ/パワハラに本気で苦しんでる人々を侮辱する行為。これをカッコいいと思ってるなら世も末。
  • 『ガルパン』『サイコパス』『スパイダーバース』も 音響監督・岩浪美和に聞く、映画の音の作り方

    映画における音の価値は日に日に高まっているように感じる。IMAXやドルビーアトモスといった特別上映の普及や、各地で開催される爆音上映といった企画上映会により、映画館の音響システムで作品を楽しむ習慣は広く根付いている。 今回、リアルサウンド映画部では、そんな映画の音を追求し、アニメーションから洋画の吹替まで幅広く担当する音響監督・岩浪美和にインタビューを行った。2015年に彼が手がけた『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、1年以上のロングランヒットを叩き出し、深夜アニメ発の劇場作品としては異例の興行収入25億円を記録。今年は既に『サイコパス Sinners of the System』3部作、『劇場版 幼女戦記』、『スパイダーマン:スパイダーバース』と3タイトルに関わっている岩浪音響監督に、映画の音作りについて語ってもらった。 「映画館でしかできない体験を」 ーーまずは音響監督という仕事につい

    『ガルパン』『サイコパス』『スパイダーバース』も 音響監督・岩浪美和に聞く、映画の音の作り方
    koyhoge
    koyhoge 2019/03/15
    岩浪音響はもはや作品の売りとして宣伝文句にも使われるようになった。確かにどの作品も明確にそれと分かる。映画館を「特別な空間」に仕立てる作業に敬意を表します。
  • 『リズと青い鳥』『若おかみは小学生!』『ガルパン』……傑作を生み出す脚本家・吉田玲子とは

    とは、作品の設計図である。設計図が狂っていたらどんな建物も建たないのと同じで、しっかりした脚がなければ、映画もアニメも作れない。映画学校時代、「良い脚を悪い映画にすることはできる、しかし悪い脚を良い映画にはできない」と口酸っぱく講師に言われたことを覚えている。 今、日のアニメ界で最も信頼できる脚家は誰か、と問われれば筆者は「吉田玲子」と即答する。花田十輝も横手美智子も小林靖子も岡田麿里も素晴らしいが、設計図としての脚の安定感が図抜けており、ジャンルを問わず高水準の作品を産み出し続けている。 『映画 聲の形』『リズと青い鳥』などの山田尚子作品、青春映画『夜明け告げるルーのうた』、児童文学の映画化『若おかみは小学生!』や『かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』、戦車や戦艦のバトルもの『ガールズ&パンツァー』と『ハイスクール・フリート』、女性に人気のスポーツもの『弱虫ペダ

    『リズと青い鳥』『若おかみは小学生!』『ガルパン』……傑作を生み出す脚本家・吉田玲子とは
    koyhoge
    koyhoge 2019/01/21
    脚本家吉田玲子に関する深掘り。シナリオコンクールに応募したラジオドラマから、サブカル誌、作品のオーディオコメンタリーなどあらゆる資料を駆使して論を構築している。
  • 欠落感漂う日本の劇場長編アニメーション界の“希望の灯” 『ペンギン・ハイウェイ』を徹底解剖

    先日、カナダの都市モントリオールで開催された、ジャンル映画祭として有名な「ファンタジア国際映画祭」に行ってきた。この映画祭のアニメーション部門最優秀賞は、「コン・サトシ賞」と名付けられている。これは2010年に亡くなった日のアニメーション監督・今敏の業績に敬意を表したものだ。 そんなディープな映画祭で世界のアニメ作品と競い合い、2018年度の最優秀アニメーション賞を制覇したのが、作『ペンギン・ハイウェイ』だった。その内容を見れば受賞も納得してしまう、完成度とイマジネーションを持ちあわせた作品だ。そしてそれは、圧倒的な存在感を放ってきたスタジオジブリが継続的な制作から退き、欠落感漂う日の劇場長編アニメーション界において、希望の灯のひとつとしても評価できる、今後の可能性を感じさせるものとなっていた。 ここではそんな『ペンギン・ハイウェイ』を解剖しつつ、作品が描こうとしているものについても

    欠落感漂う日本の劇場長編アニメーション界の“希望の灯” 『ペンギン・ハイウェイ』を徹底解剖
    koyhoge
    koyhoge 2018/08/24
    ジブリ長編が無いことで欠落感って漂ってます? 個人的には全くそんなことはないんだけど、興業的な話かなぁ。今年は「リズと青い鳥」という大傑作もあったし。
  • 全てが過剰! アンディ・ラウ×ハーマン・ヤウ『ショックウェイブ』から感じる香港映画の意地

