アメリカの経済誌「フォーブス」が、2013年に世界で死刑が執行された数を国ごとにまとめた地図を発表した。中国が2400人と他国を圧倒している。日本は8人だった。なお、地図には描かれていないが、北朝鮮ではナンバー2だった張成沢氏が処刑されており、ゼロではない。 この地図はアムネスティの統計を元に作られたが、中国は情報公開制度が整っておらず、データはない。中国の人権問題に取り組むNPO「The Dui Hua Foundation」の調査が元になっている。
米オクラホマ州で4月29日、州当局が薬物注射による死刑執行に失敗した。AP通信などが伝えた。死刑囚はその後、心臓発作で死亡したが、同じ日に予定されていた別の執行は延期された。 米国では、複数の薬物を投与しての死刑執行が一般的。しかし、死刑に反対する欧州に拠点を置く製薬会社が提供を拒んでいるなどの理由から、薬物の入手が困難になっている。29日の執行も、こうした理由から同州では初めてとなる薬物の組み合わせが使われていた。同州知事は失敗の理由の調査を命じており、結論次第では他州の執行にも影響する可能性がある。 AP通信によると、死刑囚は最初の薬物が投与された約10分後に意識を失ったと宣告されたが、その約3分後に息が荒くなり、体を動かして頭を上げようとし、声も出したという。州は注入に問題があると判断して執行を中止したが、死刑囚はその後死亡。執行開始から約40分たっていたという。(デモイン=中井大助
米カリフォルニア(California)州サン・クエンティン刑務所(San Quentin Prison)の死刑囚の待機房(撮影日不明、2005年12月13日提供)。(c)AFP/CALIFORNIA DEPARTMENT OF CORRECTIONS 【10月26日 AFP】黙り込む者もいれば、優雅な最後の言葉を演説してみせる者もあり、絶望的に無実を訴える者や、残される家族に対して謝罪する者もいる――死刑執行の瞬間、死刑囚の反応はさまざまだ。 米国における死刑執行にあたっての慣習として、死刑囚は多くの言葉を残してきた。13年間にわたってテキサス(Texa)州の刑務所で95人に死刑執行に立ち会ってきたキャロル・ピケット(Carroll Pickett)牧師は、「ほとんどの者は家族への言葉を残す。無実を訴える者もいた。長い演説を用意しておいて、何も言わずじまいだった者もいる」と話す。 テキサ
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