    劉徳華ことアンディ・ラウ! 俳優・歌手としてアジアの最高峰を走る香港の大スターであり、数々の苦難を乗り越えてきた奇跡の人である。若き日には、その人気ぶりからチャイニーズ・マフィアに目をつけられて「俺たちの映画に出ろ」と銃が持ち出されるブッキングを受け、やや落ち着いた頃には熱狂的ファンに命を賭けのストーキングを受けたこともあった。最近でも2017年にCM撮影中の落馬事故で骨盤と脊髄を損傷。かなりの重傷だったが、今では完全復帰してアクション映画をガンガン撮影中である。まさにエネルギーの塊のようなスーパースターだ。そんなアンディの新作『SHOCK WAVE ショックウェイブ 爆弾処理班』(17)は、香港映画の意地を感じるエネルギッシュな傑作に仕上がっている。 香港警察の爆弾処理班のチョン(アンディ・ラウ)は、潜入捜査で爆薬を使う強盗グループに接触。リーダーのホン(チアン・ウー)の信頼を得て、強盗

    全てが過剰! アンディ・ラウ×ハーマン・ヤウ『ショックウェイブ』から感じる香港映画の意地
    koyhoge
    koyhoge 2018/08/24
    昨日見てきた。面白かったけどストーリーは穴だらけだし傑作とはとても呼べない出来だった。「ついでに言うと興行的に大成功しており、続編が動いている」あのエンドで続編…プリクエルかな?w
  • リドリー・スコットがアメリカ映画を退廃させた? 荻野洋一の『ゲティ家の身代金』評

    監督デビュー前のゴダールは、批評家として週刊誌『アール』に次のように書いた。「イギリス映画についてなにか言うべきことを見つけ出すためには、まさに頭をひねらなければならない」。このゴダールの当惑(と、おそらくは不信感)は今日でも有効であるように思える。辛辣なゴダールはなおも続ける。「なぜなのかはわからない。しかし、事実そうなのだ。しかもこの規則には、この規則の正当性を証明するはずの例外さえもないのである」。多くの賛否両論に晒されてきた北東イングランド出身の映画作家リドリー・スコットを、讃嘆といささかの当惑をもって眺めてきた者からすると、最新作『ゲティ家の身代金』においてもなお、スクリーン上にただよう違和感の斑点がちらちらと視界をよぎってきて、映画でありながら映画から離反していく何かとしか言いようのない齟齬となっていく。 じつのところスコットが純粋にイギリスの作家であったのは、カンヌ国際映画

    リドリー・スコットがアメリカ映画を退廃させた? 荻野洋一の『ゲティ家の身代金』評
    koyhoge
    koyhoge 2018/06/06
    「てっきりこの男が本領を発揮して犯人グループを一網打尽、(略)母親のハートまで奪ってみせてハッピーエンドを迎えると想像するのがスジだろう。」そんなご都合主義なクソ映画見たくないわー
  • 映画館のWeb予約システムは“エンタメ”となるか? 立川シネマシティの施策

    東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第16回は“Web予約でエンタメできるか?”というテーマで。 『ガールズ&パンツァー劇場版』で日各地の音響の優れた映画館を回っては音響を監修され、映画興行の新たな地平を切り拓いた岩浪音響監督がまたも各地を尋ね、特別音響で上映するという新しい試みが話題のSFアニメーション『BLAME!』の上映が始まりました。 『シドニアの騎士』の二瓶勉が原作で、劇場公開初日からNetflixでの配信も開始されているという、今世界的に増えつつあるスタイルの公開でもあります。 Netflixの会員ならば映画館に行かずとも自宅で観られ、それどころか日付が変わったと同時に、劇場の初日朝イチ回よりも早く観られるわけです。良い時代になりました。しかしこれは映画館とし

    映画館のWeb予約システムは“エンタメ”となるか? 立川シネマシティの施策
    koyhoge
    koyhoge 2017/05/24
    映画館は世間の逆風を嘆く前にしなければならないことが山ほどあるという立川シネマシティの主張。映画ファンの目線を常に考える姿勢。
  • 『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察

    第90回『キネマ旬報』ベストテンが1月10日に発表された。2016年の日映画ベストワンには『この世界の片隅に』(16年)が選出され、監督賞には同作を監督した片渕須直が選ばれた。ベスト2位に選出された『シン・ゴジラ』(16年)の庵野秀明監督は脚賞を受賞。片淵監督は『魔女の宅急便』(89年)で演出補を務め、庵野監督は『風の谷のナウシカ』(84年)の原画担当からプロとしてのキャリアをスタートさせたことで知られているが、奇しくも宮﨑駿と縁深い監督たちが、監督賞・脚賞を受賞したことになる。 さて、脚賞を受賞した『シン・ゴジラ』だが、昨年末に発売された製作資料集『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』(株式会社カラー)に脚が収録されたことで、活字で目にすることができるようになった。しかも、この大冊には関連の図版、関係者インタビューはもとより、複数の初期プロットから、準備稿、決定稿、完成した映画から

    『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察
    koyhoge
    koyhoge 2017/02/02
    我々は完成品を観てからこの文を読んでいるから色々思えるのであって、手探りで方向を探っている時期は本当に大変だったのだろうなと想像できる。
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